100歳。

大往生である。

病気になったとき、亡くなったとき

そこに理由を見出そうとすることがある。

それは準備ができていないときである。

まだ若い

元気である

など。


でも、

人間はいつ何があるかわからない。

今夜は飛行機で東京に戻るが

飛行機がトラブるかもしれない。

改めて1日1日を一生懸命生きようと思った。

100歳まで生きると、

友人や同僚、同年代の親戚もいない。

ほとんど見送ってきたのだろう。

そういう人生もある。

一方で、多数の人に見送られながら

若くして亡くなる方もいる。

そういう人生もある。


どっちが良いとか、どっちにするとか

選べるものではない。

今の自分にはやりたいことや

やれていないことが多いので

まだ準備する気もないし、準備できない。


久しぶりに会う祖父に改めて人生を

考えさせてもらった。

なお、

こういう機会だからこそ、会える人がいる。

今回久しぶりに親と三兄弟で

同部屋で一泊する。

振り返ると、兄弟の子供抜きで

5人揃うのはいつぶりか思い出せない。

こう言った機会を作ってくれた祖父に感謝である。