YouTubeオリンピック公式アカウントで昔の映像を上げてくれているので、寝る前によく視聴しております。
意外とおもしろい。
スザンヌ・オッターソン(イギリス・総合22位)
映画音楽のメドレー?レ・ミゼラブルだけはわかったけど。
さすがイギリスの選手とあって滑りの質は良い方だし、スピードもある。ただ、エッジの使い方にバリエーションがないわ、芸術性皆無だわ、トリプルジャンプも全くないという…OPはトリプルサルコウを決めていたようだけども。
当時17歳。
現在はイギリスでコーチ(インストラクター?)をしているような画像がありました。
ズザンナ・シュフェト(ポーランド・総合19位)
こちらもメドレー?渚のアデリーヌだけはわかったけど。
前滑走者のオッターソンと比べるとスケートの質やスピードは落ちるものの、小柄ながらも全身を使って音を拾って表現していること、ジャンプの難易度が低い(3T・3Sのみ)ながらもシークエンスを多用したり体の柔らかさ・身軽さを活かした繋ぎを入れたりしていてかなりアグレッシブな演技。
第一滑走者のオッターソンの順位を上回る納得の演技。
当時14歳。
長野五輪シーズンまで現役を続けたようで、現在は振付師として活動しているようです。
オリガ・ヴァシリエヴァ(エストニア・総合21位)
またまたメドレー。ショパンの別れの曲アルトサックスバージョンだけはわかったけど。
…それにしてもこの時代の人達のメドレーの持って行き方は結構強引なような笑。曲を平気でぶった斬るし笑。
技術的には前滑走者のシュフェトと変わらないように見えた。
3Loを回転不足ながらも着氷したり最後にビールマンスピンを披露して審判にアピール。
だが、芸術性がシュフェトより明らかに劣っていたためにシュフェトの順位を上回れず。
当時14歳。
この大会以降オリンピック出場はありませんでしたが、2003-4シーズンまで現役を続け、息の長い選手生活を送ったようです。
アルマ・レピーナ(ラトビア・総合20位)
マラゲーニャ。途中までクリスティ・ヤマグチと同じ音源。
アクセルが不発、所々エッジが不安定、曲の繋ぎ方というのかプログラムが悪いのか、唐突に終わらせるような構成なので余計にミスが悪目立ちする形で点が伸びず。
当時17歳。現在はコーチでもされているのでしょうか。
クリスティーナ・チャコ(ハンガリー・総合23位)
聞いたことがあるような曲。(何の曲かわからない笑)
ジャンプがまともに決まらず、あとはエッジがほぼ直立状態で緩急が付けられない。これではさすがに点は出ない。特にイギリスやチェコスロバキアのジャッジがめっちゃ辛口点を付けていた。
当時13歳(!)。
2年後のリレハンメル五輪にも出場。
この頃から徐々に力を付けていき、持ち前のスピードを活かして高さと迫力のある3-3や5種類の3回転を揃えられるようになり、ワールドでも最終組に入れるようになりました。
長野五輪は怪我で欠場。2000年に引退。