三谷幸喜氏、桐島聡容疑者名乗る男に「ある意味勝利宣言」「それを言って死んでいきたいのでは」




…脚本家のくせに、人の気持ちに鈍感なのかな、と。


なんでも、この桐島聡を名乗る男は藤沢市内の工務店で数十年偽名を使って住み込みで働いていて、古い木造住宅で一人で生活していたとのこと。

近所の人とも最低限の関わりにして、ソツのない生活をしていた。

家族もいない、友人もいない数十年の生活は圧倒的な孤独があったはずです。

特に病気をしていなかったうちはその孤独に気づくこともなかったでしょうが、末期ガンになり、初めて自分のことを忘れられてしまう恐怖感に囚われたのではないかと。

今言わなければ、郷里の家族・親族・友人にも忘れられてしまう…と。


彼が犯した罪により、命を奪われた方々のご親族や重篤な怪我をした方々からしたら、こんな身勝手な言い訳は許しがたいものです。

だから桐島聡を擁護するつもりもない。


ただ、脚本家のくせに考えが浅いんだなとふと思った今日この頃です。