宇野昌磨、2年前から引退考えていた…N・チェンと羽生結弦さんに「さみしい気持ちと取り残されてしまった思い
私は競技者として正直あまり評価していなかった選手です。
プレロテ、グリ降り、フルブレのオンパレードで山田組の悪しきところが全て出ていた選手だったかと。
ランビエールも、スケーティング含めて技術的なところは一切いじりませんでしたね。
いじらなかったというよりいじれなかったといったという方が正しかったのかも。
羽生・チェンがいなくなり、モチベーションが下がっていた他にこれ以上続けても基礎技術に癖がある以上、もう技術的に上積みが望めないというのもあったのでしょう。
もっとも、あの技術で現役続行をしていると大怪我をいつしてもおかしくなかったので、ここで決断できたのはよかったと思います。
癖が酷くなった要因は、シニアに上がるか上がらないかぐらいの時に、全日本シニアの最終グループに残りました。(2013年か?)
その頃、まだ3Aも4回転も持っておらず、そこで本人はかなり考えたのでしょう。
このまま行ってもこれ以上の飛躍は望めない、どうしたらいいか。
そこで、癖だらけの3A、4回転を編み出してしまった。
3Aはまだしも、4回転は正直見れたもんじゃなかった。
色んな意味で個性的な選手でした。
怪我には十分お気をつけて…おつかれさまでした。