今季初の尺イワナ | バイバイ小林のFly me to the river

今季初の尺イワナ



以前巻いたビートルは#12でジョンと命名したが


最近釣ったマスのストマックを見てみると


どれももっと小さいものを食べている。


それで今回は#16にサイズを落として2つ巻いてみた。








画像はひとつしかないがポールとリンゴ。



しかし、フィールドでティペットを通そうとすると


ピーコックハールがアイを塞いでいてリンゴは


使えず、なんとかティペットを通せたポールを出動させた。



帰ったら改良版のジョージを作らねばならんね。




ポールを左岸の岩影に落とす・・・




・・・と、いきなりいいイワナが喰いついた。


その後も午前中はポールが活躍してくれたが


巻き方のせいなのか、いかんせんフッキング率が悪い。


次からは


パラシュート・ポストをシャンクに対して


直角に立て、ハックルを水平に巻くと良いかもしれない。







 

昼は車に戻り


海苔と揚げ玉たっぷりの渓流とろろ蕎麦をいただく。



土曜日なので釣り人も多く


どこも先行者がいる。



駐車している車種から判断して


フライではなさそうな先行者がいる流れを選んだ。


ゼロとは言わないが


軽やセダンに乗っているフライマンは少ない。





釣法が違えば自ずと釣るレンジも違ってくるので


おこぼれに預かる確率も上がるというものだ。




おそらくルアーだろうと踏んだ先行者ありの


入渓点から釣り上がる。




いた!


おこぼれがいた!




右岸から落ちてくる滝の下


魚がゆらゆら動いて流れてくる虫を待っている。




これはいただき!



フッキング率に問題があるポールを外し


安全パイのカディス#14に変えた。





バッサリと咥えたのは顔のデカいイワナ。





計測すると31センチ。


痩せてはいるが尺イワナだ。


水生昆虫の少ない渓なので流下する餌も少ないのだろう。



胃の中を空っぽにしてしまうのは可哀想なので


ストマックはせずに流れに戻した。





いっぱい食べてたくましくなって


子孫をたくさん残してね。