写真説明
・右手の岩峰の右下が第二見晴し
・相馬山の岩壁
・左から天狗岳、大ノゾキ、玉石
・金鶏山から金洞山への尾根
・女坂分岐手前の岩峰からの星穴岳
・射抜穴(左)と星穴(左)
・鷹がえしの岩壁(良く見ると前を行くパーティが分かる)
・下段の梯子
・下をのぞくとこんな感じ
・上段の鎖の連続
・上から見た上段の切落ちた所のトラバース
・鷹戻しの頭からの2段の鎖場
・日暮しの景を見下ろす
・左から谷急山、烏帽子岩、赤岩、丁須の頭、相馬岳(手前は鷹戻しの頭)
・東之岳からの第四石門の東屋と大砲岩
・中之岳からの金鶏山
・東之岳から見た中之岳から西之岳
・中之岳から見た東之岳の下り
・中之岳直下から2段の鎖場
・大砲岩からの金洞山、左から中之岳、東之岳、鷹戻しの頭
三連休の最終日の24日は、再び妙義山に行ってきました。
今回は、前回の続きの表妙義の核心部金洞山の縦走で、私のような一般登山者に
とっての限界ギリギリのコースです。
前回と同様、高崎線の始発で高崎乗換え松井田下車、妙義神社に向かう道から
白雲山から金洞山の稜線を眺めると、幾つかに分かれた金洞山のピークが認められ、
特に、茨尾根が金洞山に突上げる鷹戻し(鷹返し)の黒い岩壁が良く見えます。
妙義神社に参拝して、中間道をたどります。今月の初めに通った時は、
まだ紅葉の盛りでしたが、わずか3週間で葉が散って明るい道に様変わりしています。
途中の第二見晴しの岩の上に登ると、白雲山、天狗岳、相馬山の岩壁が間近に見えて、
稜線上を通った前回のコースが思い出されます。
前回中間道に降りた地点から逆に茨尾根に登って、金洞山への縦走を再開します。
途中、鎖場で谷を横切り尾根に飛び出した地点のすぐ右に眺めの良い岩があり、
星穴岳の不揃いの二つの穴が良く見渡せます。大きい方が星穴、小さい方が
矢で射抜かれたという伝説のある射抜穴、どちらも、到達不能の領域です。
尾根上の小さい岩峰を左右に巻いて、いよいよ鷹戻しの岩壁の直下に至ります。
この岩壁は標高差約50メートルで、金洞山の北面の日の当たらない場所に位置し、
下段を鎖と鉄梯子、上段を鎖の連続で乗り越えます。特に上段の鎖に体を預けて
登るところと、最後の切落ちた所の鎖のトラバースは肝を冷やします。ひとまず
下のことは考えないで、目の前の岩を登ることに専念すればなんとかなります。
(逆コースは、下を見ないと降りられないのでお勧めできません)
登りついたところは、金洞山の一角で、東之岳、西之岳から星穴岳まで
岩峰がならんでいます。
この先も岩場で行詰まって2段の鎖で下降し、登り返した所が最高点の東之岳で、
狭い岩の上からは360度の展望が開けます。
浅間山を背景にした裏妙義の岩峰、大きな航空母艦の荒船山、二つ並んだ
御荷鉾山などが分かります。また、この岩の下は絶壁で、第四石門の東屋や、
大砲岩あたりで弁当を広げるハイカーを真上から見下ろすことになります。
東之岳下って、痩せた尾根の小さな岩峰をフリーで越えた先が中之岳、東之岳と
同じように数人で満員の狭い岩のピークです。この先の2段の鎖場を降りて
西之岳との鞍部で縦走も終わりです。中之岳から見ると、すぐ先の西之岳も
登れそうに見えますが、先を行くパーティが途中の岩まで行って戻ってきました。
尾根と分かれて下り、一般道に出会って一安心、東屋を新築中の第四石門を
通って大砲岩に登って見ると、相馬岳や先ほど通った稜線が絶壁の上に見上げられます。
よくもあんなところを歩いたなあという感慨がありました。
コースタイム(参考)
上野駅 5:13 連休の最終日で空いている
高崎駅 6:54 6:58 季節風の吹き出しが弱く遠くの山は霞んでいる
松井田駅 7:21 7:30 金洞山のピークを確認する
妙義 8:15 3週間ぶり再訪
妙義神社 8:25 8:35 前回に比べてひっそりしている
第二見晴 9:05 9:10 白雲山、天狗岳、相馬山の大展望
中間道出会い 10:00 10:10 鷹戻しの岩壁がだんだん大きくなる
茨尾根 10:25 10:30 落葉で踏跡が分からなくなっていた
展望よい岩峰 11:00 11:05 星穴岳の二つの穴が良く見える
鷹戻し基部 11:15 手前の岩峰から前を行くパーティの様子を観察する
鷹戻しピーク 11:40 11:45 東之岳、中之岳、西之岳、星穴岳がそろい踏み
東之岳 12:20 12:45 360度の展望台で昼食
中之岳 13:00 13:15 足下に石門群、岩上で一寸昼寝
西之岳との鞍部 13:30 沢の源頭に鎖あり
自然歩道出会い 13:50 ほっと一息、第四石門までわずか
大砲岩 14:00 14:10 岩の上からさっき歩いた稜線を望む
自動車道出会い 14:30 14:35 バス停への途中に寒桜が咲いていた
中村バス停 15:20 16:02 今日のお土産は、こんにゃくと柿
下仁田駅 16:20 16:33 途中、線路彼方に鹿岳が見える
高崎駅 17:30 17:50 「アーバン」と同時刻着(共に1時間に一本)なんとかしてほしい
赤羽駅 19:24
