アレクサンドル・アブト(ロシア・SP5位)
4T-3Tを綺麗に決める。3Aはお手つきしそうだったがなんとか回避。
ルッツは詰まりながら着氷。
…プログラムが悪いのかな。途中で中だるみしている箇所があった。
スケートは上手なんだけどイマイチ活かしきれていないプログラム。
本人はプルシェンコより上に行きたかったと思うんですが、点が伸びず。
トッド・エルドリッジ(アメリカ・SP9位)
長野五輪から2大会連続出場。
カルミナブラーナより
4T-2Tは4Tが回転不足で両足、2Tも両足。3Aは転倒。
30歳の選手がショートから4回転を飛ばなくてはならないほど、長野五輪前後から一気に技術革新が進みましたよね。
4回転の皺寄せと3Aの失敗のせいでキツくなったのか、いつものスケーティングの美しさがあまり感じられませんでした。
フレデリック・ダンビエ(フランス・SP11位)
映画「最後の誘惑」より
3Aは回転が抜けてしまう。4S-2Tは成功。
あの独特な曲だけに、もう少しアクの強い演技が欲しかったかなぁ。
ちょっと振付やステップがあっさりしてしまった感じがします。
ケビン・バン・デル・ペレン(ベルギー・SP13位)
この年はまだジュニアとの掛け持ちだったような気がしますが、ジュニア臭さを感じさせない、爽やかさがある洗練された動きでした。
ジャンプの質もすごく良かった。
終わった途端、喜びが爆発(笑)。
フリーも伸び伸び滑ってほしいです。
セルゲイ・リロフ(アゼルバイジャン・SP22位)
3Lz-3Tの予定が2Lz-3Tになってしまった。
他にもちょいちょいミスがあり、途中異様にスピードダウンしてしまっていた。
もしかしたら、気持ちが切れたのか?とも思ったが、なんとか最後まで滑り切った。
スケートは綺麗だし、スピンも早いのだからもっと自信を持てばいいのに。
キスクラではお通夜状態だったが、フリー進出が決まったので、なんとか悔いのない滑りを!
エルビス・ストイコ(カナダ・SP7位)
リレハンメル、長野五輪から3大会連続出場。
おなじみ「Lion」より。
4T-3Tは4Tがステップアウトしたものの、3Tを綺麗に入れた。
ミスを引きずることなく、その他はミス無しなところはさすが2大会連続メダリストといったところ。
これだけの演技をしても、最終グループに入れないとは…。
他の要素は最終グループのメンバーに引けを取らない素晴らしい出来だったのにステップアウトしただけで技術点がガッツリ下げられるのですから本当に厳しい。
ただ、数々の大怪我を乗り越えて30歳でこれだけの演技が出来るというのは本当に素晴らしい。
フリーも、大きな爪痕を残してほしいです。