26日に2020年のドラフト会議が開催され、我らが阪神タイガースは9選手との交渉権を獲得しました！
（敬称略）
1巡目 佐藤輝明（内・外野手/近畿大学）
2巡目 伊藤将司（投手/JR東日本）
3巡目 佐藤蓮（投手/上武大学）
4巡目 榮枝裕貴（捕手/立命館大学）
5巡目 村上頌樹（投手/東洋大学）
6巡目 中野拓夢（内野手/三菱自動車岡崎）
7巡目 高寺望夢（内野手/上田西高校）
8巡目 石井大智（投手/高知ファイティングドッグス）
育成1巡目 岩田将貴（投手/九州産業大学）
1巡目の佐藤輝選手は今年のドラフトの目玉選手の一人。
阪神のほか、巨人、ソフトバンク、オリックスが指名し、4球団の競合となりました。
この4球団はドラフトのクジ運がお世辞にもいいとは言えず（笑）、どこが引くのかな～と思っていたのですが、まさかの阪神(^^;)
久しぶりにドラフトで飛び上がりました。
なんといっても大きな魅力は長打力。
久しぶりにスケールの大きな選手に巡り合えたと思います。
大学の先輩である糸井選手や、SBの柳田選手のように育ってくれればうれしいですね。
甲子園で左打者は不利と言われていますが、かつて金本氏が40本打ったように左打者でもHRを量産できる可能性は十分あります。
スカイAで解説を務めていた西尾氏が「即戦力と期待しないほうがいいかもしれない」と言っていたので来年すぐに頭角を現すかはわかりませんが、近い将来大山選手とともにクリーンアップを形成してくれるものと期待します。
2巡目指名の伊藤選手は即戦力左腕との呼び声が高いとのこと。
もしかしたら佐藤輝選手より先に1軍に出てくるかもしれませんね。
先発左腕は間違いなく補強ポイント（しかも緊急度は高め）であったので、早川選手を諦めた以上、2位で獲得に向かうのは当然の戦略でしょう。
3巡目の佐藤蓮選手は最速155kmのストレートが魅力の馬力のある選手のようですね。
かつてJFKの一角として名を馳せた久保田氏っぽいとのこと。
ケガの影響で4年生になるまで投げられなかったそうですが、持ってるポテンシャルは大きそうです。
先発として育てるのかリリーフとして育てるのか気になりますね。
4巡目の栄枝選手は強肩の捕手。
阪神の捕手の年齢構成でちょうどぽっかり抜けている世代なので、ピンポイントの指名ですね。
打撃がどうなのかわかりませんが、リーグ戦では4割以上のアベレージを残しているそうなので、そちらも期待したいですね。
5巡目の村上選手は最近の阪神の指名傾向では珍しく、制球で勝負するタイプとのこと。
在籍選手では、西勇選手や秋山選手ですかね。
怪我がなければこの順位では取れてないというほどの逸材らしいです。
2巡目の伊藤選手とともに、来年のローテーションに食い込む可能性は十分あると思います。
6巡目の中野選手は社会人屈指の内野手とのこと。
二遊間を守れる好打の内野手ということで、阪神の補強ポイントにも合致しています。
やはりエラーが気になるチーム事情ということで、中野選手が守備でアピールできればどこかに食い込むチャンスはあるかもしれません。
7巡目の高寺選手は今回のドラフトでは唯一の高校生の指名となりました。
8月の合同練習会でスカウトの目に留まり、今回の指名となったようです。
遊撃は木浪選手を筆頭に今年は小幡選手が頭角を現し、去年は遠藤選手も指名しています。
木浪選手はともかく、高卒の小幡・遠藤両s年主のいい刺激になればいいと思います。
8巡目の石井選手は独立リーグからの指名となりました。
高専卒からの独立リーグという異色の経歴の持ち主。
持っているポテンシャルは高そうです。
すぐに出てこられるかはわかりませんが、数年後の1軍定着が期待されます。
育成1巡目の岩田選手は左のアンダーハンドというかなり珍しい投球をする選手だそうです。
サイドは結構いますが、アンダーとなるといないんじゃないかな？
まずは支配下登録が目標になりますが、焦らず頑張ってほしいと思います。
ジェフのような変則投法の剛腕になってほしいなぁ。
昨年は高校生中心のドラフトでしたが、今年は一転して大学社会人中心の即戦力を重視した指名となりました。
補強ポイントを的確に指名できたということで、いいドラフトとなったのではないでしょうか。
これから獲得交渉になりますが、今回指名された選手が全員入団してくれて、将来の阪神を背負う選手に成長していってほしいですね。
期待しています！