12月26日公式練習ドキュメント | Il nome della rosa

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羽生結弦、5年ぶり日本一を見据えて 12月26日公式練習ドキュメント

スポニチ 2020年12月26日 10:54

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2020年12月26日    長野市ビッグハット )

 

 25日の男子ショートプログラム(SP)で103・53点をマークして首位発進した羽生結弦(ANA)が午前の公式練習に参加し、24番目の最終滑走として午後9時3分に登場するフリーに向けて調整した。 

 【羽生結弦 2020年12月26日公式練習ドキュメント】

▽8:55 会場入り。
▽9:59 白のANAジャージーを着て、リンクサイドに姿を見せる。前のグループの練習が終わり、拍手。
▽10:00 公式練習スタート。右足からリンクイン。会場を見渡す。
▽10:01 関係者がプーさんのティッシュケースをフェンスに設置する。羽生はゆっくりとスケーティング。
▽10:02 振り付けを確認しながら滑る。
▽10:03 ゆっくりとスケーティング。
▽10:04 思考を巡らせながら、スケーティングを確認。
▽10:05 ドリンクを口に含む。
▽10:06 3回転ループを跳ぶ。
▽10:07 3回転ルッツ―オイラー―3回転サルコーを跳ぶ。
▽10:08 ゆっくりとスケーティング。
▽10:09 トリプルアクセルに成功。
▽10:10 トリプルアクセルに成功。その後、ドリンクを飲む。
▽10:11 トリプルアクセル―2回転トーループを決める。
▽10:12 リンクを漂う。
▽10:13 氷上でクルクルと回り、ジャンプのイメージを高める。
▽10:14 ドリンクを口に含む。
▽10:15 ループは2回転。
▽10:16 ループは2回転。
▽10:17 ループは3回転。
▽10:18 ゆっくりと滑る。いろいろなところを指さす。
▽10:19 トーループの4―3回転を決める。
▽10:20 トーループの4―3回転を決める。いろいろなところを指さす。
▽10:21 ドリンクを飲む。
▽10:22 4回転サルコーを跳ぶ。その後にトリプルアクセル―2回転トーループ。
▽10:23 4回転ループを決める。
▽10:24 4回転サルコーを決める。ドリンクを口に含む。
▽10:25 4回転ループ成功。
▽10:26 ドリンクを飲む。ゆっくりと滑りながら首を回す。
▽10:27 ループの踏み切り動作を確認。
▽10:28 フリー「天と地と」の曲かけスタート。4回転ループ成功。
▽10:29 4回転サルコー成功。トリプルアクセル―2回転トーループ成功。その後、ループは2回転。
▽10:30 トーループの4―3回転成功。
▽10:31 4回転トーループ―オイラー―3回転サルコー成功。トリプルアクセル成功。
▽10:32 スピン。両手を天に突き上げるポーズでフィニッシュ。
▽10:33 ループの踏み切り動作を確認。
▽10:34 スピンを確認。
▽10:35 アクセルの踏み切りを確認し、公式練習終了。4方向に礼。
▽10:36 関係者からプーさんを受け取り、リンクサイドから姿を消す。
▽10:50 会場を後にする。 

 

 

 

 

 

 

羽生結弦、フリーへ4回転好調 「天と地と」午後9時3分オンエア

スポニチ 2020年12月26日 10:39

 

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2020年12月26日    長野市ビッグハット )

 

25日の男子ショートプログラム(SP)で103・53点をマークして首位発進した羽生結弦(ANA)が午前の公式練習に参加し、24番目の最終滑走として午後9時3分に登場するフリーに向けて調整した。 

 320日ぶりの演技となったSPは新プログラム「レット・ミー・エンターテイン・ユー」でロックに決め、フリーでも新プログラム「天と地と」を舞う。この日の公式練習では冒頭の4回転ループ、4回転サルコー、2度の4回転トーループを決めて軽快な動きを見せた。

 フリー曲は“軍神”と称された戦国武将・上杉謙信が主役のNHK大河ドラマから。24日のオンライン取材ではフリーについて、「もちろん、題材となるストーリー、伝えたいストーリーとかあるんですけど、そういうのに縛られずにホントに、見ていただいた方の感触というか、何かその方々の中にある背景に訴えかけられるものがあれば」と話している。

 新型コロナウイルス禍で葛藤がありながら全日本出場を決断したのは、世界選手権(21年3月、スウェーデン)を見据えているから。「世界選手権の選考会として、この試合を必須として出なくてはいけないので。僕自身の希望を何とかつなぐために、出させていただいた感じ」。5年ぶりに国内を統べ、世界の頂へ歩みを進める。

