伝わらない | 町に出ず、書を読もう。

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物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

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同じカップ麺から出したスープの袋です。



ちょっと見づらいですが、首を90度傾けて、文字を読んでいただきたい。



上の袋(粉末スープ)には
「食べる直前に入れてください」
と書いてあり、



下の袋(液体スープ)には、
「召し上がる直前に入れてください」
と書いてあります。



つまり、上の袋はほぼタメ口を使っていて、下の袋は明らかな敬語を使っているわけで。



それすなわち、カップ麺界では、液体スープよりも粉末スープの方が序列が上だということを如実に表しています。



これは大発見です。
なぜそんな格差が生まれたのでしょうか?



しかしよく考えれば、昔のカップ麺は粉末スープのみでした。



液体スープは明らかに歴史が浅い。



年功序列か、なるほど。



きっと液体スープは、粉末スープのことを
『粉末スープ兄さん』
と呼んでいるのでしょう。



そして、粉末兄さんがタメ口で喋っている相手だったとしても、自分と相手の立場をイマイチ把握できていない液体スープは、念のため敬語で喋っているのではないでしょうか。







という話を、写メを見せながら何人かに話したのですが、反応が芳しくありません。



どうしてなんでしょう?