P&G 羽生選手トークショー 200パーセントの羽生さんは幸福の王子?それとも菩薩? | Il nome della rosa

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P&G 羽生結弦選手とシークレットゲストトークショー 

Bコースのライブビューが当選し、地元のお友達と観覧してきました。

 

トークショーの会場は、大宮ソニックシティ イオンシネマ40箇所 同時中継

素晴らしく良いトークショーでした。P&Gさん、ありがとうございます。感謝感謝。

 

 

 

 

羽生さんはインに襟が白くVネックカーデが一体となったようなデザインシャツ、白ベルト、パステルブルーのジャケット、紺色のパンツ、厚底気味、白のスニーカーでご登場。

爽やかでした。

 

 

以下、羽生さんのインタ自分用まとめ

 

P&GさんのCM撮影時のエピソードについて

本当はカンペがあったが、松岡氏が今まで羽生さんにたくさんインタをしてきたからインタ形式でやろうとなった。

最終的にカンペなしでインタビューとしてやったところ、それがほぼ採用されCMになった。

 

 

 

ファンの力について

良い圧を感じる。

立たせてもらったなというジャンプが結構ある。

声援を送ってもらえる存在になれた事を受け止めざるを得ないし、その上で自分はその使命果たさなければならない。

みんなの気持ちを受けとらなけければならないなと思い最近はスケートをやれてるかなと。

みなさんが期待してる羽生結弦になりたいという気持ちが強い。

それが自分の理想の羽生結弦であったりもする。みなさんに羽生結弦を作って貰っている気がする。

 

 

 

 

松岡修造さんのインタ)

このトークショーは?

最近ファンが多くなった。

ジュニアの頃は一人一人にお手紙書いて声もかけられた。

ファンの絶対数が増え、みなさんには平等に接したいと思う。

そうなると自分の言葉は発せられなくなる。

こういう機会は自分にとってありがたい。

自分の気持ちをファンに伝える場所があるのはありがたいこと。

 

 

 

ファンが多くなったことについて言葉が発しにくくなったのは?

特定のファン一人にだけ特別にすると、最終的にそのファンがみんなからハブられたら可哀想。みなさんにお礼をできない時もあるし、反応できない時もあるけれど 一番の気持ちは「応援ありがとうございます。これからも応援してくれたら嬉しい」

 

 

 

 

次へ向かう「ときめき」とは?

最近は表現することが楽しい。言葉で表現は難しい。

自分の内なる感情は、言葉にすると相手に突き刺さりすぎたり独りよがりになる。

社会にはがんじがらめのルールがある。それを発したことにより叩かれることがある。

体で表現するのは受け手の解釈なので何とでも出来る。それが楽しい。

自分の思い通りにできる。それが最近のときめき。

 

 

 

 

メディアの怖さはしっかり発した言葉がカットされること

「負けは死に等しい」という言葉を心配した。誤解される可能性は怖くないか?

それは、昔からある。ソチ五輪後注目されるようになり、自分の言葉が使われるようなったのは怖いと思った。その言葉に対して自分も責任を持たなければと思った。

羽生結弦でなくてはならないなと思い始めたところだった。

 

 

 

 

羽生結弦でなくてはならない。本当の羽生結弦は奥底にいる。

世界で一番孤独の人にように感じるが。

自分の素直な感情はスケートで出せば良いと思っている。

自分の奥底の根源にあるものは「一位になりたい。スケートをやっていて勝ちたい。勝って褒めてもらいたい。喜んでもらいたい。幸せになってもらいたい。それを感じた時に自分も幸せになれる。そこが達成できれば自分は嬉しい。できないと悔しい。そこで「負けは死」とか出てしまう。そこは気をつけなければならないと思っている。

「すみません、ファンの方にも迷惑かけっぱなしなんです。申し訳ないです。ありがとうございます。守ってくださるのはすごく感じてるんですけど、僕自身もみなさんのことを守りたいなと思っています。有る事無い事言われますけど、僕もすごく言われるので、みなさんも頑張ってください。自信を持って!」

 

 

 

 

羽生さんにとってのお袋の味は?

いつも食べてる気がします。

トロントでは基本的に外食はしない。仙台では全く外食はしない。

外には出たくない。無駄なエネルギーを使わない。

外に出ると疲れてしまう。羽生結弦でいなければならないと考えながら食べるのは疲れる。

家で足伸ばしてテレビを見ながらゆっくり食べるのが好き。

ゆっくり食べたいので外に出ない。外は嫌い。

小さい頃からスケートが好き。勝ちたいとどれだけ思えるか。どれだけスケートにエネルギーを使えるかだと思う。

人よりエネルギーを出し過ぎてしまう。

人が80%でやるところを150パーセントでやってしまう。それをみんなの流れでやると一人だけ疲れてしまう。アイスショー中は、寝ている。人とはほとんど喋らない。

自分の演技だけにエネルギーを貯めて、アップして、出して。

疲れてご飯も食べられなくなる。胃がやられてしまう。

 

 

 

そうなると戦えないが、そこで戦うもう一歩プッシュはどうやって出てくるのか?

