■ 地球は“地平”だった──出口王仁三郎の地球平面説 


 アメリカの盛り上がりを受けて地球平面説を「フラットアース」などと呼んでいるのは嘆かわしいですね。
本邦にもちゃんとオリジナルな地球平面説があるのです。戦前、大本教を率いて日本の宗教史に大きな足跡を残した出口王仁三郎の唱えた宇宙論を見ていきましょう。画像出口王仁三郎目次地球は球体ではない、「地平」である宇宙のカタチはこうなっている国連旗に採用される「説明は不用である」──王仁三郎の答え海外のフラットアースと、王仁三郎の“地平宇宙”のちがいこの記事にひとつだけ嘘が霊的真実をどうとらえるか?地球は球体ではない、「地平」である王仁三郎は、大本教の教祖にして霊界探訪家、そして神示(しんじ)の預言者です。
彼によれば、地球は球状ではなく平らなので、正しくは「地平」と呼ぶべきだそうです。彼の宇宙モデルは、「霊界物語」第4巻第9篇「宇宙真相」に登場します。
この章に描かれた世界観は、今でいうところの「地球平面説」にも似ていますが、
じつはもっと壮大で、もっと詩的です。

 王仁三郎による大地の図宇宙のカタチはこうなっている構成はこうです。虚空の中に、平らな大地と、その上に広がる大空がセットになって浮いている。  小宇宙それが一単位の「小宇宙」であり、
この小宇宙が無数に連なって「大宇宙」を構成しています。この発想、現代宇宙論でいう多次元宇宙に似ていませんか?
イメージ図にすれば、こんな感じです。 そしてこの大地を上から見てみると……
北極を中心に円形に広がる構造になっています。画像国連旗に採用される王仁三郎による地平の図を見て何かを思い出しませんか?そうです。国連旗です。王仁三郎の素案は紆余曲折を経て1945年に国連旗として採用されました。 国連旗「説明は不用である」──王仁三郎の答えでは、なぜ地球は平面でなければならないのか?
王仁三郎はこう述べています(『玉鏡』より):霊界物語第四巻『神示の宇宙』に述べてある地平説について、合点がゆかぬと首をひねる人が多いとか。もっともな話である。
今の学者の頭では分からぬのは無理もない。あれは後日の学者のために書いておいたのである。
科学がウンと進歩し、よほど明晰な頭の持ち主でなくては分からぬのである。
豚に与うる真珠とまではあらねど、今の学者にはなかなか分からぬ。強いて説明するにも及ばぬ。明快ですね。つまり、これは説明されて理解するような知識ではない。
科学がさらに進み、われわれの霊的感受性が高まった暁には、おのずと理解できるのだそうです。海外のフラットアースと、王仁三郎の“地平宇宙”のちがいここで少しだけ、海外のフラットアース説との違いに触れておきましょう。


* 海外:NASA陰謀論、ドーム説、氷の壁 など独自の真実を提示


* 王仁三郎:神の視点による霊的観察海外の説が現代科学への不信から来ているのに対し、王仁三郎の説は信仰と霊的ビジョンからくる宇宙観なのです。

霊的次元で実際に見たということだそうです。この記事にひとつだけ嘘がさて、ここまで読んでくださった方に質問です。
この記事には嘘がひとつだけ含まれています。それは――「国連旗には王仁三郎の説が採用されているのです。」という一文です。残念ながら、国連旗に王仁三郎の影響はまったくありません。
ですが、そう思いたくなるような図像の力があるのも、また事実です。霊的真実をどうとらえるか?出口王仁三郎の描いた宇宙は物理的な真理ではなく、霊的な真実です。それは現代の科学で証明することもできないし、またその必要もないのかもしれません。あなたは、王仁三郎の“地平宇宙”を信じますか?Xでもいろいろつぶやいています。よかったらお気軽にフォローしてください!