還元剤③ システアミン | sprout

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一歩先へ…
殻を破るために

システアミンについて

いままでチオ、シスが主流だったがわりと新しい還元剤

どんなイメージを持っているだろう



・システアミンはチオやシスに比べて分子数が小さい

・結合を緩める箇所が違う

・化粧品扱いのカーリング剤だからウエーブ効率が悪いとかダメージがないとか


実際はどうなのだろう

分子数は小さい?

システアミンは小さいらしいがシステアミン塩酸塩だと112

システインと変わらない

いろいろ情報が交錯しているようですね

あまり難しいことはよくわからない

特徴としては

チオグリコール酸、システインなどに比べ実はカール形成力及び縮毛矯正力が強い

チオグリコール酸、システインに比べ毛髪に対してのダメージが少ない

非常にしっかりとした弾力のあるカールを形成

アルカリカラーの色落ちが非常に少ない

ヘアマニュキュアの色落ちが非常に少ない

他の還元剤に比べ毛髪に柔軟性が出て仕上がりの手触りが良い

前処理を施すとカラーの色が非常に濃く染まる(浸透促進効果)

こんな感じでしょうか?


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上の画像は還元剤濃度はすべて同等の2.5

phが左から9.2, 8.6, 7.6

アルカリ度は左から5.8, 2.5, 0.7

phの強弱でパワーをコントロールしている訳ですね

phだったりアルカリ度ってなんでしょう?

毛髪に対してどんな作用がありますか?

どんな使い分けをしましょうか?

6本の毛束はお店に置いておきます

カールの形成力のちがいを実際に見てください

違いが少ないんではないでしょうか?

ちょっと考えてみてください



~このブログを読んで頂いている方へ~

このブログは同じお店のスタッフに向けて発信しています

曖昧な表現、結果のない内容をお許しください

どれだけのスタッフがよんでいるかはわかりませんが少し考えることも必要ですよね…