【読書・書評】ニュータイプの時代
ニュータイプの時代Amazon(アマゾン)1,426円刺激のある本は読むたびに新しい発見やインプットがある。これは、自身が成長していないか、自分が成長して、違う点に目が向いているか。いま求められるのは、導き出されたものを遂行することよりも、構想力やビジョンから課題に落とせる人であること。そして、それは課題から細かく抽出するよりも、好奇心など探究する熱のある人の方が結びつくこと。やはり今は、意味や目的を見出せる人の方が強い。この本で具体的に言ってるのは未来がどうなるかに価値はなく、未来をどうしたいかに価値があるということ。構想力にも結びつくが、予測・推測は往々にして外れる。関東にヒョウが降るなんて、わからない。温暖化は予測されていたが、それを上回るペースで温暖化は進んでいる。ということは、表面的ではなく本質的に何をどうしていくと、どうなるかどう出来るかを仮説立てして進めることに価値がある。物事に対して、ポジティブなアクションを取れるかよりも、より上流に立ち返って、何をしていくべきか、能動的に組み立てて実行できる「ニュータイプ」が今もとめられる。