【あとがき】 言い訳とかいろいろ | 町に出ず、書を読もう。

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物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

※ここだけ読んでも意味不明なので、前とその前の記事【まえがき】と【本編】をまず読んでください。





ふう。
何とか完成しました。



以外とやればできるもんですね。



特に私は作家読みをするタイプなので、ひとつ重複したとはいえ、60人以上の著者が挙げられたことに我ながらびっくりしました。



てなわけで、あとがきということで言い訳とも苦労話とも独り言ともつかないようなことをぶつぶつ言いたいと思います。



1.【を・ん・ぢ・づ】は無理。


上記4音は、現代日本語では先頭の音にならないので空欄となりました。

【ぢ】に関しては「ぢん・ぢん・ぢん」(花村萬月)を思いつきましたが、未読でした。




2.【ゐ・ゑ】もやっぱり無理。


「50音」ということで含めてみようかとも思ったのですが、どのみち当てはまるものがないので除外しました。



一応【ゐ】だと「ヰタ・セクスアリス」(森鴎外)という手があったのですが、無論読んでないので却下されました。




3.【ぴ】と【ぽ】の件。


このふたつに関しては、読んでない書名を思い付くことすらできませんでした。


しかもそれぞれひとつの短編小説しか浮かばず仕舞い。


無念なり・・・。




4.【け】と【ぴ】の著者重複。


【ぴ】がいくら考えても「ピコーン!」しか浮かばなかったので、なんとか他の【け】は無いかと色々考えたのですが、結局は舞城王太郎さんの「煙か土か食い物」しか見つかりませんでした。


未読のため却下したものなら、

「蹴りたい背中」綿矢りさ
「県庁おもてなし課」有川浩
「県庁の星」桂望実
「剣客商売」池波正太郎

と幾つも思い付いたのですが。


重ねて無念なり・・・。



5.後半がつらい。


とりあえず項目を埋めていって、あとで著者重複分をなくしていく、という方法で挑戦していたのですが、後半になればなる程に煮詰まりっぷりが凄くて、ひとつの項目を変更するだけで大変なことになるのです。



例えば、
最終的に伊坂幸太郎さんの作品は「ポテチ」のみでしたが、終盤まで「ゴールデンスランバー」も残っていたのです。



【ぽ】は代わりが見つからないので、【ご】を変えるしかない。



ご・・・ご・・・ご・・・、
あ、「獄門島」があった。
でもそしたら著者が重複するから「夜歩く」を別のに変えないと。



よ・・・よ・・・よ・・・、
あ、「義経はここにいる」があった。
でもそしたら「猿丸幻視行」を別のに変えないと。



さ・・・さ・・・さ・・・、
あ、「殺戮に至る病」があった。
でもそしたら「ディプロトドンティア・マクロプス」を別のに変えないと。



で・・・で・・・で・・・、
あ、「ディスコ探偵、水曜日」があった、けど舞城作品はただでさえ重複してるから却下。
で・・・で・・・で・・・、
あ、「デンデラ」があった。
でもそしたら「エナメルを塗った魂の比重」が、って、あああぁぁぁぁっ、キリがないっ!



【ご・よ・さ・で】の中でまだ出てない著者のタイトルはないのか!?



・・・
・・・・
・・・・・・
あ!「サクリファイス」があった!!
よし、やった!



こんな感じの大騒ぎです(笑)



まあ楽しいっちゃ楽しいんですけどね。






【あとがきのあとがき】

やってみると苦労が多いものの、なかなかに楽しめました。



興味が湧いたならば、是非やってみて下さい。



熱中したら、2・3時間あっという間に過ぎてますよ。



そして、このリストに既読がたくさんあるというかた。



お友達になってください(笑)