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■パソコンの動きを早くする・軽くする・高速化の方法12選


パソコンの動作がもっさりしていたり、たまに停止してしまったりすると作業が捗りません。そんな時に改善方法を実施することで動作を早くできる可能性があります。そこでこの記事ではパソコンの動きを早くする・軽くする・高速化する方法をご説明いたします。お電話でのご相談/最寄り店舗はこちら目次パソコンの動きが遅いと大きなストレスになる

■パソコンが遅くなる4つの原因

1使用しないアプリが常時起動している

2不要なファイルが溜まっている

3ハードディスクの容量が足りない

4CPUに負荷がかかっている


■遅いと感じたら確認する2つのポイント

パソコンを使っていて変更したこと

不審なメールやWebサイトを見ていないか?


■パソコンの動きを早くする方法12選

使っていないアプリをアンインストールする

1不要なデータを整理・削除する 

2同時に使用するアプリを減らす

3定期的に再起動する

4常駐ソフトを減らす

5高速スタートアップを有効にする

6システムクリーンアップで不要なファイルを削除

7ドライブのエラーを修正する

8デフラグを実行する

9自動メンテナンスを確認

10ウイルスソフトのスキャン時間の確認

11電源プランを確認する

12修理をプロに任せるのも一つの対処法


日々のストレスを減らすためにも、パソコンの動きを早くするためにできることをぜひ覚えておいてください。


♥まずはパソコンがどんな原因で遅くなっているか知りましょう。

1使用しないアプリが常時起動している

パソコンにはスタートアップ機能があります。これはパソコンの起動時に登録されているアプリを自動的に起動する機能です。使っているアプリによってはインストールしたときに自動的にスタートアップに登録されます。複数のアプリをインストールしているとスタートアップに登録される数もたくさんあります。あまり使わないソフトのヘルプファイルや極端に重いソフトウェアなどがスタートアップに登録されて起動していないか確認しましょう。

2不要なファイルが溜まっている

パソコンに不要なファイルが溜まってくると動作が遅くなる原因になります。ごみ箱の中のファイルは定期的に空にしているか確認しましょう。ブラウザなどのソフトウェアのキャッシュと呼ばれるファイルも整理、削除をすることで不具合が解消する可能性が高いです。ソフトウェアのアップデートで使用した一時ファイルも大きな容量を占めていることがあります。一時ファイルを削除することで不要なファイルを整理しましょう。

3ハードディスクの容量が足りない

ソフトウェアのデータや作成したファイルのデータを保存しているのがハードディスクです。ハードディスクの容量が足りなくなると動作が遅くなります。ハードディスクの使用容量を確認するには、エクスプローラーを開いて一番上の階層まで上がります。ドライブの使用容量と全体容量が表示されます。ドライブが赤く表示されていたら容量不足です。ファイルを削除・移動するなどの対策が必要です。

4CPUに負荷がかかっている

CPUはパソコンの計算処理をする頭脳です。パソコンを動かすにはCPUが余裕をもって処理を行う必要があります。しかし、画像処理ソフト、動画処理ソフトなど負荷のかかる処理を行うとCPUの処理が追いつかず、動作が遅くなる原因になります。また、ソフトをいくつも起動して作業を続けたり、ブラウザのタブをいくつも開いて閲覧するのもCPUに負荷をかけます。特定のソフトを使っていると作業が遅いときにはパソコンのスペックを見直すか、ソフトの仕様を控えましょう。CPUと同じくらい大切な部品にメモリがあります。メモリの容量が足りないとCPUでの処理が増えて負荷をかけます。メモリが足りているかもチェックしましょう。


2つのポイント作業をしていて急に動作が遅くなったと感じたら直前になにをしたのか思い出しましょう。


急に遅くなる場合は設定の変更かウイルス感染が考えられます。ここではそれぞれの可能性と症状についてみていきましょう。パソコンを使っていて変更したこと動作が遅くなる直前にOSのアップデートや更新が行われていないでしょうか。

更新によってシステムに不具合が生じて動作が遅くなることがあります。また、アプリを新しくインストールしていないでしょうか。

グラフィックのきれいなゲームや動画編集ソフトなどメモリの消費が大きいアプリはパソコンの動作を遅くします。


また、インターネットを閲覧していてページを読み込む速度が極端に落ちたりしないでしょうか。

動画など容量の大きなデータを頻繁に送受信していると速度制限がかかることがあります。

プロバイダでどれくらいの容量を使うと速度制限がかかるかはチェックしておきましょう。同じ回線で複数台のパソコンが同時にインターネットにアクセスしているときには、一時的に回線速度が落ちることがあります。パソコンには問題がなくてもネット回線の状況で動作が遅くなることもあります。不審なメールやWebサイトを見ていないか不審なメールを開いた後、見知らぬWebサイトを見た後に動作が遅くなった場合はウイルスなどに感染した恐れがあります。


ウイルスは感染すると勝手にソフトを起動したり、データを書き換えたりするなどパソコンに負荷をかけます。ウイルスソフトを起動していればすぐに検知されることが多いですが、未対応の場合は感染に気づかず、動作が重くなっていることがあります。

最近では企業のオフィシャルサイトに似せた感染サイトや巧みにウイルスプログラムをダウンロードさせる被害も出ています。なにかアクションを起こした後に動作が遅くなったときには直前の行動をメモしておくなど原因を絞り込みましょう。