 ◆世界選手権代表選考 男女の枠はそれぞれ3。全日本の優勝者がまず決定。2人目は全日本2、3位、GPシリーズで表彰台に上がった上位2人、全日本終了時のISU世界ランク上位3人から総合的に選考。3人目は2人目の基準に該当しながら選出されなかった選手、世界ランク上位3人、GPシリーズのベストスコア上位3人から総合的に選ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

羽生フリーへ公式練習「天と地と」新プログラム確認

 

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇26日◇第2日◇長野市ビッグハット◇男子フリー公式練習

前日のショートプログラム(SP)首位発進の羽生結弦(26=ANA)が最終第4グループで登場した。

午前8時55分に貸切タクシーで会場へ到着し、同57分にウオーミングアップ施設へ。公式練習の1時間5分前に到着し、1時間3分前に同施設へ入る時間が前日と全く同じだった。

公式練習では6人の最後に、お辞儀してから氷に乗った。最終滑走者として、最後に新プログラムの大河ドラマ「天と地と」を確認した。跳んだジャンプは以下の通り。

 

<1>4回転ループ

<2>4回転サルコー

<3>トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-2回転トーループ

<4>2回転ループ

<5>4回転トーループ-3回転トーループ

<6>4回転トーループ-1回転オイラー-3回転サルコー

<7>トリプルアクセル

 

おなじみのANA白ジャージーに黒パンツスタイルで琴の調べに乗り、フィニッシュまでの流れを確認してリンクを後にした。

前日のSPはロックナンバー「レット・ミー・エンターテイン・ユー」を演じて103・53点。参加30選手で唯一の100点台で首位に立った。午後9時3分に登場予定のフリーで5年ぶりとなる日本一を懸けて舞う。【木下淳】

 

 

 

 

 

 

 

羽生結弦「0点」なんの全日本首位発進! 卒論指導教授が絶賛「結局、頭がいい」

東スポ 12/26(土) 5:15

 

自粛期間もプラスに変えていた――。フィギュアスケートの五輪2連覇・羽生結弦(26=ANA)が、約10か月ぶりの実戦となった全日本選手権初日(25日、長野・ビッグハット)の男子ショートプログラム(SP)で103・53点をマークして首位発進。今季は新型コロナウイルス禍でグランプリ(GP)シリーズを欠場しており、ベールに包まれた調整過程の中で、どんなことに力を入れてきたのか。 

【写真】昨年の全日本選手権エキシビションで爽やかな笑みを浮かべる羽生結弦  

 

約10か月ぶりの本番リンク。その感触をじっくり確かめるように、羽生は銀盤の中央に立った。  

SPの新プログラム「レット・ミー・エンターテイン・ユー」の軽快なロックナンバーに合わせ、冒頭に4回転サルコーを決めると、コロナ禍で大声が出せない観衆から手拍子が発生した。トーループの4―3回転のコンビネーション、後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も着氷。この直後のチェンジフットシットスピン(CSSp)は回転数が足りずに「0点」とジャッジされるハプニングもあったが、首位発進を決めた。  羽生は「テクニカルを全然伸ばし切れていない。しっかり修正しながら明日(フリー)に向けて頑張りたい」と反省点を挙げた。  今大会もコーチ不在だが、ここまでの10か月間も同様で孤独との闘いだった。「毎日1人でコーチなしで練習した」と言いつつも「それでも僕にとってはスケートに集中できる環境」と決してネガティブにとらえなかった。  

 

中でも早大人間科学部(通信課程)の卒論作成は、自身に大きな影響を与えた。テーマは「3Dモーションキャプチャによる陸上でのジャンプの研究」。約2年間指導した西村昭治教授(60)は「自粛期間中が彼の卒業研究の一番のピークでした」と明かす。ひたすら勉学に励んだ時期の様子を「とても控えめで、人の言うことをよく聞き、咀嚼(そしゃく)してから答えを出す。必ず自分の中で整理がついてから返事をする。非常に慎重なところが印象的でしたね」と振り返った。  

 

研究では手首やヒジの関節、首、頭など最大32か所にセンサーをつけ、ジャンプの感覚を数値化。これによって別の角度から自分の演技を見つめ、より高い精度につなげてきた。その熱心さに西村教授は舌を巻く。 

 

「他の子たちと違って、何か作業すると必ず何か1個、発見していく。例えば、ここでは外側で踏み切るから小指に重さがかかっているとか。結局、頭がいいんです」  そんな研究を重ねてきた早大は9月に卒業。コロナ禍でもやるべきことにフォーカスしてきた王者は、スケーターとしての幅を広げ続けている。