こんにちは、陽です。
ミニマルライフについて発信しています。
今回はミニマルライフを送るうえで、仕事についてお話していきたいと思います。
ミニマリストを目指し始めてから、1年3か月が経ちます。
ミニマリストしぶさんの本を読んだことがきっかけで、1年少しで大量のモノを手放しました。
モノだけでなく、考え方も大きく変わり、もっと言えば、ほぼ180度変わったことで
自分のライフスタイルも劇的に変化しました。
中でも特に仕事の変化が最も大きかったです。
その中で良かったこと、悪かったことをお話していきたいと考えています。
ミニマリストといえば、いらない部分をそぎ落とし、大事なことに注力をささげるといった概念があると思います。
その大事なことがほとんどの場合、仕事だと思います。
仕事という、人生で大事なことにフォーカスするために、そのほかの余計な時間を最大限までそぎ落として、効率化をupさせるといった感じです。
しかし、自分の場合、つい先月まで仕事もミニマルにしていました。
もともとミニマリストを目指し始めた当時は、正社員ではないですが
正社員と同じくらいの労働時間でした。
ですが、モノを減らし始めた段階で、仕事もミニマルにしたいと考えるようになりました。
ミニマル化してからの労働時間は、一日3時間、多くとも4時間でした。
ただ、それでも週6で働いていて、多くはないですがボーナスもあるため、自分で暮らす分の給料はあります。
なので親のすねをかじってはいません。笑
1年くらいこのような、ある種セミリタイアした生活を送った感想をお話したいと思います。
仕事をミニマルにした初期のころは、無気力な状態が続いていました。
”減らす”ということに対して、敏感になっていたからだと思います。
何もかも減らしたいと思うようになっていき、最終的に活力までも減っていったからです。
ただでさえ労働時間も少ないのに、さらに減らしたい、仕事がない状態をつくりたい
とエクストリームな精神状態に一時期ですが、陥っていました。
後に立て直しはできましたが、そういった経験も含めて、総じて感じたことをお話していきます。
やりたいことがなければ、正直かなり暇です。
なので暇に対する耐性があるかはかなり重要です。
自分は仕事がオンラインでストレスが少なかったため、生活的にはFIREに近い状態なのかもしれません。
なので、自分の場合は人との関わりがほとんどないため、
孤独感に耐えられるかどうかも重要になっていました。
そして働いている感覚すらあまりなかったため、社会から孤立している感覚もありました。
以上からまとめると
①暇耐性
②孤独感
③社会からの孤立
がポイントになります。
個人的には
目的がなくて、少ない労働(ニート)でずっと生活するのは楽しくないです。
ストレスが少なくて楽なのは確かですが、生活が楽しくはなかったです。
楽しくないと思う理由は、”生産性がないから” です。
人によるかもしれませんが、自分は生産性が伴わない活動しかしていない場合、とても退屈でした。
ここでいう生産性とは、お金が発生することではありません。
自分にとっての生産性になります。
自分にとって、有意義な活動になっているかどうかです。
極端に言えば、日々充実感があるのであれば、それは有意義な活動と言えます。
なので何か目標があって、それに集中するために仕事を減らすことは有意義になりえます。
自分の場合、仕事を極端に減らした理由は、上記のように
モノを含めて、いろんな物事を減らした流れで、仕事も減らしていきたい
ということからでした。
後にその生活が自分にとって良くないことに感知して、目標を作りました。
金銭面では困ってはいなかったため、仕事を増やすよりも、何か目標をもって生活するという考え方です。
自分の場合、その目標が資格試験の勉強と音楽活動でした。
今後の仕事に何かしら結び付けたいと考えての活動です。
半分趣味の活動でもありますが、趣味でも目標があるかないかではメンタル面に大きく影響します。
自分の場合、目標もなくただ楽をした生活をしているだけだと、ほぼ確実に鬱になっていたと思います。
先ほど仕事を極端に減らしたことが自分にとって良くないと語ったのは、その分楽する生活だけをしていたからです。
1年振り返ってみて
目標に対して本気で日々取り組んでいるときは大変だけど楽しかったですが、
目標とは関係のない娯楽だけの楽な生活だけがしばらく続くと、
自分は何やっているのだろう?
と不安に陥っていました。
みんな働いているのに、自分だけ何していているのだろう?
という不安です。
他人と比較しない
というのはもちろん大切です。
なので、生産性のない生活をしていても日々楽しいと心から思えているのであれば、その生活はその人のライフスタイルに合っているのかもしれません。
自分の場合は、早い段階で限界に達してしまいました。
生産性のない生活しかないのであれば、働いていた方が充実感があって楽しかったです。
そしてこの生活を続けた際の、一番大きな気づきは、
本気で取り組むことに大きな価値があるということです。
こちらについては、また今後お話していきたいと思います。
今回は以上です
ではまた