世界フィギュアスケート選手権2017 男子結果 結弦くん逆転優勝 | Il nome della rosa

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フィギュアスケート男子シングルのファンです。
羽生結弦選手を応援しています。
個人記録用ブログ

 

 

結弦くん、劇的な逆転優勝!

おめでとう、おめでとう、おめでとう(:_;)

 

 

 

羽生結弦、フリー世界最高得点で世界王座奪回!SP5位から大逆転 

スポーツ報知 4/1(土) 20:55配信

 

◆フィギュアスケート世界選手権 第4日 ▽男子フリー(1日、ヘルシンキ・ハートウォールアリーナ)

【写真】世界最高で雄たけびを上げる羽生

 

男子フリー(FS)が行われ、羽生結弦(22)=ANA=は世界最高の223・20点を記録しトータル321・59で3季ぶりの王座奪回に成功した。
 宇野昌磨(19)=中京大=は214・45点で、自身初のフリー200点超えを果たしたが、羽生を超えることはできず銀メダル。

 最終グループ1番手で登場した羽生は冒頭の4回転ループを完璧に決め、大歓声に包んだ。続く4回転サルコーも美しく決めた。3回転フリップ、4回転サルコーと3回転トウループの連続ジャンプ、4回転トウループと3回転半―2回転トウループ、3連続ジャンプ、3回転ルッツとジャンプはすべて決め、演技終盤から場内は大歓声。演技を終えた羽生は引き締まった表情の中に満足感を漂わせていた。
 アナウンスされた得点は世界最高の223・20点。羽生は会心の表情で両拳を突き上げ、喜びを爆発させた。

http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20170401-OHT1T50251.html

 

 

 

 

<世界フィギュア>羽生が逆転優勝 3年ぶり2度目 

毎日新聞 4/1(土) 21:03配信

 

【ヘルシンキ福田智沙】フィギュアスケートの世界選手権は1日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位の羽生結弦(ANA)はフリーで自身の持つ世界歴代最高を3.72点更新する223.20点をマークし、合計321.59点で3年ぶり2度目の優勝を果たした。今季は成功がなかった4回転サルコウからの連続ジャンプを決めるなど、完璧な演技を見せた。

 

SP2位の宇野昌磨(中京大)もフリー214.45点、合計で世界歴代2位の319.31点といずれも自己最高を更新して銀メダルを獲得した。日本男子は上位2人の順位合計が「13」以内だったため、来年の平昌冬季五輪の出場枠3を得た。

 SP4位の金博洋(中国)がフリー204.94点、合計303.58点で2年連続の銅メダル。SP首位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)はフリーでジャンプの失敗があり192.14点、合計301.19点で4位に終わり、2011~13年のパトリック・チャン(カナダ)以来となる3連覇を逃した。SP22位の田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は合計222.34点で19位だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170401-00000099-mai-spo

 

 

 

羽生が逆転優勝、宇野2位で平昌五輪3枠確保 

日刊スポーツ 4/1(土) 20:55配信

 

<フィギュアスケート:世界選手権>◇1日◇フィンランド・ヘルシンキ◇男子フリー

 SP5位の羽生結弦(22=ANA)はフリーで自己記録を更新する歴代記録最高の223・20点をだし合計321・59点で逆転優勝した。
同2位の宇野昌磨(19=中京大)はフリー214・45点、合計319・31点で2位。同22位の田中刑事(倉敷芸術科学大)はフリー148.89点、合計222・34点だった。

 フィギュア18年平昌五輪で男子は、上位2人の順位の合計が「3」となり、13以内で最大枠3を確保した。

 3月31日に行われた女子は、三原舞依(17=神戸ポートアイラン

ドク)が5位、樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)は11位で06年のトリノ五輪以来4大会連続での3枠を逃していた。

http://www.nikkansports.com/sports/news/1801149.html

 

 

 

世界フィギュアスケート選手権2017 男子結果

 

 

http://www.isuresults.com/results/season1617/wc2017/SEG002.HTM

 

 

ジャッジスコア

http://www.isuresults.com/results/season1617/wc2017/wc2017_Men_FS_Scores.pdf

 

 

 

 

 

自己ベストを更新した結弦くんの美しいジャッジスコア

 

