門司港駅に着くとホームには夜行普通列車ながさき号が入線していて、荷物車、郵便車。古い3段式の寝台車と長崎行きの座席車4両、佐世保行き座席車2両の旧型客車を連ねた編成です。
 4月の上旬ですが夜になり冷えてきて、客車の間から暖房の蒸気が上がっていて、佐世保行きの車両に乗ると最後尾で、始発駅なので車内はまだ暖かくなく窓の下にある暖房の管が膨張してときどき大きな音がしていました。
22時40分発の門司港駅では乗客少なく、門司駅で13分、小倉駅で15分停車して少し乗客が増えましたが、各駅で降りていき空いてきたのでボックスシートでL字形になって寝ていきます。
 折尾駅からは快速運転になり、深夜も主要な駅に停車して早岐駅で長崎行きと佐世保行きに分かれて4時48分着の佐世保駅で下車しました。
 

1978年の夜行列車(編成表)

http://kobayasi.on.coocan.jp/rail/hensei.htm

 

さよなら「ながさき号」昭和59年1月31日 翌年の1984年2月1日のダイヤ改正で廃止されました。

https://www.karamatsu-train.jp/kiroku/nagasaki.html

 

旧型客車の暖房 最後尾の車両で暖房の効きが悪かったようです。

https://shinano7gou.at.webry.info/201412/article_9.html

 

客車列車ウオーターハンマー音 ウオーターハンマー現象とのことです。

http://www3.yomogi.or.jp/skta1812/beet/btsg.html

 

引用 交通公社の時刻表 1983年4月号