雪の日の練習と91歳の奥様 | ガムシャラなヨガや運動はもう卒業!こんな体は嫌!

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とっても寒い朝
朝起きると外は真っ白
とりあえずコートと帽子をかぶって、ゴミ袋2つを出しに。

その後は顔を洗って歯を磨いて
8分米を炊いて

そしてヨガマットをひいて、ただ座ることからはじめる。

あれ?着替えないの?

『そう、寒いもん 着替えるの。』

着替える事考えるだけで、布団からでたくなくなるから。
冬は基本、パジャマのまま練習をはじめる。

ま、たっぷたっぷのパジャマではなく
どちらかというとピタピタ
ヨガもできそうな感じってわけ。

ベストのダウンも装着して
準備完了!ってわけです。

さて
マットの上での練習で
いま私が大事にしていること。
『呼吸をまわす、気をまわす』

ヨガを始めた頃は
ポーズの形をただただとってみる練習、
ポーズの順番を覚えていく練習
ヨガをする という時間をもうけていく練習
そこで呼吸をする、流す練習
でしたが

呼吸を意識してしている自分から
ここ数年
呼吸が体中に流れている回っている
という感覚に変化しました。

言葉では、わかっているつもりでも
体感してみると、また違うわけですね。
練習を終えるとエネルギッシュで疲れにくく頭はクリア。

さて先日、友人のオバアちゃんに、お食事に招かれて
家族で行きました。
TAMIさんは なんと 91歳!
photo:01


91歳なのに、立ってる姿勢が直立というのでしょうか?
ダンサーのようというのでしょうか?
とりあえず、私は驚き、興味津々で、その姿勢を観察するするわけです。
肌のつや、言葉や頭の回転、目や、手先を観察観察

12キロの走り回る我が息子を、すくい上げるように
立ち姿勢から抱く姿は
まさに91歳ではありません。。。。

私は足がもつれないか、転けないか心配でなりませんでしたが!!
(だーって、結構飲んでらしたから)

そのオバアちゃんが言われた言葉
『姿勢がいいと、気が回るのよ』

まさしく、そうでしょう!と頷いた。
内蔵にも負担がないのでしょう。
呼吸が流れているのでしょう。
気がまわってるんでしょう。
体にも心にもストレスがないのでしょう。

そういえば大正生まれの
98歳で特に病気もせず他界した私のオジイちゃん。
めちゃくちゃ姿勢が90歳こえても良かったような記憶があります。
背筋がピンとしていて、
律している感じ。
いつもジャケットを着て姿勢よくスーパーにいくような
おじいちゃんでした。


姿勢が良いと呼吸が気が回る

そう
呼吸のまわらない練習は疲れる
呼吸ができてないことに、まず気づきだし
呼吸がとぎれないよう、ずーっと波のように流れるように
練習の仕方を、ポーズの取り方をガラリと変え

そうすると、無駄な緊張がなくなりだし、芯がつよく安定してきた。

頭も、そこで、ガラリと柔らかくなったのかな
いや、固めていた、執着している頭にきがついたのかな

妊婦の時もアシュタンガヨガをしながら、お腹を柔らかく緊張させず包み込むように
赤ちゃんに酸素を送るように練習をしていたからか、めっちゃ気持ちよかった!よ。
ね!息子よ!

さて、練習の仕方をどう変えたかは、またクラスでお話するとして。


一生できる気のしない
チックタック
今日はタックでも呼吸がめぐり出しました。

とりあえず、私のヨガ経験の中で
一生できる気がしない!!というポーズはたっくさん出会ったけど
結局いつか、心地よく快適に保てるようになって来ているわけです。
一番始めはチャトランガダンダアサナ(顔面から落ちそうで、肘がまがらない)
立ちポーズの三角のポーズのねじり(3秒とまれば良い方で、とりあえず必死)
とか

呼吸ができないのに、根性でやることが出来たとしても
それは快適ではない。
でも、ヨガを始めた頃は、根性でしていることも、呼吸が巡っていないことも、全くわからなかった、、、

マットの上の練習は、普段の過ごし方にも影響を与えるし
きっと、普段も根性で何事もやりこなし、自分を疲れさせてしまっていたんでしょう。
結局原因は自分

というわけで
タックで呼吸が巡った
快適に巡った
ポーズが形作れることよりも
呼吸が快適に巡った事が
素直に、嬉しかった。
また、少し変化ですね。

出来ない事をやる!って
私は苦手な方だったけど、
今は出来ない事を、出来なくてもいいから、やるってことがとっても楽しめるようになった。

マットでも普段の生活の中でも困難なこと、難しく感じる事、環境が変化しても
呼吸が安定して心地よく巡れば、簡単に快適にすごせるのでしょう。

が、なかなかね。
私には、まだまだ、よくわかりません。