みやこわすれの料理・つれづれ記

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   大江戸骨董市 ( 有楽町 国際フォーラム ) を一人であちこち見歩いていたら、今まで見たこと

 

がなかったブースで、ふと それは 綺麗なブルーの地に小鳥の絵柄の七宝の円筒型 の品が

 

目にとまり、店主に 「 これ、いくら? 」 と尋ねると、すかさず 「 7万円です。」 と言われ、

 

「 やっぱりね ・・・ 」 と すぐ諦めました。

 

私が 「 七宝ですよね。」 と言うと 「 有線七宝です。」 と言うので、「 無線七宝じゃなくてね。」 と 

 

相槌を打ちました。

 

 

   同じブースに、小さな正方形のフランスのジュエリーボックスで、薄いブルーのガラスが5面に入った

 

ものを見つけ、手に取ると 「 目が肥えてますね。 」 と 声を掛けられました。

          

何でもナポレオンの時代の1800年代の、今から150年前のもので高貴な方が使っていたとか ・・・・。

 

 

   縄文や弥生土器が紀元前近くのものだと考えると、ブロカントの歴史は浅いものだと

 

思いました。

 

 

それにジュエリーボックスは1つ持っていて、リングを入れて使っているので、諦めようとしましたが、

 

2度3度いつの間にか足を向けてしまい、手持ちの新しいジュエリーボックスよりクラシックな美しさに

 

惹かれ、求めてしまいました。

          

店主が 「 これ!と 思うものばかり目にとめていただいて、嬉しいです。」 と 言いました。

 

 

   家に帰って私の寝室のささやかなコレクションの中に置いてみたら、ブルー一色になりました。

 

やはり、私はブルーが好きなようで、ついついブルーが集まってきます。

 

夜遅く、買ったジュエリーボックスをそっと手に取ると、やはり静かな品のあるものだと納得します。

          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   11月18日の日曜日は、有楽町国際フォーラムの広場で月2回催される大江戸骨董市に

 

朝から出掛けました。

 

実は3日前から風邪を引いていて微熱があったのですが、家でくすぶっているより

 

気分転換になるかな ? と思った次第です。

 

 

大阪の t o r i p i e (トリピエ)さん という女性古物商の質の高い品物を見たくもありました。

 

 

   わざわざ行くので、『 逆 光 』 さんが以前 「 美味しそうですネ!」 と言っていた ” 焼豚と甘栗と

 

干し椎茸のおこわ ” を 留守宅用の一緒に炊く準備をしてましたが、風邪の為より簡単な

 

” あさりご飯 ” を 作ることにしました。

 

4合の米であさり缶6個も使い、水を1滴も入れずあさりの缶汁だけとたっぷりの生姜汁 ・ ほんの少しの

 

塩 ・ 3,4滴の醤油で味付けます。

 

米の上にスライスした生椎茸を散らし、その上にたっぷりのあさりをのせて炊きます。

 

炊き上がったら、万能ネギのみじん切りをトッピングします。

 

以前いろんな人に差し上げて 「 あさりの出汁が濃厚で、めちゃめちゃ美味しい!」 と いつも

 

大好評な ” あさりご飯 ” です。

 

 

 

   さて、大江戸骨董市に着き、まず 『 書 肆 逆 光 』 の S さんに先日の鎌倉での展示のことなどを

 

聞き、「 あさりご飯作ってきたの。」 と手渡すと 「 いいの? 遠慮なく頂きます。」 と 受け取ってくれ

 

ました。

 

その後 『 古美術 うまのほね 』 の K さんを探し、「 あさりご飯食べる?」 と聞くと笑顔で受け取り、

 

「 嬉しいです。 」 と。

 

それからトリピエさんを探して 「 あさりご飯炊いたからお昼に食べて! 」 と 言うと 「うわー、嬉しい

 

です。」 と受け取ってくれました。

 

あとは仕入れに行った息子にあさりご飯を手渡しました。

 

 

   『 F U C H I S O (ふうちそう) 』 さんに会ったので、挨拶したり彼女の飼い猫の話を聞いてたら、

 

突然彼女が 「 すごく温かそうなの着てる!」 と 私に言いました。

 

甘さを抑えたピンクのニットワンピースに半透明のガラスのペンダントとダウンの部分が薄い

 

茶と淡いパープルが混じった軽いコートを着ていました。

 

 

その後また 『 トリピエ 』 さんのブースに行くと、「 もう全部食べちゃいました! すっごく

 

美味しかったです。」 言うので、あさりの出汁だけで炊いてあり、水は一滴も入れてないと話すと

 

