現在の名寄駅は宗谷本線の中間駅ですが、この時は名寄本線と深名線が分岐する鉄道の要衝で、4分接続の14時20分発の名寄本線の遠軽行きのディーゼルカーに乗り換えると通学の学生でほぼ満席で、最後尾で立っていきます。
名寄本線は、本線の名前がついていますが1往復の札幌との直通急行紋別号が設定されているだけのローカル線で、名寄駅を発車すると原野を走り分水界を越えると下りになり、上興部駅、西興部駅、中興部駅が続いてオホーツク海沿いの興浜南線が分岐する興部駅に着いて席が空き、この日泊まる紋別流氷の宿ユースホステルの最寄り駅の紋別駅で16時38分に降りると暗くなり始めていました。

名寄本線
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%AF%84%E6%9C%AC%E7%B7%9A

 

https://www.google.com/maps/place/%E7%B4%8B%E5%88%A5%E9%A7%85%E8%B7%A1/@44.3539976,143.3361657,14z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x508308d5244477d4!8m2!3d44.3530535!4d143.3521628

急行「紋別」

https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/35c6973685ea84d08c8b9c0ceef73a8b

 

急行大雪2号・紋別・はぼろ

https://uratender2.blog.fc2.com/blog-entry-544.html

引用 交通公社の時刻表 1982年4月号

 

オホーツク海沿岸は、北見枝幸駅から雄武駅の間が未成線で宗谷バスが結んでいました。

札幌発の急行紋別号が網走行きの大雪3号と旭川駅で分割して名寄本線経由で遠軽まで運転していますが、大雪3号に遠軽駅まで乗って名寄行きに乗り換えると紋別駅までは紋別号より先に着きます。

上り急行紋別号も遠軽始発ですが、興部駅始発の遠軽行きに乗って大雪2号に乗換ても札幌着は同じ時刻です。