函館駅から少し離れた岸壁に4時00分に接岸して下船するとホームにつながる長い通路が伸びていて、接続する札幌行きの特急の自由席を確保するために皆んなホームに向って走っていきます。
北海道ワイド周遊券のエリアに入ったので特急の自由席が利用でき、ホームには東室蘭、千歳を通る4時45分発の海線回りの特急北斗1号と倶知安、小樽を通る山線回りの4時50分発の特急北海1号の気動車が並んで停車していて、札幌到着が25分早い北斗1号の自由席から埋まっていき、空いている北海1号の自由席に座ります。

 当時の時刻表の編成を見ると中央にグリーン車1両、食堂車1両を挟んで指定席6両、自由席は2両で、朝早いので食堂車は営業していなかった気がします。まだ早いのでひと眠りして、長万部駅から山線に入り黒松内駅の先の急なカーブで夜が明けて、羊蹄山は見た記憶がないので曇り空だったようで、余市駅の先で少し海が見えて再び眠って終点の札幌駅には9時22分に着きました。

特急「北海」 キハ80形は国鉄初の特急型気動車
https://www.pahoo.org/athome/vehicle/jrhokkaidou/img20130814-163532.html

様変わりする「北海道の玄関口」(2)
http://moving.la.coocan.jp/yesterday26.htm

札幌駅のキロポストについて考える2
http://pupupukaya.sblo.jp/article/184210742.html

 

臨時特急 ニセコ号 函館発 ニセコ経由 函館行き

https://ameblo.jp/yoichi101/entry-12495885262.html

引用 交通公社の時刻表 1982年4月号

 

北海道の索引地図 特定地方交通線が廃止される前の路線図です。

食堂車がまだ営業していました。

函館本線の長万部駅から旭川駅までが乗っています。