 

 

 

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消されてしまうかもしれませんがFS動画

 

動画お借りします

B.ESP(HD). Yuzuru HANYU 羽生結弦 FS - 2017 World Championships

 

 

B.ESP. Shoma UNO 宇野昌磨 FS - 2017 World Championships


 

 

 

B.ESP. Boyang JIN FS - 2017 World Championships

 

 

 

 

B.ESP. Javier FERNANDEZ FS - 2017 World Championships

 

 

 

 

B.ESP. Patrick CHAN FS - 2017 World Championships

 

 

 

 

B.ESP(HD). Nathan CHEN FS - 2017 World Championships

 

 

 

 

B.ESP. Jason BROWN FS - 2017 World Championships

 

 

 

2017 WC Men Victory Ceremony en

https://www.youtube.com/watch?v=E5zo0e3og_g

 

 

 

 

Men Free Skating Press Conference

 

 

 

 

世界フィギュア・談話 

時事 2017年04月01日23時01分

 

◇最高のご褒美
 羽生結弦 演技内容を忘れるくらい一つ一つに集中していた。ジャンプ、演技、完成度のためにできる一番いいパターンだった。このフリーは自分への最高のご褒美。限界を高められる練習をしてきたことが一番の収穫。


◇実力付いたかな
 宇野昌磨 今できる100%は出せた。点数もすごく出たが、それよりも内容に満足した。実力が付いたのかな。今季一番の演技が出せたのはすごくうれしい。昨年の失敗、今年積み上げた成功と失敗の全てがつながったと思う。

http://www.jiji.com/sp/article?k=2017040100573&g=spo

 

 

 

 

羽生、フリー世界歴代最高更新も「もっと練習しなきゃいけないことがわかってきた」 優勝決定後一問一答 

サンケイスポーツ 4/1(土) 21:14配信

 

フィギュアスケート・世界選手権最終日(1日、フィンランド・ヘルシンキ)来年の平昌五輪の国・地域別出場枠をかけて行われ、ショートプログラム(SP)5位の羽生結弦(22)=ANA=がフリーの世界歴代最高を更新する223・20点で合計321・59点をマーク。3季ぶり2度目の優勝を飾った。SP2位の宇野昌磨(19)=中京大=はフリー自己ベスト214・45点の合計319・31点で2位、3連覇を目指したSP首位のハビエル・フェルナンデス(25)=スペイン=は合計301・19点で4位だった。田中刑事(22)=倉敷芸術科学大大学院=は222・34点で19位だった。

 羽生は競技終了後、場内の優勝インタビューに答えた。

 

--世界歴代最高を塗り替えた

 「フリーだけがよかった。残念に思ったのがSP。もっと練習を重ねないといけないと反省している」

 --平昌五輪まであと1年

 「がんばって練習を重ねてきた。もっと練習しなきゃいけないことがわかってきた」

 --どう立て直した

 「わからない。きょう滑ったプログラムは忘れてしまった。この大会に向けて日々、一生懸命練習してきた。みなさんが自信を与えてくれた」

 --日本からも大勢のファン

 「うれしい。最高の演技を見せられないときもある。悲しいことだが、ファンのみなさんが喜んでくれたらうれしい」

 --ファンに一言

 「何といっていいか」

http://www.sanspo.com/sports/news/20170401/fgr17040121140014-n1.html

 

 

 

羽生「金」!宇野「銀」!日本勢ワンツーフィニッシュ「うれしい!」 

スポーツ報知 4/1(土) 21:19配信

 

◆フィギュアスケート世界選手権 第4日 ▽男子フリー(1日、ヘルシンキ・ハートウォールアリーナ)

【写真】羽生の世界最高演技

 男子フリー(FS)が行われ、羽生結弦(22)=ANA=が3年ぶりの王座奪還を果たした。

 SP5位で臨んだフリーでノーミスの完璧な演技を披露し、自身の記録を塗り替える世界最高の223・20点をマーク。合計321・59点で劇的な逆転を果たした。

 SP歴代3位、自己ベストの104・86点をマークし2位につけていた宇野昌磨(19)=中京大=は、ジャンプの着氷でわずかに乱れたものの、自身初の200点超えとなる214・45点。日本勢ワン・ツーフィニッシュを達成した。

