蕎麦屋での立ち話 |     みやこわすれの料理・つれづれ記

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   お盆の日曜日、例によって祐天寺の蕎麦屋 「月心」 へ、いつもより早めに


行きましたが、何とオープン前の店先に先客が待っていました。



いつも開店15分前から行くので、一番乗りで唯一ある4人席を陣取るのですが


今日は、ご婦人が1人立ってみえました。


私が後ろに並ぶと、声をかけられ、車から降りるのをご覧になっていたのか


「どちらから?」 と問われるので、答えると 「まぁ遠いのに!私は5,6分です


けど・・・」 と微笑まれました。


  

  私が 「いろいろ食べ歩きましたが、月心のお蕎麦が一番美味しいです」 と


言うと月心のオーナのことを聞かれ、「 前に D の店長の時から通ってましたが、


こちらをオープンしてから追っかけて通ってます。


D はズルズルとまずい蕎麦を出すようになってきました」 と話しました。


  

  そこへ連れの3人の男の方が見え、千葉や埼玉からだそうで 「蕎麦屋で


同窓会か!」 と言われていました。



  ご婦人が 「こちらの店は、いろいろ食べ歩かれて一番美味しいそうですよ」


言われると 「それは千葉から出てきた甲斐がある」 と言われ、入口のお品


書き見て 「いろいろ料理も充実して美味しそうだ」 と写真を撮ってみえました。


 

  店へ入ると、いつもの4人席に陣取られ、ビール2杯と焼味噌、イカの塩辛、


だし巻卵等を頼まれているようでした。


  

  うちは、暑い日だったので蕎麦前は取らずに、シンプルに私がいつもの


”すだちそば”、1人が”冷やかけの田舎そば”、2人が”せいろ”を頼みました。


私達は、お酒をたしなまないので、お蕎麦を頂くとサッサと帰ります。


帰る時、先の御婦人が立ち上がられて挨拶されました。



東京で人と話すことはまれですが、祐天寺ではあるのですね。


・・・・ 上品な方でした。 きっと彼女は皆のマドンナだったことでしょう。