両国駅の改札口を出て風格のある建物の横の坂を上るとB.B.BASE号の自転車での専用乗り場があり、元は荷物の積み下ろしをしていたホームの構造を活かしています。











サイクリストに混じって徒歩で臨時改札を通ると、一段低いホームに出て構内からは連絡通路で繋がっています。











B.B.BASEは、BOSO BICYCLE BASEの略で、通勤車両を改造して座席の後ろに自転車を固定するラックがあり、4人掛けと2人掛けの席が並んでいて、自転車なしでも利用できます。









指定席は1ヶ月前を過ぎてから取りましたが当日でも通路側は空いていて、内房線の海側は4人掛けの席ですが、トイレのある車輌の区画にある海側の1人掛けの席を指定し、指定席券は少し高めの840円です。



車内はサイクリングに行くグループは半分ぐらいで、自転車を固定する補助員がいてロードバイクが多いですがママチャリでも利用できるとのことです。




通勤列車の7人掛けのロングシートにボックスシートを配置してたので座席の間隔は広く、窓の位置はそのままなので区画によっては窓枠が邪魔で、リクライニングしない硬い座席で長時間の乗車は疲れ、1両あるロングシートのフリースペースが利用できます。






新宿わかしお号が通過た後、7時51分に両国駅発車するとすぐに地上に出た総武快速線に合流して、快速運転になりモーター音を響かせて走り、千葉駅で運転停車して次は高架の本千葉駅に8時34分まで停車し、自転車はエレベーターでホームに運ぶようです。
















本千葉駅の次の停車駅は館山駅ですが、蘇我駅、五井駅、木更津駅、君津駅と運転停車します。




















君津駅から先の内房線の単線区間でも佐貫町駅で列車交換で停車して、上総湊駅の先で海沿いを走ると遠くは霞んでいて富士山は見えません。




















岩井駅の先でも海沿いを走り、館山駅に10時10分頃着くと10分ほど停止して、半分ぐらいサイクリストが降りて、新宿駅を7時50分に出た10時06分着の特急新宿さざなみ号が、下りホームを譲って隣のホームに停車しています。
館山駅を出ると特急さざなみ号の終点だった千倉駅を通過して、終点の和田浦駅に10時42分に着くと、ホームには菜の花が咲いていて、暫くすると回送列車として安房鴨川方面に引き上げていきました。