見ている方の期待、自分の期待が大きい。使命感です。

自分はこうでなくてはならなというのがあります。

 

 

 

 

夢の中で英語が出てきますか?

夢の中で日本語で外人と喋ってることがある。すごく流暢な日本語で相手も喋ってくれる。

シェイリーンもジェフも日本語で喋ってくれる。笑

 

 

 

 

通訳を入れずに英語を喋るのは?通訳をつける人もいるが?

かっこ悪いなと思って。日本語でグジグジ言っていられない。

詳細のニュアンスを伝えたい時など通訳のプロフェッショナルがいる時は完全に任せて自分の考えをしっかり話す。その方が伝わる。

英語は嫌い。すごく嫌い。

日本語で喋りたい。日本人だから。

英語のもどかしさは本当に嫌い。

 

 

 

なぜ負けたくないのか?

なんででしょう?

家族の中でも負けたくない。口で言い返すのも負けたくない。

 

これに対して松岡さん「羽生さんそれは結婚しない方がいい」と 会場 笑

 

 

 

 

「マスカレイド」について

振り付けはシェイリーン。

シェイリーンが膝を痛めて一緒に滑れなかった。ビデオを送ってもらいアレンジして作った。

羽生結弦の仮面をずっとつけていた、その仮面を打ち破りたい。そういう気持ちはあった。

ただ、どちらかといえばToshIさんの想いが入っている。ToshIさんの心のもがきを演じてる方が強い。クリスタルメモリーズとマスカレイドは双子設定。

振り付けを変更したところがあるので見て欲しい。

 

マスカレイドは今後の予定はなし。富山のラストまで頑張る。(大変なんですよあのプログラム。わかって。)

レザーの衣装は重い。本当は自分もレザー調がよいが暑すぎてダメだった。

衣装さんにも申し訳ないと思っている。

 

 

 

 

 

4Lzについて

ファンタジーオンアイスが始まる前に4Lzは結構跳べていた。結構しっかり練習していた。

アクセルの練習をしていたジャンプで無理をして左足を捻挫をしてしまった。

それで4Lzが跳べなくなった。10日くらい休んで、ファンタジーオンアイス前日にやっと滑れた。4Lzについては恐怖心はない。綺麗なジャンプを跳べるように頑張りたい。

 

 

 

 

平昌五輪、怪我もしながらなぜそこまでやるのか?

優勝できると思っていた。

そのために今まで生きてきた。そのために今まで苦しんできたという自覚があって

そうやって張り詰めて生活してきたので、ここで取れない訳がない。

人事は尽くしたから天命は来るだろうという気がした。でも世界選手権は来なかった。

世界選手権も五輪の時のように人事は尽くした。あそこで負けられたから今がある。

あの経験で強くなった。あれはあれで天命だったのではと思う。

 

 

 

 

アイスショー、無理しすぎなくていいのでは?

アイスショーは、その日しか来れない人がいる。

プログラムは違うにしても、そういう方にどれだけパワーを受け取って貰えるかだと思う。

いろんな記憶を与えたい。そうするには全力を尽くさないといけない。

自分が満足できない。それは羽生結弦ではない。

 

 

 

 

羽生さんのメッセージ

僕はみなさんの応援に力をもらってますし、ファンアートとかね大好きですよ!(力こもってた)

みなさんの力をたくさん頂いてるので その力を一番は結果としてだせるように

あとは自分の健康とか将来につなげられるようにこれからも頑張ります。

どうかこれからも応援してやってください。

 


 

 

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羽生さんは今日も完璧な羽生結弦でした。

痺れました。その人間性に。

数日前に畠山愛理さんが羽生さんは(競技の)演技だけでなく普段の行いも含めて羽生結弦像が出来上がっていると絶賛されてましたが本当にその通りでした。

 

 

ここ数日、ファンの間にあったゴタゴタもファンの憂いも羽生さんはみんな知っていました。

羽生さんは、笑顔でファンアートが大好きだといい、4Lzの話してファンを安心させ

自分の言葉が意として伝わらず迷惑をかけたといい(かけてないよ)

そんなファンを守りたいと言う。

ファンにとっては一期一会のショーをちゃんとわかっていて自分のパワーをファンに惜しみなく与えたいと言う・・・。

羽生さんは150%と言うけれど200%出し尽くしてますよ。

リアル幸福の王子、いや、その深い愛でファンを包み込む優しさは菩薩様のようでもあり

私はトークショーの終わりの方は客席で目を潤ませて話を聞いておりました。

 

羽生さん、ありがとう。感謝しかないです。

これからも全力で応援しておりますよ。

 

次の富山公演の成功を祈っています!

ショーの合間を縫ってのトークショーありがとうございました。