青春18のびのびきっぷを使ってどこまで行けるか時刻表で検討すると、上野発長岡行きの普通夜行列車に乗って信越本線、北陸本線、東海道本線を乗り継いで1日で東京まで戻ってこれるのが分かり、春休みの平日1982年4月1日に実行しました。
上野発の長岡行きは、上野駅22時11分発で高崎駅から先の最終列車を兼ねていて、この頃は夜行特急、急行の合間で普通列車の本数が少なく、早めに上野駅のホームに並んで席を確保し、発車間際に満員の通勤列車になって発車します。
この列車は、深夜の沼田駅からバスで尾瀬の入口の鳩待峠や、土合駅から谷川岳への登山、越後湯沢駅の待合室で仮眠して神楽スキー場に行ったりした思い出のある列車で、上越新幹線が開通してもしばらく残り、新前橋行きで週末だけ越後湯沢行きになって、ムーンライトえちご号になって存続しました。
上野駅を出て浦和駅は通過して、大宮駅から先は各駅に停車して家路に付く人が降りて空いてきて、別に乗車券を用意して倉賀野駅で日付が変わるので18きっぷが有効になります。
高崎駅で36分ほど停車して、最終の高崎行きに接続し、新前橋駅でも長時間停車して時間調整します。空いていて近郊形のボックスシートを占領して足を延ばしてL字形になって寝て、深夜の各駅に停車して終点の長岡駅の一つ手前の信越本線の乗換駅の宮内駅で4時40分に下車しました。
谷川小唄 夜の上野のプラットホーム
http://www.yamanashinouta.com/yamanouta/tanigawakouta.html
ムーンライトえちご
https://ameblo.jp/yoichi101/entry-12495861782.html
https://ameblo.jp/yoichi101/entry-12495861781.html
引用 交通公社の時刻表 1982年4月号