 SP1位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)はジャンプでミスが目立ち、4位に転落した。3位はボーヤン・ジン(中国)。

 羽生「今日はもうフリーのことだけを話したい。残念だったのはSP。もっと練習しないといけないと反省している。頑張って練習を毎日重ねてきた。もっと練習していかないといけないなと分かった。皆さんにいつも最高の演技を見せることができないこともある。それはとても悲しいことだが、皆さんがここで喜んでいただけたなら僕もうれしい」(英語で)

 宇野「今シーズンでの一番の演技がこの大きな大会、雪辱の大会で出すことが出来たのがすごくうれしい。楽しく滑ろうと思っていたので、6分間練習から落ち着いて楽しくすべることができて、本番も落ち着いて余裕を持った演技ができた。世界選手権を深く味わえた。去年の失敗、今年に積み上げてきた成功と失敗すべてがこの大会につながったと思った。最高の形で終えることが出来て本当にうれしい」

http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20170401-OHT1T50252.html

 

 

 

羽生 フリー歴代最高更新もSP反省「もっと練習しないと」 

スポニチアネックス 4/1(土) 21:21配信

 

 ◇フィギュアスケート世界選手権(2017年4月1日 フィンランド・ヘルシンキ)

 3年ぶりの王座奪回を果たした羽生結弦(22=ANA)は優勝インタビューでまず反省を口にした。

 自身が持つフリーの歴代最高得点を更新する223・20点をマークしての逆転優勝となったが、「残念なのはショートプログラム。もっと練習しなければいけないと反省しています」と苦笑いを浮かべた。

 1年後には平昌五輪が控える。「練習を毎日重ねてきた、だからこそもっと練習をしなきゃいけないんだなとわかってきました」と世界選手権を制しても油断は一切なし。「皆さんに私の最高の演技を見せられないこともある。悪い演技のこともある。それは本当に悲しいことなんですが、ただ、皆さんがここで喜んでいただけたら私も嬉しいです」とファンへ呼びかけ大歓声を浴びた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170401-00000164-spnannex-spo

 

 

 

 

【一問一答】羽生3季ぶり王座奪還「科学的に人間は5回転まで跳べるらしい」 

デイリースポーツ 4/1(土) 22:33配信

 

「フィギュアスケート・世界選手権」(1日、ヘルシンキ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位発進の羽生結弦(22)=ANA=がフリーの世界歴代最高得点を更新する223・20点、合計321・59点で、3季ぶり2度目の王座奪還を果たした。SP2位の宇野昌磨(19)=中京大=はフリー初の200点超えとなる214・45点、合計でも初の300点超えで、羽生が持つ歴代最高記録(330・43点)に次ぐ世界歴代2位の319・31点をマークし、2位となった。

 


 -大会を終えて。

 「すごくSPが終わった後、自分自身落ち込んでしまって…。なかなか立ち直ることができないぐらい落ち込んだんですけど、チームやファンの方たちが信じてくれたことが今日の演技に繋がったのかなと思います」

 -ファンの盛り上がりもあった。

 「フリーはわぁって盛り上がる曲ではなく、ゆったりとした曲なんですが、『頑張れ』の声が混ざった歓声を送っていただけましたし、ジャンプを跳び終えて、ステップ、スピン、最後まで鳴り止まない拍手が聞こえていた。非常にありがたかった。SPも写真で見て驚いたんですけど、海外の方も一緒になって盛り上がってくれていたみたいで、本当にここで滑ることができて幸せだった」

 -若手に追いかけられる立場になって。

 「追いかけられる立場とよく言われるけど、SPで分かったように、まだまだ追いかける背中がたくさんある。パトリック(チャン)やハビエル(フェルナンデス)はフリーで順位を下げてしまったけど、SP1位はハビエルだったし、3位はパトリックだった。もちろん宇野選手、ボーヤン選手、ネイサン選手という若い選手にもたくさん強い選手がいて、それぞれが僕にないもの、長所を持っている。すべてが僕にとって、追いかける背中です」

