ヴィクトリア・ボルチコワ(ロシア・SP12位)

ベートーベンの月光より。

恵まれた体格で、ジャンプも高いのに、なんで演技が小さく見えるのだろうか。

体を大きく使う振り付けではないことや、背中が硬く見えるのも関係しているのかもしれない。

あと、スケーティングそのものは個人的にはブチルスカヤより上に見えるけども…まぁ可もなく不可もなくというか。

ルッツでステップアウト、フリップが2回転に。ミスがあったにせよ、うん、まぁ8位以内に入る演技ではないよなぁ、という。


ヴァネッサ・ジュンキ(イタリア・SP21位)

スカートを短くしてタイツをスケート靴に被し、何とか足を長く見せようとしているようだが、それ以前に、胴回り〜太ももが妙に太く見えるような衣装なため、演技が頭に入って来なかった笑。

スピードを出そうと頑張ってはいるのだが、スケートが伸びないので、力んでいるように見えてしまい、バッククロスがセカセカしてしまって、足捌きが雑に見えてしまった。


シルビア・フォンタナ(イタリア・SP11位)

国籍こそ、イタリアだけど実際はアメリカ生まれのアメリカ育ちじゃなかったでしたっけ。

確かに、ユーロにはないタイプの選手。

なんかアンミカに顔似てるなー、巻き足だなーっていう印象しか残らない。

ジュンキをちょっと丁寧にした感じの選手。

確か、旦那さんジマーマンでしたよね。

それしか感想が出てこないくらい、私の好みと相反する選手。


ガリーナ・マニアチェンコ(ウクライナ・SP15位)シンドラーのリストより

ルッツが回転不足気味でステップアウト、フリップで回転不足&お手つき…というか転倒に近い?

ステップはサラッと片足でストレートで滑り切っていた。

ケットゥネンほどではないけど、丁寧さが印象に残った選手。


レティシア・ユベール(フランス・SP14位)

ザ・ギビングより。

アルベールビル、リレハンメル、長野、ソルトレイクシティと4大会連続出場の大ベテラン。

オリンピックの女神は彼女に微笑んでくれない。

ルッツのステップアウト以外は無難にこなしていた。

アルベールビルから変わらず、ジャンプの質が美しい。

ルッツの失敗は、空中で姿勢が歪んでしまったことが起因。

ちょっとしたことなんだけれども。

各々のエレメンツがもう少し完成度が高ければ、減点幅が少なくて済んだのかもしれない。


サラ・マイヤー(スイス・SP9位)

最終滑走の緊張をものともせず、見事ノーミスで若さあふれる演技。

身体が決して柔らかいわけではないけど、それを感じさせないのは手の表現力が柔らかいからかな。