・右手の岩峰の右下が第二見晴し
・相馬山の岩壁
・左から天狗岳、大ノゾキ、玉石
・金鶏山から金洞山への尾根
・女坂分岐手前の岩峰からの星穴岳
・射抜穴(左)と星穴(左)
・鷹がえしの岩壁(良く見ると前を行くパーティが分かる)
・下段の梯子
・下をのぞくとこんな感じ
・上段の鎖の連続
・上から見た上段の切落ちた所のトラバース
・鷹戻しの頭からの2段の鎖場
・日暮しの景を見下ろす
・左から谷急山、烏帽子岩、赤岩、丁須の頭、相馬岳(手前は鷹戻しの頭)
・東之岳からの第四石門の東屋と大砲岩
・中之岳からの金鶏山
・東之岳から見た中之岳から西之岳
・中之岳から見た東之岳の下り
・中之岳直下から2段の鎖場
・大砲岩からの金洞山、左から中之岳、東之岳、鷹戻しの頭
三連休の最終日の24日は、再び妙義山に行ってきました。
今回は、前回の続きの表妙義の核心部金洞山の縦走で、私のような一般登山者に
とっての限界ギリギリのコースです。
前回と同様、高崎線の始発で高崎乗換え松井田下車、妙義神社に向かう道から
白雲山から金洞山の稜線を眺めると、幾つかに分かれた金洞山のピークが認められ、
特に、茨尾根が金洞山に突上げる鷹戻し(鷹返し)の黒い岩壁が良く見えます。
妙義神社に参拝して、中間道をたどります。今月の初めに通った時は、
まだ紅葉の盛りでしたが、わずか3週間で葉が散って明るい道に様変わりしています。
途中の第二見晴しの岩の上に登ると、白雲山、天狗岳、相馬山の岩壁が間近に見えて、
稜線上を通った前回のコースが思い出されます。
前回中間道に降りた地点から逆に茨尾根に登って、金洞山への縦走を再開します。
途中、鎖場で谷を横切り尾根に飛び出した地点のすぐ右に眺めの良い岩があり、
星穴岳の不揃いの二つの穴が良く見渡せます。大きい方が星穴、小さい方が
矢で射抜かれたという伝説のある射抜穴、どちらも、到達不能の領域です。
尾根上の小さい岩峰を左右に巻いて、いよいよ鷹戻しの岩壁の直下に至ります。
この岩壁は標高差約50メートルで、金洞山の北面の日の当たらない場所に位置し、
下段を鎖と鉄梯子、上段を鎖の連続で乗り越えます。特に上段の鎖に体を預けて
登るところと、最後の切落ちた所の鎖のトラバースは肝を冷やします。ひとまず
下のことは考えないで、目の前の岩を登ることに専念すればなんとかなります。
(逆コースは、下を見ないと降りられないのでお勧めできません)
登りついたところは、金洞山の一角で、東之岳、西之岳から星穴岳まで
岩峰がならんでいます。
この先も岩場で行詰まって2段の鎖で下降し、登り返した所が最高点の東之岳で、
狭い岩の上からは360度の展望が開けます。
浅間山を背景にした裏妙義の岩峰、大きな航空母艦の荒船山、二つ並んだ
御荷鉾山などが分かります。また、この岩の下は絶壁で、第四石門の東屋や、
大砲岩あたりで弁当を広げるハイカーを真上から見下ろすことになります。
東之岳下って、痩せた尾根の小さな岩峰をフリーで越えた先が中之岳、東之岳と
同じように数人で満員の狭い岩のピークです。この先の2段の鎖場を降りて
西之岳との鞍部で縦走も終わりです。中之岳から見ると、すぐ先の西之岳も
登れそうに見えますが、先を行くパーティが途中の岩まで行って戻ってきました。
尾根と分かれて下り、一般道に出会って一安心、東屋を新築中の第四石門を
通って大砲岩に登って見ると、相馬岳や先ほど通った稜線が絶壁の上に見上げられます。
よくもあんなところを歩いたなあという感慨がありました。
コースタイム(参考)
上野駅 5:13 連休の最終日で空いている
高崎駅 6:54 6:58 季節風の吹き出しが弱く遠くの山は霞んでいる
松井田駅 7:21 7:30 金洞山のピークを確認する
妙義 8:15 3週間ぶり再訪
妙義神社 8:25 8:35 前回に比べてひっそりしている
第二見晴 9:05 9:10 白雲山、天狗岳、相馬山の大展望
中間道出会い 10:00 10:10 鷹戻しの岩壁がだんだん大きくなる
茨尾根 10:25 10:30 落葉で踏跡が分からなくなっていた
展望よい岩峰 11:00 11:05 星穴岳の二つの穴が良く見える
鷹戻し基部 11:15 手前の岩峰から前を行くパーティの様子を観察する
鷹戻しピーク 11:40 11:45 東之岳、中之岳、西之岳、星穴岳がそろい踏み
東之岳 12:20 12:45 360度の展望台で昼食
中之岳 13:00 13:15 足下に石門群、岩上で一寸昼寝
西之岳との鞍部 13:30 沢の源頭に鎖あり
自然歩道出会い 13:50 ほっと一息、第四石門までわずか
大砲岩 14:00 14:10 岩の上からさっき歩いた稜線を望む
自動車道出会い 14:30 14:35 バス停への途中に寒桜が咲いていた
中村バス停 15:20 16:02 今日のお土産は、こんにゃくと柿
下仁田駅 16:20 16:33 途中、線路彼方に鹿岳が見える
高崎駅 17:30 17:50 「アーバン」と同時刻着(共に1時間に一本)なんとかしてほしい
赤羽駅 19:24