羽生結弦のアドバイスに「ジーンと」 鍵山優真の父感謝
構成・岩佐友
昨年12月にあったフィギュアスケートの全日本選手権で2年連続の3位に入った17歳の鍵山優真(星槎国際高横浜)。五輪に2度出場した父の正和コーチが朝日新聞の取材に応じ、優勝した羽生結弦(ANA)や2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)と感じた差や、演技後の会見で羽生が鍵山に「自分の気持ちにうそをつかないで」とアドバイスを送ったことへの感謝の思いを語った。
優真にとっては2年連続の全日本3位でした。2019年は全日本ジュニアを優勝した勢いそのままに臨んだ大会でした。今回はシニアに環境も変わって、1番上を狙った上での結果。同じ3位でも、全く意味が違います。 フリーでは宇野君と羽生君の間の順番でした。あの空気感、緊張感は僕なら無理です。試合にならないと思います。リンク脇にいただけで吐きそうでした。
鍵山優真選手の全日本3位について正和さんは「みんなは言わないかもしれないが、3番手を狙っていてはそれ以上はない。自分の思いはストレートに伝えていかないと。羽生君の言葉でいい勉強をさせてもらった」。
— 朝日新聞ウィンタースポーツ (@asahi_winter) January 6, 2021
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Nスタでは、羽生さんの鍵山くんへのアドバイス場面を流してくれてたんだね☺️
— えんみ⛸4A降りる໒꒱ (@enmi_g) January 6, 2021
父正和コーチが羽生さんに感謝していた事
そして鍵山くん本人も嬉しかったと言っていた事 pic.twitter.com/qyeUZCxmCk
羽生結弦「経験を使えている」小平奈緒「勇気をいただいた」 頂点に立った尊敬しあう2人の共通項とは
Number web 2021/01/07 17:01
コロナ禍に揺れ、競技者たちにとってはあらためて自己を見つめる日々となった20年。年末に行なわれたフィギュアスケートとスピードスケートの全日本選手権で、トップアスリートならではの高次元の心模様が垣間見えるコメントがあった。
長野市、ビッグハット。12月25日から27日まで行なわれた全日本フィギュアスケート選手権で、男子シングルを5年ぶりに制したのは羽生結弦だった。
昨年の羽生は、2月の四大陸選手権優勝で史上初のスーパースラムを達成する幸先の良いスタートを切ったが、その直後に新型コロナウイルス感染症が世界を襲った。そのため、羽生は拠点のカナダを離れて日本国内で調整を続けることになった。
練習は真夜中など他の使用者と被らない時間帯で、しかもたった1人。ブライアン・オーサー・コーチはおらず、練習メニューやプログラムの振り付けを自分で考えるなど、厳しい状況が続いた。「自分のやっていることがすごく無駄に思える時期があった」と語ったように精神的な苦しみも深く、秋ごろには「暗闇の底に落ちていくような感覚があった。どん底まで落ち切った」という。
小平さんのように、経験を使えている選手をすごいと
だが、羽生はそこから自力で這い上がった。ショートプログラムではスピンに「0点」をつけられながらも首位に立ち、フリーでは羽生ならではの世界観を存分に見せつけた。
数カ月に及ぶ孤独なトレーニングを強いられてなお、これほどの完成度に達することができるのかという圧巻のパフォーマンス。その結果、全日本選手権で通算5度目の優勝を飾った。
今季はシニアデビューした10-11シーズンから数えて11年目。26歳になった羽生は、優勝後に2人のアスリートの名を出して、こう言った。
「競技人生を長く続けてきて、今まではテニスの(ロジャー・)フェデラー選手や、(スピード)スケートの小平(奈緒)さんのように、経験を使えている選手をすごいと思っていました」
名を挙げた2選手の競技は、対人スポーツのテニスとタイム競技のスピードスケート。対して、自身は採点競技のフィギュアスケート選手である。そこに羽生は何らかの難しさを感じていたようだ。
「フィギュアスケートは(経験を)使いづらいと正直思っていました。でも、やっとそれを生かせるようになってきたのが今回の試合でした」
その言い回しからわかるのは、羽生自身が一段高いところに上がったと感じていることだった。
「羽生選手に名前を出してもらえるのが恐縮で」
「やるべきことにはしっかりと取り組めている。余計なプライドは持たないで、目の前にあることをしっかり自分のものにしていければと思っています」
レース後、オンライン取材の画面の小平は毅然と前を見つめていたが、「こうやって記録や順位がつくと、目をつぶっても耳をふさいでもいろんな評価を感じ取ってしまう」とも吐露していた。
