旭川駅に着いてホームに上がると5時40分過ぎに6時03分発の宗谷本線の稚内行きの普通列車が入線し、2両編成のステンレス製の車両で前1両が稚内行きで後ろの車両は途中の名寄駅で切離されます。
普通列車で稚内駅に行くのは初めてで、乗込むと車内は新幹線の座席を再利用した転換クロスシートが並んでいて、リクライニングはしませんが肘掛けの小さなテーブルは利用できます。








半分ぐらい席が埋まり朝食にパンを食べていると発車して、暗い中を進みエンジン音を響かせて塩狩峠を越えるとだんだんと明るくなり、途中駅から学生が乗ってきて後ろの車両に乗っていきます。











名寄高校前駅で学生が降りて、7時40分着の名寄駅で13分停車して後ろ1両を切離します。














単行になって名寄駅を発車して美幸線が分かれていた8時17分着の美深駅で4分停車し、おばさんグループが乗ってきて賑やかになりましたが9時05分着の音威子府駅で降りていきました。

















天塩川に沿って進むと一瞬雲間から日が指してすぐに雲に隠れていき雄信内駅で除雪車と交換します。

























羽幌線が分かれていた10時33分着の幌延駅で23分停車し、駅前に出ると平日は留萌市立病院行きのバスが接続していて、売店を兼ねた観光案内所のホロカルは木曜日の定休日で、自動販売機で買ったコーンポタージュスープ缶(140円)を飲んで暖まります。



























豊富駅で4分停車して名寄行きの普通列車と交換し豊富温泉の最寄り駅です。












兜沼駅から見える兜沼は雪野原で、抜海駅の先で海沿いに出て利尻島の島影が見えています。


住宅が増えて天北線が分かれていた南稚内駅を出ると高架になって終点の稚内駅に12時07分に着くと一瞬晴れました。