オヤジ二度泣き!ゴジラが生まれて70年で30作目!! | 酔いどれスナフキンのブログ

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公開が発表されてから凄く気になってました。

なので初日の一番に観賞。
ゴジラ−1.0

おっちゃん以外にも横浜ジロさん、菊名の兄さんも初日に観賞しており、羽田のアニキ、ピンクのご主人(奥さまがピンク好き)、粉番長と予定者も続いており年代的にも期待作♪

庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』の後を継ぎ、日本のVFX映画では外すことの出来ない山崎貴監督作品でございます。

『シン・ゴジラ』の後じゃやりにくかったろうね~。
実はあと数日でシニア割で観れるのですが、待ちきれませんでした。

羽田のアニキにそのこと話したら『酔いどれちゃん、我慢は身体に毒だよ』と言われたのもあって行きましたよ。

そのマイナス・ワン・ゴジラ、観賞前に気になったのは、ゴジラの登場シーンと、どうやって退治されるのかってところ。
神木隆之介演じる敷島が大豆島で身長15メートルほどの小ゴジラに遭遇し、その数年後、核実験の影響でより巨大化したゴジラが日本を襲うというもの。

このゴジラの設定身長は50メートルだそうで、昨今の100メーターゴジラより違和感が無いです。

戦後、帰国し家族が戦死したと知る敷島と典子(浜辺美波)はゴジラ銀座登場以前に終戦直後で混乱する東京で出会っており、戦争で両親を無くした典子が浮浪児の明子(赤ん坊)とともに敷島家に居候します。。

戦後数年、多くの人の努力により復興仕掛けた銀座を怪物によって破壊されます。
最新のVFX技術で作られた戦後の銀座の街並みと大怪獣は実写と見紛うかなであります。

特に逃げ惑う人間と巨大な生物ゴジラとの対比のシーンは迫力ありました。

しかも、おっちゃんにしては珍しくIMAXで観ちゃぅたもんだから、ゴジラが登場するごとにそのリアルな巨大さにニヤリとしてしまいました。
新しい表現として、熱線を吐くときに今までは光るだけだった背ビレが一旦持ち上がり撃鉄のような役割りをしてる山崎ゴジラ。

1954年に初めて『ゴジラ』が公開されて、時代背景としては初代とかぶってるのでオマージュを感じてしまいます。

怪演を続けるゴジラに、神木隆之介を始めとする名優陣の演技が華を添えます。
佐々木蔵之介、青木崇高、山田裕貴、吉岡秀隆、安藤サクラと個性派揃い。

特筆されるのは、名優揃いの本作、今までのゴジラ作品より人間ドラマに置かれる比重が非常に高い。

第二次世界大戦中の日本が情報統制したり、不都合なことを秘匿する日本政府を揶揄したりして作品の厚みを増していきます。
ゴジラの怪物性だけでなく、敷島のトラウマ、典子の生い立ちなど多くの出来事が絡み合いながらクライマックスへと向かいます。

前半のクライマックスがゴジラの東京崩壊ならば、後半のクライマックスは小田原湾沖でのゴジラの掃討。

ネタバレになるから多くは語れませんが、オヤジ二度泣きのラストでありました。

まぁ、そんな感じで感動のあまりプログラムはおろか、シアター限定のモンスターアーツの青いラメ入りゴジラも買っちゃいました。
で、事前にヨドバシで買っちゃったノーマル仕様のゴジラも一緒に記念撮影!?

ま、ソフビは相互閲覧のブロガーさんが買うって言ってたので影響されちゃたわけです。

ともあれ、オヤジ二度泣きのゴジラはドラマの部分とVFXの融合も素晴らしいく、現時点での日本特撮?映画の最高峰、『屍人荘の殺人』から朝ドラまで、相性バッチリの神木隆之介と浜辺美波共演の実写場面も素晴らしいのでした…って、ベタ褒めかしら。

エンドロール前の意味深さが次回作を期待されるのですが、本作以上のドラマは用意出来るのかしら…?

タイトルは『マイナス』ですが、怪物やダメ政府に民間が団結して立ち向かう姿はプラスに向かってる『希望』も感じさせるのです。

ゴジラ−1.0
主演:神木隆之介
監督:山崎貴
2023年日本映画
上映時間:125分