「 そいうことか、美味しいのは ・・・ 」 と 納得した様子でした。

 

 

さしずめ、あさりご飯の差し入れに行った感じになりました。

   今日11月17日は、黒ラブ 飛鳥(あすか) が我が家へ来てから3年目になる日です。

 

偶然、父の命日に当たり、「 飛鳥が縁あって我が家へ来たんだな ・・・ 」 と 深い感慨を覚えます。

 

 

   3年前の今日、私が待ち構えていると、長男の運転で次男に抱かれた飛鳥は大きな目 目 

 

私をまっすぐ見ていたのを昨日のことのように思い出します。

 

初めからうちの一員であったかのようでした ・ ・ ・ 。

 

  

   3カ月の頃から飛鳥は、じゃじゃ馬 ぶりを発揮!!

 

スキを狙ってすぐ3階まで階段を上るたび DASH!DASH!DASH! に大騒ぎ。

 

 

   

   それから1年目の青梅 誤飲事件 ・ 代官山の病院での避妊手術の失敗 ・ ・ ・ と全く罪のない

 

飛鳥に可愛そうな目に随分合わせてしまいました。

 

特に代官山の動物病院では事前の説明では 「 簡単な手術で痛い処置はしません。 10日で完全に

 

快復し普段通りの散歩ができます。」 と いう楽観的な説明でした。

 

「 40分位の手術で、終わったらすぐお電話します。」 ということだったのに3時間経っても電話がなく、

 

父の時の血液ミスを思い出し、嫌な予感がしました。

 

飛鳥を迎えに行ったら、飛鳥が涙を流してました。

 

 

その夜、全く身体を横にしようとしないので、主治医に電話すると 「 痛い処置は一切してません。」 と

 

痛み止めの薬も処方してくれず、一晩飛鳥は震えて座ったままで、家族皆一緒に見守りました。

 

翌朝 病院へ電話すると、部長先生が 「 内臓を2つも取ったのだから2,3日は痛いに決まってます。

 

昨夜横にならなかったのは痛くて横になれなかったのでしょう。 」 と 全く見解が違いました。

 

普段少しもじっとしていない飛鳥が手術後からゲージにぐったりしていて、それは痛々しかったです。

 

 

 

   病院を 「 赤坂動物病院 」 に変えたら、「 うちでは手術前から痛み止めの薬を投与します。

 

何で痛み止めの薬を出さないのかしら? 」 と 不思議そうでした。

 

こうして飛鳥はゲージでぐったりすること1ヶ月、散歩も1ヶ月できず、完治に1ヶ月もかかり、それは

 

可哀そうでした ・ ・ ・ ・ ・ 。

 

   

   

   最近はこの夏の猛暑でも、毎朝息子達と往復1時間の代々木公園へ通い、ドックランや芝生の

 

広場でロングリードでボールを追って走り回ったり、元気そのものです。 もみじもみじもみじ しっぽフリフリ もみじもみじもみじ

 

息子達の方が連日筋肉痛が治らなかったり、散歩の後 『 そらんじ 』 に行っても1時間はものに

 

ならないほどの消耗度だそうです。

 

 

   散歩後の飛鳥は、フードとささみを食べると決まって庭先に横になって、草や風、蝉や虫の音に耳を

 

傾けながら昼寝 ぐぅぐぅ するのが日課になりました。 

 

 

3年で25キロと成長した飛鳥 ・ ・ ・ ・。 

 

どうぞこれからは何事もなく元気で健やかに過ごせますように ・ ・ ・ ・

 

お父さん、見守っていてあげてくださいね。 キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ 流れ星 キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

   この秋作って大好評だった 焼豚と甘栗と干し椎茸のおこわ です。

 

市販の焼豚(100g 300円ぐらいです)と甘栗を使って、簡単に中華おこわが出来上がります。

 

うちは毎日家族4人+飛鳥で、2合のご飯を食べ切れないのですが、このおこわを3合炊いたら

 

皆 「 めちゃめちゃ美味しい~! 」 とお代わりし、3合をあっという間に平らげてしまいました。

 

もち米を使ったおこわは全く難しくありません。  ぜひ作ってみてくださいネ。

 

< 材料 >

 

   A   もち米   2合

 

       米     1合

 

       干し椎茸   6個

 

       焼豚(市販)  300g (できたら赤身の部位)

 

       むき甘栗    160g (2袋)

 

   B

       

       醤油 ・ オイスターソース   各 大さじ1

 

       ごま油         大さじ 1/2

 

       砂糖 ・ 鶏ガラスープの素   各 小さじ1

 

