フィギュア世界選手権の開催方針 伊東委員長「情報は入っています」選手安全が「一番」
デイリー 2021年1月29日
日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長(59)は29日、3月に開催予定の世界選手権(ストックホルム)について、国際スケート連盟(ISU)から開催の方針を伝えられているとし「一番は選手の安全。しっかり対策を練っていかなきゃいけない」と話した。
同大会は、22年北京五輪の出場枠が懸かっており、28日のISU理事会では予定通り開催する方針を確認したと、タス通信が伝えている。
伊東委員長は「情報は入っています」とし「開催はするけど、この先コロナの状況でどうなるか分からない。基本的にはスウェーデンが本当にやるかやらないかは決めるので」と説明。日本スケート連盟内でもスピードスケートやショートトラックは国際大会への日本選手団派遣取りやめを決めているが「スピードやショートと違ってこの世界選手権は五輪の枠取りがあるので。各国参加せざるを得ない」と状況を明かした。現状、選手が参加しなければ22年北京五輪の枠は1枠になるという。
また大会開催にあたって「バブルでやるという話は聞いています。人を絞って最小限。空港に着いてから会場まで一つの泡の中に入れるという方法でやるという話は聞いています」と伊東委員長。「刻一刻と色んなことが変わるが、1番は選手の安全。安全に試合に出させてあげる、そして最高のパフォーマンスを発揮するようにしてあげるのが僕らの仕事なので。外務省やスポーツ庁、いろいろなところと相談してしっかり対策を練っていかなきゃいけない」と話した。
日本勢の出場予定選手は以下。
▽男子
羽生結弦(ANA)
宇野昌磨(トヨタ自動車)
鍵山優真(星槎国際高横浜)
▽女子
紀平梨花(トヨタ自動車)
坂本花織(シスメックス)
宮原知子(関大)
▽ペア
三浦璃来、木原龍一組(ともに木下グループ)
国際スケ連、フィギュア世界選手権開催方針示す 北京五輪枠取り再検討の可能性も
2021.01.29
国際スケート連盟(ISU)は29日、3月のフィギュアスケート世界選手権(ストックホルム)について、開催の方針を正式に示した。ISUのホームページを更新した。
ISUは、28日にオンラインで理事会を開催し「世界フィギュアスケート選手権は、2021年3月22日から28日にスウェーデンのストックホルムで開催される予定」と報告。一方で、2021年3月1日までのエントリー状況によっては、22年北京五輪の枠取りについて再検討する可能性があるとした。
ISUから正式リリース。現状フィギュアの世界選手権は実施予定のようですが、「理事会では世界各地でのパンデミックの状況とそれに伴う渡航制限を注視しており、ISU2021年大会の中止の可能性については、3月2日の次回理事会で決定する予定です」とのこと。結局ペンディングという形でしょうか。
— 倉沢 仁志(毎日新聞)/Hitoshi Kurasawa (@hitkurasawa) January 29, 2021
2021/22シーズンのグランプリシリーズのスケジュールが決まりました。#NHK杯フィギュア (第4戦)は11/12-14 東京(国立代々木競技場第一体育館)、#GPファイナル は、12/9-12 大阪(東和薬品RACTABドーム)にて開催予定です。#フィギュアスケート
— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) January 29, 2021
来季のGPファイナルは大阪開催 NHK杯は第4戦に ISU発表
スポニチ 2021年1月29日 18:44
国際スケート連盟(ISU)は29日、28日にオンラインで開催した理事会の報告事項を発表した。来季の2021―22年シーズンの日程が決まり、フィギュアのグランプリ(GP)ファイナルは今年12月9~12日に大阪で開催されることが決定。GPシリーズNHK杯は場所未定ながら第4戦となった。フィギュアの五輪テスト大会はコロナ禍で中止となった今季のGPファイナルに代わり、今年10月13~17日に「アジアン・オープン・フィギュアスケーティング・トロフィー」として北京で開催される。
また、3月に開催されるフィギュアの世界選手権(ストックホルム)は予定通り開催する方針。3月1日締め切りのエントリー数によって、北京五輪の枠取りの方式を変更するかどうか決めるという。
◇フィギュア2021~22年シーズン日程
・五輪テスト大会「アジアン・オープン・トロフィー」(10月13~17日 北京)
・GPシリーズ第1戦スケートアメリカ(10月22~24日 場所未定)
・第2戦スケートカナダ(10月29~31日 バンクーバー)
・第3戦中国杯(11月5~7日 重慶)
・第4戦NHK杯(11月12~14日 場所未定)
・第5戦フランス杯(11月19~21日 グルノーブル)
・第6戦ロシア杯(11月26~28日 モスクワ)
・GPファイナル(12月9~12日 大阪)
来季GPファイナルは東和薬品ラクタブドーム、NHK杯は代々木競技場に決定
スポニチ 2021年1月29日 22:12
日本スケート連盟は29日、公式ツイッターを更新し、来季2021―22年シーズンのフィギュア・グランプリ(GP)ファイナル(12月9~12日)が行われる大阪の会場が東和薬品ラクタブドームだと発表した。また、第4戦に行われるGPシリーズNHK杯は東京・国立代々木競技場であることも明らかにした。
この日、国際スケート連盟(ISU)が来季GPシリーズの日程のほか、フィギュアの五輪テスト大会として10月13~17日に「アジアン・オープン・トロフィー」を北京で開催することなどを発表していた。
◇フィギュア2021~22年シーズン前半戦日程
・五輪テスト大会「アジアン・オープン・トロフィー」(2020年10月13~17日 北京)
・GPシリーズ第1戦スケートアメリカ(10月22~24日 場所未定)
・第2戦スケートカナダ(10月29~31日 バンクーバー)
・第3戦中国杯(11月5~7日 重慶)
・第4戦NHK杯(11月12~14日 東京・国立代々木競技場)
・第5戦フランス杯(11月19~21日 グルノーブル)
・第6戦ロシア杯(11月26~28日 モスクワ)
・GPファイナル(12月9~12日 大阪・東和薬品ラクタブドーム)