おはようございます
口から健康をプロデュースする歯科衛生士
壱原裕子です
「定期健診」について書いています。
歯科医院での定期健診でみなさんは何をしてもらっていますか?
確かに、歯肉縁下(歯ぐきの中)バイオフィルムを除去してもらうことはとても重要です。
」についてご説明しました。
今回は「クリーニングよりも大事なこと」をお伝えします。
「はみがき指導」が大事
これ絶対なんですけど、毎回歯科衛生士、歯科医師から
「ハミガキ指導」を受けるほうが歯を残せる可能性が高くなります。
どんなに短くても、定期健診は1カ月は期間が開きます。
その30日間、ハミガキができていなければ、全く意味がありません。
バイオフィルムは除去した瞬間から、また再形成されます。
クリーニングしても、その瞬間からまた汚れは蓄積されていくのですから、その一回のクリーニングを信じすぎていませんか?
「定期健診」に行っているから、大丈夫なんて事は絶対にありえないのですよ~
みなさん、気づいたほうがいいです。
その一回のクリーニングを信じるよりも、ご自身のハミガキの腕をあげて
「ご自身のブラッシング」を信じられるものにしたほうが良いです。
それには、歯科衛生士の専門的な「ブラッシング指導」が必要です。
「がんばって磨いています」
「しっかり磨いてます」
でも、「磨けていなければ意味がない」のです。
ハミガキする事を習慣化するのがまずは最初の一歩です。
でも、それができているのなら、その「質」を上げなければ意味がありません。
メンテナンスに通っているのであれば、それを担当の歯科衛生士がみてくれているハズです。
しっかり「ハミガキ指導」を受けてください。
メンテナンスに最も重要なのは「ハミガキ指導」とその他の口に関わること全ての指導です。
虫歯が多い方には「食生活の指導」が入るかもしれません。
今まで「めんどくさい」と思っていた方はしっかり聞かないと、「行ってるだけ」のメンテナンスは効果が半減、もっと効果がないかもしれません。
メンテナンスに行く時には気にしてみてください。
自分の身体は自分で守る。
自分の歯も自分で守る。
正しい知識はあなたの歯と健康を守ります。
信頼できる歯科医院に定期的に通いましょう。
壱原裕子