       塩            小さじ1/2

 

 < 作り方 >

 

 ① 干し椎茸はもどす。 できれば冷蔵庫で一晩戻すとふっくらしておいしいです。

 

    かたい石づきを除き、8等分する。

 

 ② A を合わせて 研ぎ、ザルに上げ30分ほどおく。

 

 ③ 焼豚は大きく 1,5cm に角切りにする。

 

 ④ 炊飯器の内がまに②とBを入れてから 水を目盛まで入れる。

 

 ⑤ 上にまず干し椎茸をまんべんなく散らし、その上に焼豚 ・ 甘栗を広げ、普通に炊く。

 

   炊き上がったらざっくりまぜる。

 

 

 

 

   青山通りにある息子の店 『 A n t i q u e s そ ら ん じ 』(古物と器の店)が、早や2年目を

 

迎えました。

 

きのう久しぶりに前のブログを見ていたら、オープン前のバタバタやオープン時の様子など ・ ・ ・

 

懐かしく思い返し、再びブログを書いてみたくなりました。 何と1年ぶりのブログです。

 

 

  

   今年の9月3日には、『 O U T B O U N D 』の 小林さん や 『 サンドリーズ 』 の T さん、

 

『 書肆逆光 』 の S さん、デザイナー/『 古美術うまのほね 』 の K さん、金工作家の秋野ちひろさん、

 

『 ギャラリー S U 』 の Y さん が集まって下さり、1周年記念の食事会を近くのイタリアンで催しました。

 

よくぞお忙しい中集まって下さったという個性的な面々で、何だか夢にまで出てきそうでした。(笑)

 

 

  食事の後、皆で『 そらんじ 』 に帰り、それぞれ談笑したり、買い物したり楽しく過ごしました。

 

姫路の 「 枯白 ( Koku ) 」 が制作した 鉄と牛皮と紫檀を使ったソファーベンチが 「 すごく座り心地が

 

いい。」 と 評判でした。

 

昨年の11月に息子がはるばる姫路まで日帰りして発注したベンチです。

 

  

 

   2年目の 『 そらんじ 』 は 古物や現代作家の器のみならず、綺麗な国内外のガラスの花器や

 

グラス、はたまた可愛い小物も揃い、楽しい品揃いになっています。

 

私から見ても、より魅力的な店になりました。

 

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

 

 

   この1年、私も息子のお蔭でいろんな若い古物商の方々、ギャラリーのオーナー、作家さんなど

 

いろんな方々とお知り合いになり、刺激を受けたり、世界が広がりました。

 

幸せなことです。

  『 はいいろオオカミ+西別府商店 』 の西別府さんが、長野の上田の山奥の高い木から、

 

杣人(そまびと きこり)の協力を得てヤドリギを大量に採ってきたのを、少し分けて頂きに行きました。

 

 

  前回、『 はいいろオオカミ 』 の佐藤さんと西別府さんの2人で、上田までヤドリギを採ってきたのを

 

お店で見て、初めて見た ヤドリギの生命力 に感動し、レモンイエローの神秘的な実に強く惹かれました。

 

 

   先日、六本木ヒルズの催事で別の花屋がヤドリギの大束を4万円で売っていたのを佐藤さんに

 

伝えると、 「 うちは安いですよ。 一番大束で高くても2万5千円ぐらいですよビックリマーク」 と いう事でした。

 

 

今回西別府さんに私の寝室の壁飾りにヤドリギの小さなスワッグを作ってもらいました。

          

8本あるのに 「 2千円です。 」 という嬉しい安さ!!

 

『 ピボワンヌ 』 の郁美さんも 「 ヤドリギは高いですよ!」 と 言っていたのに ・・・・

 

ヤドリギの実はレモンイエロー ・ オレンジ ・ 赤 と3色ありますが、私は透明感のあるレモンイエロー

 

選びました。

 

あえてシンプルに ヤドリギだけのスワッグ にしました。

 

フランスでは幸運を呼ぶ木として、玄関に飾ったヤドリギをくぐると縁起が良いらしいですよ。

 

          

   息子に早速、寝室の壁にピンを打ってスワッグを飾ってもらいました。

 

レモンイエローのヤドリギの実を眺めていると、何かとても良いことが起こりそうな小さな喜びを

 

感じます。 音譜音譜音譜おねがい音譜音譜音譜

 

毎晩そして毎朝、この小さなヤドリギのスワッグを眺める愉しみができました。  キラキラキラキラキラキラ

   9月16日、次男の10年来の夢であった ” 古物と器の店 ”  『 そらんじ 』 が ついに

 

オープンしました。

 

