シーズンが佳境となる中、26日にドラフト会議が開催されます。
今年は新型コロナウィルスの影響で特殊なシーズンとなったため、異例のシーズン中での開催となりました。
これにより、色々と面白い駆け引きがあるかもとのこと。
詳しくは、下記の動画をご覧ください。
さて、我が阪神タイガースはどのような指名となるのでしょうか?
昨年は5位までを甲子園を沸かせた高校生で固め、個人的には近年最高のドラフトであったと感じています。
井上選手が高卒ルーキーで最初に1軍デビューを果たし、初安打初打点を記録するなど、順調に成長しているようですが、定着にはまだまだ早い印象。
ヤクルトの村上選手は2年目から大爆発しましたが、かなりまれなケースですよね。
巨人の岡本選手のように、3~4年目で頭角を現してくれば十分だと思います。
話は戻って、現在の阪神の戦いを個人的に分析すると、固定しきれていない外野(ライト)、セカンド、左腕の先発投手あたりが補強ポイントになると感じます。
ライトは糸井選手がいますが、来年40歳でフル稼働は難しい状況。
陽川選手や中谷選手、高山選手あたりが定着してくれればよいのですが、残念ながらイマイチピリッとしません(陽川選手は可能性あるかもですが)。
将来的には井上選手に期待したいですが、すぐに出てくるのを期待するのはあまり得策ではないでしょう。
セカンドは糸原選手が、「2番・セカンド」でいい仕事をしてくれるので、現状問題ないように見えますが、今年は糸原選手が怪我とコロナで2回離脱し、その穴を埋めるのに苦労しています。
植田選手も成長しましたが、もう少し打撃を磨かないとレギュラーは厳しいかな。
足は魅力なので、かつて巨人に在籍した鈴木氏のような走塁のスペシャリストとしての道で活路を見出すのはアリかもしれません。
将来的に小幡選手と遠藤選手で二遊間を固められると素晴らしいですが、小幡選手はともかく遠藤選手はまだ数年かかるかなと。
先発投手陣は西勇選手・青柳選手・高橋選手・秋山選手あたりが中心となるでしょう。
藤浪選手を先発にという話もありますが、私はこのまま中継ぎ、もしくはクローザーとして定着するほうがチームのためになると思っています。
クローザーはスアレス選手がいますが、いずれ自前で調達すべきだと思っています。
藤浪選手は複雑なチーム事情から中継ぎに配置されましたが、これが幸いしているようです。
先日チーム最速となる162kmをたたき出し、これを楽しみにしているファンがいるのも事実。
短いイニングを全力で投げるというのが、藤浪選手には合っているのではないでしょうか(大阪桐蔭の西谷監督もクローザー向きと評していたような?)。
スアレス選手とともに160kmコンビが爆誕となれば、他チームは脅威だと思いますよ。
話がそれましたが、左腕の先発投手が現状高橋選手だけということもあり、その高橋選手もシーズン通して投げ切ることは難しそう(ここ数試合明らかにパフォーマンスが悪い)。
岩貞選手は先発に戻ると思いますが、それでも足りないですね。
右投手は才木選手、浜地選手が来年期待したいところで、その後には西純選手もいます。
もしかしたら、来年あたりはローテに入ってくるかもしれませんね。
それを踏まえて、1位候補を上げてみましょう。
・佐藤輝明内野手(近畿大学)
・牧秀悟内野手(中央大学)
・早川隆久投手(早稲田大学)
結局、注目される名前となりました。
やはり、地元の選手である佐藤選手が最有力候補となるでしょう。
この3選手は1巡目で確実に消えるので、誰かひとり取れれば大成功ではないでしょうか。
もしこの3選手の誰かを指名できれば、2位以下は高校生指名に向いてほしいです。
地元関西だけでも、中森選手・来田選手(明石商業)、関本選手・小深田選手(履正社)、西野選手(大阪桐蔭)と面白そうな選手がいます。
西野選手あたりは、埼玉西武が好きそうな選手ですね。
今年は例年以上に高度な情報戦が展開されると予想されます。
FAの動向も読めないですしね。
我が阪神がどのような戦略を見せるのか、とても楽しみです。