少々、地味な話題ですが、これから国会で
第2次補正予算についての審議がされます。
報道などでも取り上げられてるとおり、
予備費が10兆円規模で計上されてます。
今年度の本予算の予備費ですら5千億円規模ですから、
もの凄い金額ですね。20倍もの金額を補正で……
初め、何かの間違いかと思ったくらいです。
新型コロナ禍の緊急時とはいえ、
こんなに巨額のフリーハンドの予算を
政府に与えてしまってもいいのだろうか。
安倍晋三政権が弱小野党をなめてるのは明らかですが、
この巨大予備費は、与党もなめてるような気がするのですが、
議院内閣制を採用していることの一つの帰結なのでしょうか。
予算審議は国会の最重要任務の1つのはずですが、
それを奪うかのような補正予算案になってます。
野党がどうのこうの言うかということより、
与党の自民党や公明党がどう反応するのか、
そこが最大の見所になるように思います。
ある意味、与党の見識が問われてます。
[ 2020.06.04(木)日刊 ]