東京五輪、聖火台点火は羽生結弦が最有力 | Il nome della rosa

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オリンピックまであと1年

聖火台点火は羽生さんが最有力と✨

 

 

東京五輪あと1年、聖火台点火は羽生結弦が最有力 被災地・宮城出身「復興」の象徴

サンスポ 2019.7.24 05:04

東京で1964年以来56年ぶりの開催となる夏季五輪は、来年の7月24日に開幕する。真夏の祭典まで1年となり、今後選考が本格化してくるのが聖火の最終点火者だ。来年3月26日に福島県をスタートし、121日間で全国を駆け抜ける聖火が聖火台に灯される場面は、開会式のクライマックス。「復興五輪」をうたう大会を象徴する存在として、フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=らの名が挙がる。

 五輪開会式のクライマックスは、なんといっても聖火の点火。1年後の東京五輪で大役を担うのは誰か。最有力候補に挙がってくるのが、フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪2連覇を果たした羽生だ。国民栄誉賞も受賞し、日本を代表するアスリートとして、世界的にも知名度が高い。

 宮城県出身で、2011年の東日本大震災では仙台市のリンクで被災、スケート靴のまま避難した。当初はスケートを続けるべきか悩んだが、練習場所を求めて全国のアイスショーに出演。歓声を受けて「スケートを通して一生懸命な姿を見せ、少しでも多くの人に勇気を与えられればいい」と復興への思いを強く抱くようになった。14年ソチ冬季五輪では男子で初の金メダルを獲得。この事実が、羽生を最終点火者の有力候補に押し上げる大きな要素だ。

 五輪では招致の段階から開催の理念が重要視される。今回の東京五輪が訴えるのは東日本大震災の復興。組織委員会の森喜朗会長(82)も、震災復興こそが「源流」だと、たびたび強調している。被災の苦しみを乗り越えて金メダルを手にし、多くの被災者を勇気づけた羽生。これほど大会理念にふさわしいストーリーはないだろう。

 

 羽生の代表的演目は平安時代の陰陽師(おんみょうじ)、安倍晴明を題材とし、昨年の平昌冬季五輪で金メダルを獲得した「SEIMEI」。同じ安倍晴明を能や映画で演じ、代表作としているのが、開閉会式の演出を統括する責任者で狂言師の野村萬斎氏(53)だ。羽生が所属するANAが聖火リレーのサポーティングパートナーとなっているなど、羽生はすべての条件に適合する。

 一方、大会理念をさらに強調するため、組織委の視点からは別の選択肢もある。前回1964年東京五輪の最終点火者は、当時早大の陸上選手だった坂井義則氏。45年8月6日に、原爆が落とされた広島県で生まれた坂井さんは、大会の理念「戦後復興」を体現していた。今回も、2011年3月11日に被災地で生まれた9歳(開会式当日)の小学生が栄誉を担う可能性は高い。その場合、羽生が最終点火者にトーチを手渡す…というのも十分にあり得る演出だ。

 

★羽生の現状

 右足首のけがで4月の世界国別対抗戦を欠場したものの、5月末に報道陣に公開されたアイスショーでは4回転トーループを着氷させた。転倒に終わったが、昨季は封印していた4回転ルッツにも挑んだ。近年夏に拠点のカナダ・トロントで行っていた公開練習は今年実施しない。カナダで9月に行われるオータム・クラシックを例年シーズン初戦としている。

★2020年東京五輪の聖火リレー

 来年3月26日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタート。日本列島をおおむね時計回りに巡り、7月24日の東京・新国立競技場での開会式で聖火台に点火される。日数は移動日を含めて121日。東日本大震災などの被災地や各地の世界遺産、名所を組み込み、「復興五輪」の理念とともに地域の魅力を発信する。通過する市区町村は日本全体のほぼ半分の857。各日のリレーは午前10時ごろから午後8時ごろまでで、1人が走る距離は約200メートル。

 

★五輪聖火リレー・点火の名場面アラカルト

 ◆1964年東京夏季五輪 「戦後復興」を示す大会で、大役を務めたのは、原爆が投下された45年8月6日に広島県で生まれた早大の陸上選手、坂井義則さん。階段を駆け上がり、聖火台の横で高々とトーチをかざした姿は、多くの日本人の記憶に刻まれた。

 ◆92年バルセロナ夏季五輪 障害のあるアーチェリーの選手が夜空に火のついた矢を放って点火し、世界を驚かせた。

 ◆96年アトランタ夏季五輪 ボクシングの元世界王者のムハマド・アリ氏が登場。持病のパーキンソン病で震える手にトーチを持って火を付け、感動的な場面をつくり出した。

 ◆98年長野冬季五輪 92年アルベールビル冬季五輪フィギュアスケート女子銀メダリストの伊藤みどりさんが担当。日本の伝統芸能「能」をイメージした衣装を身にまとい、ハスの花を頭につけて登場した。

 ◆2000年シドニー夏季五輪 先住民アボリジニ出身で、地元オーストラリアの陸上女子のスター、キャシー・フリーマンが大役を担った。同国が目指す「民族融和」の象徴となった同選手は400メートルで金メダルに輝き、大会の主役に。

 ◆18年平昌冬季五輪 フィギュアスケート女子五輪金メダリストで韓国の国民的ヒロイン、金妍児さんが点火。

https://www.sanspo.com/sports/news/20190724/oly19072405040003-n1.html

 

 
そして、今年は公開練習なしです。
今季のプロは初戦オータムでお披露目です。