 -現在のプログラムをミスなく滑ることの難しさは。

 「昨季、自分がNHK杯とGPファイナルでノーミスの演技をして思ったのが、クリーンなプログラムを滑ることは非常に難しいということ。技術的な難しさではなく、精神的なものもあるし、何度も試合に合わせる体力、調整が難しい。4回転ループはまだ安心して跳べるジャンプじゃない。さらにもう1段階難しさを感じている」

 -来年の五輪に繋がったものは。

 「この構成、4回転を4本、トリプルアクセルを2本、コンビネーションをすべて後半にもってくる構成をまず試合でやりきる自信がついたのが大きい。ただ、SPとフリーを揃えるのが1番大事。そういう意味では五輪に繋がるのは、まず4回転4回の構成をやり遂げられた自信を持てたことと、SP、フリーを揃えるための課題が見つかったことかなと思います」

 -今後、ジャンプはどこまで進化する?

 「なんか、科学的なことでいえば、人間は5回転まで跳べるらしいんですよ。ただ、まだ5回転の点数(基礎点)はないですし。でも自分は4回転アクセルは跳びたいと思ってます。試合に入れるか入れないかは分からないですが。ここまで4回転の多種類時代を作ったのは彼(3位の金博洋)。彼がルッツをクリーンに跳んで、みんなが“ルッツ跳んでいいんだ”“ルッツで人間跳べるんだ”ってなった。目指すべきところは僕の(世界記録の)330点だったりしたかもしれないけど、この4回転多種類時代を作ったのは、彼だと思います」

https://www.daily.co.jp/general/2017/04/01/0010057854.shtml

 

 

 

 

羽生、改めて4回転アクセルに意欲 点数設定のない5回転も「科学的には跳べるらしい」 

デイリースポーツ 4/1(土) 22:45配信

 

多くの選手が4回転ジャンプを複数種類跳ぶ“真4回転時代”の到来で、空前のハイレベルな争いとなった今大会。試合後のプレスカンファレンスで、羽生はかねてから口にしている夢の大技への意欲も示した。「自分は4回転アクセルはやりたいと思ってます。試合で入れるか入れないかは分からないですけど」。4回転の中で、唯一まだ誰も成功させていない大技。そして羽生は、さらにその先の異次元ジャンプにも言及した。

 「なんか科学的なことでいえば、人間は5回転まで跳べるらしいですよ」と、ニヤリと笑った。5回転はまだ基礎点も設定されていないジャンプ。いつかそんな漫画のような大技が誕生するのか、そしてそれを完成させるのは羽生なのか。そんな期待すら抱かせる時代に突入した。

http://news.livedoor.com/article/detail/12879915/

 

 

 

 

羽生結弦 ベテランも若手も「すべて僕にとって追いかける背中」 

デイリースポーツ 4/1(土) 23:09配信

 

フィギュアスケート・世界選手権」(1日、ヘルシンキ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位発進の羽生結弦(22)=ANA=がフリーの世界歴代最高得点を更新する223・20点、合計321・59点で、3季ぶり2度目の王座奪還を果たした。SP2位の宇野昌磨(19)=中京大=はフリー初の200点超えとなる214・45点、合計でも初の300点超えで、羽生が持つ歴代最高記録(330・43点)に次ぐ世界歴代2位の319・31点をマークし、2位となった。
 

試合後のプレスカンファレンスでは、羽生に「若手選手に追いかけられる立場として」という質問が飛んだ。しかし、羽生は首を振りながら答えた。

 「追いかけられる立場とよく言われるけど、SPで分かったように、まだまだ追いかける背中がたくさんある。パトリック(チャン)やハビエル(フェルナンデス)はフリーで順位を下げてしまったけど、SP1位はハビエルだったし、3位はパトリックだった」と存在感を示した2人の年上選手に敬意を表した。そして「もちろん宇野選手、ボーヤン選手、ネイサン選手という若い選手にもたくさん強い選手がいて、それぞれが僕にないもの、長所を持っている。すべてが僕にとって、追いかける背中です」と、キッパリ。年上、年下関係なく、すべてのライバルたちをリスペクトして、自らの進化の糧へとしていく。

https://www.daily.co.jp/general/2017/04/01/0010057873.shtml

 

 

 

 

<世界フィギュア>羽生「殻破った」 フリー歴代最高点 

毎日新聞 4/1(土) 23:48配信

 

