バースプランには
主人は立ち会いません。ケアはしてくれますが、お産間近になれば
私ひとりでがんばります。
というのが我が家の考え
周りの情報から
立ち会い出産は賛否両論だったので、夫婦で話し合い
私たちが納得した考えがこれでした。
で助産師さんもＯＫしてくれ
とうとうその時がやってきました。
７月１２日（火）
０：２０
助産院到着
まだまだ自分であるける
お手洗いに行き、その後入院予定の和室に移動する。
オレンジの薄暗い灯りのお部屋のなかで検査を受け
この時で子宮口２ｃｍ
痛みはまだ仙骨だから分かっていたけど、おーまだまだ２ｃｍかー長丁場だな
と思う
先生も主人に長丁場だよと伝えたらしいです。
とりあえず、まだまだなのであれば、一旦主人に休憩してもらい、陣痛の後半でしっかり
さすってもらおう！と思ったので
待合室で寝てきて休憩してきて下さいと 伝え
私は助産院の先生に テルミン
で背中や仙骨周りを温めてもらいながら痛みがきたら仙骨を押してもらった
１：３０くらい
痛みと共に吐き気がでてきたので、何回かもどし
胃の中をすっきりさせたが、
このまま１２時間以上つづくであろう陣痛に
空腹で頑張れるのか
不安になり・・・・・
この陣痛の波の間に 私は何なら食べれるかを必死で考える
主人が寝てる場合じゃなくなった用で様子をみにきてくれ
陣痛中に背中や肩をさすってくれたり、目をあけてーとか
呼吸や痛みと痛みの間のリラックスを誘導してくれたりと
とても上手にケアをし一緒に頑張ってくれていました。
（結局男性はお産に立ち会ってくれても、まず、どんな状況でどう進行するか
妊婦は何をしてほしいか、どうケアすればよいか、何もわからなだろう。
わからいまま立ち会うと、上手くケアもできず、無力感を感じさせ動物的な女性に
びっくりするだけのような気がして
結局お産は男性にはわからず女性にしかわかんないわ。
で終わらせられるのが、とても私は納得いかず
分からないなりにも、理解しようと努力する思いが見えると ほっとするわけで。
もちろん、初産なんで私もどうしてほしいか、どうなるかなんて想像でしかないのですが
お産中ケアをしてもらえるなら、どう二人のものにできるのかを考え
私なりに１０カ月かけて感じた事、いろんな本や講習で学んだこと
私が知る限りの情報と お産の時してほしい事を口頭ではなく
手紙にまとめて？箇条書きで？！
お産の時数日前に プレゼントとともにわたしました。
ということで お産中は
主人to do list が役に立ったんじゃないでしょうか？
助産師さんも 「すごく上手に誘導してくれてはったねー私たちが言わなくてもバッチリだった」 と褒めてくれました。
きっと褒められると だれでも嬉しいし 男性も 一緒にいて役に立った！お産を一緒にした！
という満足感があるんじゃないでしょうか？と勝手に思う
という、勝手な勝手な満足・・・）
さて
痛みがくると フーフーーと息を吐き
呼吸をコントロールしないで、ただ軽く吸って 長く吐くことだけに意識をしていました。
痛みも波のように 小さい痛みから大きい痛み また小さい痛み そして休息
と、繰り返しになっていたので
大きな痛みの時だけを痛みと感じるようにし、小さい痛み始まりから身体を緊張させたり
強張らせたりしないように注意していました。
あとは、がんばれー！がんばれー！はやくでておいでー！って言ってました。
痛みがなくなれば、リラックスをし短い時間ですが寝て休息していました。
時計をチェックしながら案外 時間が経つのが早いなー
12時間なんて すぐかも！ってまだまだ余裕
２；４５くらい
どんどん陣痛の間隔が速くなり
痛みの強さも大きく長くなってきて
この感覚があと12時間つづくのかーと
頭によぎり
体力がもつかな？と ちょっと不安になりました
次第に仙骨の痛みがおしり いや、、、肛門です
ここが痛くなると もうそろそろ というのを聞いていたので
もう！でてくるんだ！！
と、なんだか涙がでそうに嬉しくなる
はやく会いたーい!!と。
早くも感動
痛みが強くなり
フーと吐く息に声が混じってくる
痛みより嬉さのほうが強くて辛くない
痛いーけど 嬉しくて、なんかスッキリーって気分
会える！！！！抱ける！！！！お母さん早く会いたいよー！と
ここにきて やっと 自分をお母さんなんだ！という思いが深くなる・・・
昨日産まれたばかりの赤ちゃんが二階の和室で大声で泣きだし
なんか、私のお腹の子に はやくでておいでーとゆってくれてるような気がした。
