3か月ほど前の2022年2月、スティーブン=スピルバーグ監督の
映画「ウエスト・サイド・ストーリー」を劇場で観ました。

ウェストサイドストーリー①_2022.02.23

当然ながらミュージカル仕立ての作品なので
薄々予感してたことですが、途中から眠くなり、
加えて、不良グループ同士が抗争する話だから
面白いストーリーであるわけではないので
正直「観るべきじゃなかったかな」と思いました。

シアターから出る際のエレベーターに乗っていたら
背後にいたハタチ前後の女の子二人組が
「あ~、全然、暗~いハナシだったねぇ」
「う~ん、こんなんと知ってたら観なかったかも」
「やっぱ、ちゃんと下調べして来ないとダメだね」
「予告編を見るだけで判断したらダメってことね」
などと話しているのが聞こえてきました。

 


ダンスや歌の躍動するシーンが繰り広げられる
この予告編をウェブなどで見るだけでは
確かに、素敵な恋愛映画だと思いますよね。

逆説的ですが、そう思わせて客の足を劇場へ運ばせる
動画映像は、予告編としては上出来なのでしょうね。

まぁ、他方で短調な通奏低音の映画を好む人たちもいるので
結局は、どういうテイストの映画を好むかどうかに帰するわけで
観た後の当たり/外れの感想も含めて映画の楽しみなのでしょう。

そんなことをつらつら考えさせれた
スピルバーグ監督の作品でした。
皆さんはご覧になりましたか?


[ 2022.05.22(日)日刊 ]