【ヘルシンキ福田智沙】フィギュアスケートの世界選手権は1日、男子フリーが行われ、羽生結弦(ANA)がショートプログラム(SP)5位から逆転して3年ぶり2度目の頂点に立った。フリーは世界歴代最高の223.20点を出して圧倒的なトップとなり、合計は321.59点。メダルは4年連続5度目の獲得となった。

 

SP2位の宇野昌磨(中京大)は出場2回目で銀メダル。フリーで自身初の200点台となる214.45点、合計は国際連盟公認大会では初めて300点を超える319.31点とし、羽生と小差の勝負を演じた。日本勢の世界選手権1、2位独占は2007年女子の安藤美姫と浅田真央、14年男子の羽生と町田樹に次ぎ3度目。

 SP4位の金博洋(中国)が合計303.58点で2年連続の銅メダル。SP首位のハビエル.フェルナンデス(スペイン)はジャンプの失敗があって4位に終わり、11~13年のパトリック.チャン(カナダ)以来となる3連覇を逃した。田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は19位だった。

 ◇無我の滑走

 鍵を握る演技後半の4回転サルコウ-3回転トーループを、羽生は今季初めて降りた。ジャンプを一本一本決めるごとに、徐々に自分が無になっていく感覚を覚えた。

 最後のスピンを回り終えると、鬼気すらにじむ表情に充実感を込め、人さし指を立てた右手を突き上げた。今季初めての完璧な演技。緊張しながら「何とか1点でも0.5点でも0.1点でも超えてくれ」と祈りながら待ち、自身の世界歴代最高を超える得点が出ると、笑顔がはじけた。

 SPでこの連続ジャンプを失敗し「立ち直れないくらい落ち込んだ」。サルコウの入り方や姿勢を入念に確認して臨んだフリーでは揺らぐことなく決めた。「疲れました。でも演技内容を忘れるくらい一つ一つ集中して一生懸命表現しきれた」と納得の表情だ。
 

フリーの楽曲「ホープ&レガシー」は穏やかな曲調のため、好演技ができないと盛り上がりに欠けてしまう。これまでは完璧に滑れず、なかなか高い評価が得られなかった。4大陸選手権でチェン(米国)に負けた後は曲の変更も検討した。だが「ジャンプを全部跳ぶ」と誓い、自ら選曲したプログラムを滑ることを貫き通し、誓いを果たしてみせた。

 試合のたびに課題を突きつけられた今季。「自分が一番とらわれてるものは過去の自分。あの(フリーの)220、(合計の)330、(SPの)110という(自身が持つ世界歴代最高の)数字にすごくとらわれて、すごく怖くてここまでやってきた。殻はちょっと破りました」。苦しんだからこそ待っていた大舞台での歓喜。「世界選手権のフリーって楽しいな」。心からそう思えた。【福田智沙】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170401-00000128-mai-spo

 

 

 

羽生「風の中にいる感覚だった」 フィギュア王座を奪還 

朝日新聞デジタル 4/1(土) 22:26配信

 

(1日、フィギュアスケート世界選手権 男子フリー)

 右手の人さし指を天に向かって突き上げた。羽生が王座に返り咲いた。

 

限られた選手しかできない4回転ループも、今季これまでの全5試合で失敗していた4回転サルコー―3回転トーループも、完璧に決めた。

 集中し、自分の世界に入り込んだ。「風や川の中にドプンと入っている感覚、自然の中に溶け込んでいく感じだった」。最後のスピンで会場は総立ち。歓声と拍手の渦になった。

 昨年の世界選手権後、左足の靱帯(じんたい)損傷と診断され、約2カ月出遅れた。それでも、難しいループや、これまでできなかった後半のサルコーにこだわった。

 少し簡単なジャンプにしてミスなく滑れば、他選手を上回る地力がある。それでも羽生は現状維持を拒否した。オーサーコーチにジャンプ以外も練習し、演技全体の向上を求められても、逆にジャンプの重要さを説明して納得させた。

 挑戦する。向上する。何度、頂点に立っても、羽生の流儀を貫いた。「限界を作らずに練習できたことと、限界を高められる練習もできたことが収穫」と今季を振り返った。

http://www.asahi.com/articles/ASK415D1VK41UTQP022.html

 

