仙台育英はなぜ敗れたのか 決勝の誤算 慶応大応援の影響はあったのか 須江監督が冷静に分析した敗因は-

 
 
 
監督が仰るように、投手のコンディションが整っていなかったところに、のっけからいきなり慶応・丸田選手がHRを打ってしまったことでかなり仙台育英ナインが動揺したこと、一番は慶応ナイン側が特に仙台育英・湯田投手のことを相当研究してきていた結果だと思います。
何より気になったのが、仙台育英側のヒット数が慶応の半分だったこと。
失策数は、実は慶応側の方が多かったのですけど。
慶応ナインよりは、仙台育英ナインの方が能力は上でしょう。これは、試合前からの識者の共通認識でした。
慶応ナイン一人ひとりを見ると、ずば抜けた能力を持った選手は小宅選手だけだと思います。
ですがそれを補うが如く、慶応ナインが共通意識をもって湯田投手を攻略したことがかなり大きかったこと、対する仙台育英側は慶応の先発・鈴木投手に関する研究があまりできていなかったと思われたことでヒット数が慶応の半分以下になってしまったのではないかと思います。
事実、仙台育英・湯田投手から交代した高橋投手からは仙台育英のエラー絡みもあり5回に大量得点はしたものの、それ以降慶応ナインはまったく点を奪えておらず、田中投手に変わっても同じく点数に結びつかずでしたし、対する仙台育英ナインは慶応・鈴木投手から交代した小宅投手からは点には結び付かなかったものの、ヒットを打てるようになっていました。
 
そこにあの節操のない(笑)慶応のおぼっちゃまくんお嬢ちゃま軍団の空気が読めない応援が入ってしまい、仙台育英の選手からしたらかなり精神的に焦りが入ってしまったのだと思います。
 
これで、今度は慶応は追われる側になりました。ここからが真価を問われる時ではないでしょうか。
また、応援に関しては今後自主規制をしてくるでしょう。おぼっちゃまくんお嬢ちゃまは打たれ弱いし、何より金持ち喧嘩せずと言うしね(笑)。