11時オープンと同時にタクシーが止まり、中からフランスの熟年夫人が店にみえました。

 

何でも自国でギャラリーを持ってみえるとかで、今回4日間日本にいらしたとか ・・・・。

 

『 白日 』 のインスタグラムで 『 そらんじ 』 の店の様子を見て、いらしたとか ・・・・

 

あんなに得意だった英語は長年ご無沙汰で、すっかり忘れてしまい、彼女の簡単な英語に答えるのに

 

あたふたしました。

 

情けなくて、基礎英語を勉強しなければ ・・・・ と 肝に命じました。

 

彼女は 「 店内の和紙張りが素晴らしい !!」 と 写真を撮るのに忙しかったです。

 

そして、漆桶を作る前の筒と、カセた盆の2つをお買い上げになりました。

 

そして常滑の壺をお買いになりたかったのですが、店がまだカードを使えないので、諦めて

 

「 明日も店は開いてますか ? 」 と 聞いて帰られました。

 

 

   その後も次々とお客様が来られ、初日から好調でした。

 

やはり 『 白日 』 のインスタグラムを見て来店されたカップルが2組みえて、日高伸治さんの

 

私も使っている緑釉の八角形の中皿を2個買われました。

 

 

   その後、『 はいいろオオカミ 』 のインスタグラムを見て来店されたお客が2人、その後も次々と

 

来店されました。

 

若い女性客も多かったです。

 

皆さん、店内の和紙貼りが綺麗だと足を止め、楽しんでいかれました。

 

 

石黒剛一郎さん や 吉村安治さん の器が人気がありました。

 

そして、私も大好きで才能を高く買っている福岡の 吉田崇昭さん の見事な丸文小壺を買われて

 

いかれた方も ・・・・・。

 

「 祖父がこれと似たものを持っていたのです。」 と 笑顔で言われていました。

 

値札を見て、私は思わず 「 安っ ! 」 と 小さくつぶやいてしまいました。 (笑)

 

吉田崇昭さんは初期伊万里を勉強されていて、絵付けも上手く、素晴らしいのです。

 

これが初期伊万里だったら、0がもっと付くだろう ・・・ と いつも感心しきりです。

 

 

   青山の 『 鮨くどう 』 からとても立派な胡蝶蘭のお花が届いて、良きせぬプレゼントにとても

 

嬉しく思いました。  ご主人のお人柄が偲ばれました。

 

土地を斡旋してくれたYさんから立派なお花を始め、三重の友人からも可愛いブリザーブドフラワー、

 

作家さん2人からや知り合いの方々から全部で10人の方からお花が届きました。

 

皆さん、店内の2つのベンチに座られたり、じつにゆったりと楽しんでいかれました。

 

座ってゆっくりと器を選んでもらいたい ・・・・ というのが次男の希望でもありました。

息子の ” 古物と器の店 ” 『 そらんじ 』  が ついに9月16日にオープンしました。

 

 

前日の15日の昼まで、10人の職人さんが最後の仕上げにそれぞれの受け持ちで奮闘するという

 

まるで戦争のような現場でしたが、昼前に正式な引き渡しをしました。

 

 

   さぁ、それからが大変。

 

ギリギリの半日で翌日のオープン準備をせねばなりません。

 

3、4日前から現代作家さん達の作品がぞくぞく段ボールで到着しました。

 

息子は半徹夜状態で段ボールの中から器を取り出し、それぞれの値付けと検品に必死でした。

 

 

   15日の昼頃、『 書肆 逆光 』 の S さん と、真鍮作家の秋野ちひろさんが手伝いに

 

駆けつけてくれました。

 

S さんは自分のお店を休んで、ちひろさんは はるばる埼玉から ・・・・・ 。

 

 

   私は奥渋の  『camelback 』 の寿司屋の玉子サンドを7個取りに行き、店に急ぎました。

 

店の近くのコンビニでコーヒーを買いに行ったのですが、行きも帰りも道に迷い、コンビニでは

 

若い客の一人に 「 コーヒーを飲まないので、普通どのコーヒーを飲むんですか?」 と聞く始末 (笑)

 

ご親切にノンシュガーのコーヒーとカプチーノを教えてくれました。

 

 

S さんもちひろさんも 寿司屋の玉子サンドを 「お・い・し・い! パンも吟味されてる 」 と 喜んで

 

くれました。

 

 

   さて、開けてない段ボールから2人が現代作家の作品をとりあえず全部出すことになりました。

 

ところが2人とも 「 いいねぇ! 」 「 これもステキ! 」 と 一つ一つに感動してくれるので、

 

賑やかなこと!

