昨日は上手く逃げ切れましたね、アップルパンチだ、我らが埼玉西武ライオンズ!
またもやアマゾン・プライムで観ました。
レイジング・ブル
『男はだれでも一人ぼっちのボクサー!』ってクレジットは前世紀っぽいですね。
名優ロバート・デ・ニーロが世界ミドル級チャンピオンのジェイク・ラモッタの半生を演じた名作。
デニーロに主演男優賞のオスカーをもたらした作品でもあります。
1980年の作品ながらモノクロなのは、ラモッタが活躍した年代を再現しようとする監督のこだわりですね。
デ・ニーロとスコセッシがスカウトしたと云う、ジェイク・ラモッタの弟を演じたジョー・ペシとの掛け合いも抜群でした。
そして、役作りのための体型変幻自在『デ・ニーロ・アプローチ』の言葉を生んだと云われるのが本作。
先ずは本業のボクサーも恐れるほど鍛えて絞り込んだボクサー・ボディを作り、そこからこってり食べて現役引退後のラモッタの体型へと27㌔増量と正に命がけ。
まるで別人のようです。
なんかザキヤマみたい。
こんなこと云うと、真の映画ファンには怒られちゃうでしょうけど、『ロッキー』とはまた違った面白みがあり、スーパースターの孤独は『エルヴィス』にも通じますね。
今のところ、デニーロとスコセッシがクレジットされた映画は9本あり、どれも唆られる感じなので、追々観ていきたいですな。
次は『タクシー・ドライバー』を観てみようかしら。
RAGING BULL
主演:Robert De Niro
監督:Martin Scorsese
1980年アメリカ映画
上映時間 :129分