 

 

「数字にとらわれて、怖くて」 Vの羽生結弦、一問一答 

ヘルシンキ=後藤太輔、野田枝里子2017年4月2日00時50分

 

フィギュアスケートの世界選手権で金メダルを獲得した羽生結弦(ANA)と報道陣との主な一問一答は次の通り。

 

――演技を終えて。

 「疲れました。でも本当に演技内容を忘れるくらい集中しました」

 「スピードはもっと出せたかもしれないが、これが自分のジャンプのため、演技のため、全ての完成度のために一番いいパターンだったと思います」

 

 

 ――今季初のノーミス。

 「やはり世界選手権のフリーって楽しいなって思ったのと、本当は(トリプル)アクセル―トーループを終わったときに感覚が良ければ5個目(の4回転を)やろうかなと思っていたけど、やっぱりしんどかったです(笑)」

 

 

 ――今季、難しいプログラムにこだわり続けて得たものは。

 「自分にとってはこのフリーが最高のご褒美。自分の限界を作らずに練習してこれたことが一番の収穫。その限界を高められる練習を毎日できたことが一番の収穫」

 

 

 ――最後まで流れのある演技だった。

 「自分が風だったり、川の中にドプンと入っているような感覚で、自然の中に入り込んでいるような感覚がすごくあった。ある一種の、すごくいい集中状態だった」

 「ジャンプを一本一本決めるごとに、徐々に徐々に自然の中に溶け込んでいく感じがありました」

 

 

 ――点数を待っている時は。

 「緊張しました。自分が一番とらわれているものは過去の自分で、やっぱりあの220、330、110っていう(世界歴代最高点の)数字にすごくとらわれて、すごく怖くてここまでやってきました。なんとか1点でも、0・5でも0・1でも超えてくれと思っていました」

 

 

 ――感想を。

 「ショートが終わったあと、自分自身落ち込んでしまって、なかなか立ち直ることができないくらい落ち込んでて。チームやファンの人が信じてくれた心が今日の演技につながりました」

 

 

 ――会場は満席だった。お客さんの反応をどう思ったか。

 「フリーはわーっと盛り上がるような曲じゃなくて、すごくゆったりとした曲なんですけど、それでも最後のステップのところで『頑張れー』とかの声が混ざった応援とか、最後の最後にジャンプを跳び終えて、スピンから最後までずっと鳴りやまない拍手や歓声が聞こえてました」

 「ありがたかったし、ショートプログラム(SP)では本当に写真で見て驚いたけど、海外の人も一緒になって盛り上がってくれていたので、ここで滑れて幸せだなと思いました」

 

 

 ――4年前は上の選手を追いかけてきたが、今は追いかけられる立場になった。今日の演技で彼らに示せたものは。

 「追いかけられる立場と言われるけど、言ってみれば、今回のSPでわかったようにまだまだ追いかけている背中はたくさんあって。今日はパトリック(チャン)=カナダ=も、ハビエル(フェルナンデス)=スペイン=も完璧な演技ができなくて最終的な順位は下げてしまったけど、今回の試合でSPで1位になったのはハビエルだったし、3位に入ったのはパトリックでした。もちろん若い宇野選手=中京大=、金博洋選手=中国=、ネーサン(チェン)選手=米国=もだし。たくさんいろんな強いスケーターがいますけど、それぞれに長所があって、僕にはないものがたくさんあって、全てが僕にとっては追いかける背中です」

 

 

 ――調子がいい時も悪い時もあった。常に高いレベルの演技を続けていくのはどれくらい大変か。

 「昨シーズン、自分がNHK杯とグランプリ(GP)ファイナルで、SP、フリーともにノーミスしたときも思ったけど、クリーンなプログラムをすることは大変だと感じました。それは技術的な難しさというのは感じてなかったかもしれないけど、精神的なものとか、何回も試合に合わせないといけない体力とか、調整とか、そういったものが難しいと感じます」

 「今の構成のプログラムでいえば、まだまだ4回転ループが安心して跳べるようなものではない。そういった意味でもさらにもう一段階難しいと感じています」

 

 