 

私も持ってきた紫芋の羽二重餅や冷たいお茶を出したりして、賑やかに過ごしました。

 

 

もう一人デザイナーの K さんがやはり助っ人に来て下さるので、ご挨拶してから ・・・ と 待って

 

ましたが遅くなってきたので、4時には帰宅しました。

 

 

   私がとても疲れて食欲がなく、アリナミンを飲み、一日待っていた飛鳥と対面し、カボチャの

 

冷製スープと少しのご飯を ” まつのはこんぶ ” で湯漬けしました。

 

疲れ切って、次男が返った10時半まで横になってました。

 

 

   帰宅した次男の話では 「 あの後、S さんとちひろさんが 懸命に作家物の値札を全部付けて

 

くれて何とか明日のオープンに間に合った! 」 と喜んでいました。

 

 

次男いわく、「 お二人がいなかったら、到底オープンに間に合わなかった ・・・・ 。 」 と。

 

私もそう思います。

 

お二人にお礼のメールを送ると、 ちひろさんから 「 沢山の素晴らしいもの達を見せて頂き、本当に

 

心から楽しかったです。 欲しいものがあり過ぎました。 興奮し過ぎました。」 と あり、

 

 

S さんからは 「 こちらこそ、素晴らしいお店の手伝いに立ち会えて、貴重な経験を致しました。

 

物のセレクトに目が利いていて、しかも居心地がいい店というものは、なかなか無いと思います。

 

これから色々な人達の口の端に上る店になるでしょう。 」 と ありました。

   息子の店に ” 和紙貼り ” を 見に行きました。

 

店の内装に息子がこだわったヒマラヤですいた和紙 (ヒマラヤですいても和紙というんですね!) を

 

350枚、天井 ・ 壁一面 ・ カウンター ・ 家具 に 職人さん達が見事な手さばきで、1枚1枚貼って

 

いきます。

 

無機質に見えた店内が一気に柔らかないい雰囲気になりました。

 

「 和紙貼りの作業を見られるのは貴重な体験だから ・・・・ 」 という息子の勧めでした。

 

職人さん達に心ばかりの差し入れをして、話が伺えました。

 

「 時間が経過すると、柿渋色が日の当たる方からグラデーションになって出てきます 」 との事でした。

 

今でもステキなのに、更に想像が膨らみます。

 

どこにもない素敵な空間になりました。

 

お近くにお出での際は、ぜひ見に来て下さいな。

 

ホームページはこちら 右矢印 http://soranji.com/

 

   息子の店 『  そ ら ん じ  』 の開店2週間前に、私はついに一昨日の晩から微熱を出して

 

ダウンしてしまいました。

 

平熱が35℃もない私には、とっても熱っぽく、つらさでした。

 

 

だいたいが9月1日のオープン予定が、もろもろの事情や職人さん達のお盆休み等で、ようやく工事を

 

開始したのは8月17日という遅さでした。

 

 

しかも、設計 ・ 施工をお願いした 『 はいいろオオカミ 』 の S さんが この10日間、展示販売

 

の為、大阪のデパートに7日間、その後 和歌山での展示 と東京を離れていました。

 

 

それで、 果たして工事は無事に終わるのかしら?  という不安にいつもさいなまされていました。

 

S さんの代わりに次男が毎日のように朝から現場につめているので、疲労感もありありとしていて

 

親としてはとても心配でした。

 

そうしたもろもろの心労が重なったのでしょう。

 

皆さんが身体を気遣って下さったのに、オープン前に体調を崩してしまいました。

 

  

 

   ところで、店 『  そ ら ん じ  』  は次男のこだわりで大きな木枠を組んだガラスの引き戸に

 

なりました。

 

ベテランの年配の大工さんが 「 最近、木で大きな引き戸という仕事は珍しいです 」 と言ってました。

 

 

更に次男の当初からのこだわりで、店内にネパールで漉いた和紙 ( 現地ですいても和紙と言うそう

 

です 笑)  を貼るということになり、出来上がりが楽しみです。

 

 

Sさんも 「 7日から始まる紙貼りが一番のハイライトです。 今までの全ての工程は その為の工夫

 

ですので まだ化けますよ !  僕も楽しみです 」  と 言ってました。

 

 

   息子は 銀座 ・ 京橋 ・ 青山の骨董通りの店とは一線を画した、新しい ” 器と古物の店 ” を 

 

「 青山の地で ・・・・・ と 」 ねらっています。

 

敷居が高くない、入りやすいお店です。

 

どうぞ、気軽にぶらっと遊びにきて下さいネ!!