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 青春18切符の余りを使って新潟の温泉めぐりをしてきました。
いつものようにムーンライトえちごで早朝の新潟駅に着いて、今回は長岡方面の一番電車で新津駅に戻る。まだ6時前でウッカリ寝過ごして、新津駅の次の古津(ふるつ)駅であわてて降りる。
 「ふるつ」の駅は何もないが、新津の次が古津ということは、昔はこのあたりまで海で、入江が広がっていたのかと思いながら、地図を見ると、新津温泉まで歩いていけそうなので、早朝の散歩となった。徒歩45分ぐらいで新津の中心街に近づき、長崎屋の隣に「温泉前」バス停を発見、その先の「新津温泉」の看板を左折して、正面に「天然湧出 新津温泉」と書いた木造の建物があった。
 時刻は6時30分、まだ温泉は開いていないが、暫く待つと軽トラが何台も駐車場にやってくる。6時40分になると、温泉の受付が開いて、料金300円を払って続々と隣にある浴場に向かうのでついていく。
 ここの温泉、石油の掘削の途中で湧出したとのことで、浴室に入ると独特の石油の臭いが鼻をつく。一部の温泉好きには、「アブラ臭」の聖地だそうで、灯油を誤ってこぼしたときに部屋に広がる臭いというと想像できるだろうか。
 源泉は、かなり濃厚で、石油の臭いに負けているが、硫黄の臭いもする。コップがあるので口に含むと塩分が強い。朝から地元の人の社交場になっていて、四方山話に花が咲いていた。
 地元の人は30分もすると上がっていったので、ぬるめの湯船にずっと浸かって独特の臭いを堪能した。そのまま上がり湯をしないで、服を着たらなんだかアブラ臭さが残っている。肌が油で覆われたような不思議な感触である。

新津温泉 新潟市新津本町4 営業時間:6:40-19:00
http://www2b.biglobe.ne.jp/~kondo/onsen/kaetsu/k5/k5-8.htm
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=37.47.30.463&lon=139.7.54.891&sc=3&mode=map&type=scroll

新津温泉
http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/niigata/niitsu.html