ところが、取材陣とそんな風なやり取りがあった後のことだ。全日本フィギュアスケート選手権を取材した記者から、「羽生結弦選手が、経験を活かせている選手としてフェデラー選手と小平選手の名を挙げていた」というエピソードを聞かされ、感想を求められた。すると小平は、一瞬だけ頬を緩ませながらも、安易におもねることなくこう言った。
「羽生選手に名前を出してもらえるのが恐縮で、フェデラー選手と並べられるのも恐縮です。これは羽生選手の気遣いだと思います。(出身地である)長野での開催ですし、周りへの配慮として本当にさすがだと思います」
全文はこちらから
https://number.bunshun.jp/articles/-/846579
フィギュアスケート、日本男子のエース羽生結弦選手の戦績と活躍ぶりを振り返った【年表 羽生結弦】。5年ぶりの優勝を果たした昨年12月の全日本選手権までの戦いを入れ、更新しました。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 7, 2021
#羽生結弦
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日本スケート連盟 羽生結弦選手バイオ 全日本フィギュアスケート選手権優勝が追記
https://skatingjapan.or.jp/figure/player/detail.php?id=N0qvoSfQGYA%3D
http://www.isuresults.com/bios/isufs00010967.htm
With 2021 U.S. nationals just around the corner, @nathanwchen spoke to the press about his preparation, quads, training, and impressions of Yuzuru Hanyu at Japanese nationals last month.https://t.co/C8OyKEMLnf
— IFS Magazine (@ifsmagazine) January 7, 2021
羽生結弦に感動 チェンが米誌に激白「ずっと1人で…どんなに大変なことだったか」
2021.01.07
著者 : THE ANSWER編集部
フィギュアスケートの全日本選手権で優勝した羽生結弦(ANA)。計319.36点の高得点で5年ぶりの優勝を飾り、国内外で絶賛の嵐が巻き起こっていたが、世界選手権2連覇の王者ネイサン・チェン(米国)も羽生の演技を絶賛している。米専門誌のインタビューで答えている。
全日本の演技に刺激「彼の滑りを見たことはとても良い機会」
フィギュアスケートの全日本選手権で優勝した羽生結弦(ANA)。計319.36点の高得点で5年ぶりの優勝を飾り、国内外で絶賛の嵐が巻き起こっていたが、世界選手権2連覇の王者ネイサン・チェン(米国)も羽生の演技を絶賛している。米専門誌のインタビューで答えている。
圧巻の演技で国内外に感動を届けた羽生。世界選手権で連覇を飾り、全米選手権を控えるチェンも大きなインパクトを受けていたようだ。
米フィギュア専門誌「IFSマガジン」はチェンのインタビューを掲載。全日本選手権の羽生について、こう語っている。
「(羽生の演技を見たか?)もちろんです。感動しました。彼はずっと1人でトレーニングしていましたし、それはどんなに大変なことだったでしょう。とても強かったと思います。彼の滑りを見たことはとても良い機会でした。そしてショウマも同様に良かったです。ライブのスケートを見ることができたのは凄い久しぶりでしたが、本当に良かったです」
羽生の演技を「感動した」と絶賛。孤独なトレーニングを経て残した結果に敬意を示している。
さらに「どの大会でも良いですが、近い将来お互いが競い合うことを楽しみにしています。いつも話していますが、ハニュウと戦うことは特別な感情と経験を生みます。本当に楽しみです」とも話しているようだ。
競演が実現するならば、スウェーデンで開催される世界選手権(3月・ストックホルム)か。好敵手チェンも大きな刺激を受けているようだ。
集英社にて結弦くんの写真集のケースと表1表4の色校確認してきました。
— 能登 直 (@sunao_noto) January 7, 2021
ケース・表4ともバックショットっぽいもので作成しました🙇🏻
サイズがA2になるのでうまく撮れず😭
ケースは黒い部分多く写り込みが💦
3月の刷り上がりを楽しみに待ちたいと思います😆 pic.twitter.com/uuBf8TowVk