そのうち 向こうからイキミがきて
え？もう産んでいいんですか？？という感じ
主人は絶えず必死にケアしてくれ、少し会話をし
いろんな事が嬉しくなりニコニコ☺笑っていました。
そんな微笑んで余裕のある自分をまた、客観的に不思議にも感じながら
あれ？このままじゃ立ち会い出産になりますけど！？！っと 冷っとしていました
先生が もうかなり降りてきてる！とあわてて用意してくれ
予定日より５日が経っていて
助産院について、子宮口がまだ2センチときいたときは、
一瞬ムーラバンダを憎んだ
というより
あれ、毎日練習で締めすぎてゆるめてなかったのかしら？？と思いましたが。
よ！
締まる時締まって 緩めるとき緩めれるじゃん！と喜ぶ
助産院なので、フリースタイル
いきみとともに、仙骨を後ろに向け、赤ちゃんが出てきやすいように道をつくり
肩や手足に力が入らないよう、力を引き込まないで、緊張させたりしないで
手と足で主人と助産師さんの体をかりて押して、吐く息でお腹と産道にビシっと意識を集めた
「頭がでてきたよーわかるでしょー触ってみる？」と助産師さん
感動気分の私でしたが、ここにきて冷静さをなくし、なんだか恥ずかしいのと可笑しいのとで
やけに照れた・・・
相当、痛いはずなのに、照れました
で、私のだした答えは
「いや！！いーですーいーーです！！！！」
こういうときになんで冷静になれなかったのか！と悔やみます
今思えば 触っておけばよかった！！！です。
３：１５ ３４８０ｇの男の子誕生
頭がでてクルッと肩がでて ここから、自分の手で引き上げて胸の上にのせる
というはずでしたが
照れていてしまったので
お断りし、先生にとりあげてもらって胸の上にのせてもらった
（自分ですればよかった！と入院中にふつふつと後悔）
へその緒がついたままの 子
きゃーかわいー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！１１
かわい！！！
すすごーい
と連呼する私。
「犬の赤ちゃんみたい!!」と叫ぶ私・・・
（本当失礼な私、、、
この世にでてきた赤ちゃんを、赤ちゃんが安心して喜んで
また傷つかないよぅにむかえられたかな？ 犬！っていうのは失礼だったな）
胎盤がでてきて、綺麗な胎盤ですね！と褒められるが
よくわからず、
んージッと見れない塊
そのあとは二時間くらい温度が下がらないようにチェックしながら
胸のうえで抱き幸せをかみしめ
（この感覚を味わえたのは本当によかった。子がいくつになっても覚えているんだろうと思う）
だいすき、あいしてる、いいこ、かしこいね、かわいー
そんな言葉を繰り返し眺めました。
そのあと機能しなくなった臍の緒を切ってもらい
（これも自分で切ればよかったなーと思います
大切な種を私のお腹の中で大事にそだて
そこから、はじめての分離。
これからは、一つづつ自分でなんでもできるようになるんだよーという思いを込めて。
切ればよかったな）
初乳をあげたときは全身
しびれた。
なんだか母性のスイッチだったのか？
なんだか、入った気がする。
それとともに子宮の収縮を感じ
授乳するたびに
もう誰もいない子宮がちいさくなっていく
（人間の体 本当すごい。）
５；３０
右には疲れ果てた主人が畳の上で 大きな鼾を響かせながら熟睡
（この姿がやけに私をホッとさせました）
左にはお腹から出てきたばかりの赤ちゃんが、大きな目をあけながら
キョロキョロしてたり、目を閉じて寝ていたり
そんな二人に挟まれながら家族3人で川の字で寝ころんでいました。
なんとも、言えない幸せと満足感。
助産院では、お産後すぐに骨盤をさらしで締めてくれ
プルーンジュースと梅しょう番茶をストロで飲ましてくれました。
以上
私のお産体験はこんな感じでした
妊娠中のヨガで
身体を柔らかくするためとかに加え
体力や強さ精神力
心身をリラックスさせる方法を手に入れていた事
また内側を毎日しっかり観察して身体とお腹の声に耳を傾けていた事
土台や大地、身体の中心や姿勢、骨盤底を意識していた事
妊娠中の自分の体や 出産時、産後の体の回復のためにとても役だっています。
さて
お産後3週間を終えようとしている今
妊娠から
出産という出来事が
はやくも思い出となり
産後の 濃厚な毎日をすごす私です。
妊娠出産も大事ですが
産後の方がもっと大事！！と思う今
またつらつらと 書いていきたいと思います。
で、結局立ち会ってるじゃん・・・
今日の沐浴