 ――今季最終盤の試合で自己ベストを超えたことが何を意味するのか。五輪シーズンにどうつなげていくか。

 「この構成で4回転4本、3回転半2本、コンビネーションすべてを後半に持ってくるという構成をまず試合でやりきれるという自信がついたことは大きいと思います」

 「ただ、SP、フリーともにそろえることが一番大事だと思うので、まだまだだなという実感もしています。だからこそ、五輪に向けてつながるという意味でいえば、その4回転構成をやり遂げられたという自信、あとはSP、フリーともにそろえなくてはいけないので、それをするための課題が大きく見つかったと思います」

 

 

 ――(演技後にファンがリンクに投げ込んだ)プーさん、拾いましたか。

 「1個も拾ってないです(笑い)。ただ、すごくうれしいです。(プーさんの)数だけ期待されているんだなという気持ちと、その分のパワーもいただいています」

 

 

 ――去年、今の男子のレベルは人間の限界を超えていると話していた。来季は技術とのバランスをどう考えているか。

 「科学的なことで言うと、人間は5回転まで跳べるらしいです。でも、まだ5回転の点数もない。でも、将来は4回転アクセルも跳びたいと思っています。試合に入れるか入れないかはわからないけど」

 「ただ、本当にここまで4回転の種類を引き上げてきたのは、金博洋なので。彼が4回転ルッツをしっかり跳んで、プログラムに入れてきたからこそ、みんなが、『ルッツって跳べるんだ』という風になってきました。彼がここまで開拓してきたと思います」

 「もちろん目指す先は(合計点の)330点とか、僕の点数だったかもしれないけど、間違いなく彼が多種類4回転という時代を作ってきたと思います。来季はまだわからない。みんないろんなことをやってくると思います」

 「今回の試合を見ても、SPでジェーソン・ブラウン=米国=が4回転ジャンプなしであの得点を出せるという証明をして見せた。4回転だけが全てじゃないという、フィギュアの楽しさ、面白さを伝えてくれたと思う。けがのリスクも考えながら、どうやって自分のベストのパフォーマンスを出すかを、改めてこの試合を通して皆で考えないといけない」

(ヘルシンキ=後藤太輔、野田枝里子)

http://digital.asahi.com/articles/ASK417X5DK41UTQP03N.html?rm=542

 

 

 

 

 

結弦くん、おめでとう!

昨日は大画面での観戦は叶わずに

iphoneでの車中ライスト観戦でした。

 

家族の引越しで朝が早かったため、ケビン・レイノルズ選手の演技の後

ライスト観戦しながら不覚にも寝落ちていたら

夢の中に結弦くんがポプレガの姿で出てきて(結弦くんの夢を見るのは久しぶり!)ニコッと笑ったんです。

ハッとして目を覚ますと、もう6分間練習が始まってました💦

ほどなくしてして結弦くんの滑走。

もう祈ってました。ただひたすらに。

結弦くんが持てる力をすべて出せると信じて祈ってました。

そして、スケートをする喜びを感じながら滑ることができたらいいなって。

 

結弦くん、SP後は落ち込んでいたんですね。

ファンもSPの結果はみんな悲しかったですよね。

FSは一体どうなっちゃうの?と心配していた方も多かったと思います。

正直なところ私もかなり気持ちが沈み込んでました。

でも結弦くんの力を信じて応援しなきゃってすぐに気持ちを切り替えました。

 

完璧に滑り切ったFSについて

結弦くんは自然の中に溶け込んでいく感じと表現していたけれど

まさに結弦くんの演技にヘルシンキの風、水、美しい自然を感じてました。

まるでヘルシンキワールドのために用意されたような「hope & legacy」

結弦くんの演技の中に森羅万象を感じてました。

涙が止まらないほど美しい演技。

結弦くん、ありがとう。

 

怪我で出遅れた今シーズン。

この世界選手権にたどり着くまでどれだけ大変だったことか。

少し振り返るだけでも涙が出てきます。

四大陸後にはFSの曲変更まで検討していたと。

苦しんで苦しんで、それでも挑戦をし続けた今季。

そして待っていた世界選手権での歓喜。

結弦くん、よかったね。よかったね。

結弦くんの笑顔が見たかったの。だからとても嬉しい。

世界選手権優勝、本当におめでとう✨