■パソコンの動きを早くする方法12選

パソコンの動作を早くするのに、いまずぐできる簡単な対処法について4つ紹介します。

1アプリのアンインストール、不用なデータの整理・削除、同時に複数アプリを使用しない、再起動するです。ちょっとしたことに気を付けることで重くなっていた動作を改善できます。使っていないアプリをアンインストールする使用していないからとそのままになっているアプリはありませんか。インストールしているソフトは設定していなくてもスタートアップで起動していたり、知らないところで作動していたりすることがあります。もう使用しないアプリはできるだけアンインストールしてパソコンの負荷を軽減しましょう。

アンインストールは下記の方法で行ってください。1.スタートから「設定」を開き、「アプリ」をクリックします。2.右側にインストールされているアプリの一覧表が表示されます。アンインストールしたいアプリをクリックし、「アンインストール」をクリックします。3.アンインストールされたことを確認します。


2不要なデータを整理・削除するハードディスクにある不要なデータは整理して削除しましょう。削除によりハードディスクの空き容量を確保することで動作が早くなります。容量の大きいデータや普段使用しないデータは外付けハードディスクやDVDなどに保存しましょう。また、デスクトップにファイルがたくさんあると起動が遅くなるだけでなく、システムが不安定になりやすいです。デスクトップにはよく使うアプリのショートカットを表示するだけにしましょう。ファイルの保存はドキュメントにするようにしましょう。同時に使用するアプリを減らす同時にさまざまなアプリを起動しているとメモリが不足して動作が遅くなります。アプリごとにメモリを消費するので、使用量が上がるとメモリが不足してパソコンの処理が追いつかなくなるためです。ブラウザで複数のタブを開いて閲覧していることもメモリを多く消費します。タブの文字が見えないほどに重なってしまっている場合は、閲覧していないタブを閉じることでメモリーの使用を抑えられます。同じアプリでも複数の文書や表計算ファイルを開いていると同様にメモリを消費します。動画編集ソフトならたくさんの動画や画像を読み込んで作業をするときに動作が遅くなります。同時に扱うファイルの数を減らすことで動作は改善されます。作業に支障をきたす場合は、パソコンの性能を向上させる必要があります。

3定期的に再起動するパソコンを終了させるときにはいつもシャットダウンしているでしょうか。あまり気にせずノートパソコンの蓋を閉じたり、本体の電源ボタンを押しているだけだとスリープ状態になっている可能性があります。スリープ状態は起動を早くさせるためにアプリを終了させずに休止状態で画面を消します。スリープ状態を繰り返しているとシステムが不安定になることがあります。スリープをいつも使っている、意識しないで電源を消している場合は、定期的に再起動を行いましょう。再起動することでシステムの状態を初期化して動作を安定させます。起動が早いパソコンを使用しているなら電源管理から電源を切る操作を「シャットダウン」に変更すると、すべてのシステムを終了して電源を切るようにできます。

4常駐ソフトを減らす


スタートアップ機能に登録されたアプリは、パソコンの起動時に立ち上がりシステムに常駐します。常駐しているとすぐにアプリが開いたり、パソコンを最新の状態に保ってくれたりします。便利な機能ですが、常駐アプリが増えるとシステムに負荷がかかり動作が遅くなります。OS起動時に開く不要なスタートアップアプリを無効化して起動をはやくしましょう。


Windows 10でスタートアップを無効にする方法は以下の通りです。Windows 10でスタートアップを無効にする手順は下記の通りです。1.スタートから「設定」を選択し、「アプリ」をクリックします。2.左側のメニューの下にある「スタートアップ」をクリックします。3.無効にしたいアプリのチェックをクリックして「オフ」にします。Windows 11でスタートアップを無効にする手順は下記の通りです。Windows 11でスタートアップを無効にする手順「スタートボタン」上で右クリックして「設定」をクリック「アプリ」をクリックして「スタートアップ」をクリック「スタートアップアプリのリストからアプリを選んでオフにする高速スタートアップを有効にする高速スタートアップを有効にすると、シャットダウン状態からパソコンを素早く起動できます。起動が遅いと感じたら、高速スタートアップが無効になっていないかチェックしましょう。Windows 10で高速スタートアップの設定を変更する手順は下記の通りです。Windows 10で高速スタートアップの設定を変更する手順スタートを右クリックして「電源オプション」をクリックします。「電源とスリープ」が表示されます。「電源の追加設定」をクリックします。「電源ボタンの動作の選択」をクリックします。「システム設定」が表示されるので、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。下の方の「シャットダウン設定」にある、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」にチェックが入っているか確認します。Windows 11で高速スタートアップの設定を変更する手順は下記の通りです。Windows 11で高速スタートアップの設定を変更する手順タスクバーの虫眼鏡アイコンを選択して「コントロールパネル」と入力「コントロールパネル」を開き「ハードウェアとサウンド」をクリック「電源ボタンの動作の変更」をクリック現在の設定を変更して「高速スタートアップを有効にする」にチェックを入れて「変更の保存」をクリックシステムクリーンアップで不要なファイルを削除システムクリーンアップはごみ箱の中身の他、システムのキャッシュやアップデートに使用した一時ファイルなどを安全に削除できます。不要なファイルを削除することでハードディスクの容量を確保できます。また、キャッシュを削除することでシステムが安定することもあります。 Windows 10でシステムクリーンアップを行う手順は以下の通りです。Windows 10でシステムクリーンアップを行う手順は下記の通りです。1.タスクバーから「エクスプローラー」をクリックします。2.左側のナビゲーションウィンドウから「PC」をクリックします。3.ディスククリーンアップを行うドライブを右クリックして、「プロパティ」をクリックします。4.「ディスクのクリーンアップ」をクリックします。5.下にある「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。6.削除する項目のチェックボックスをチェックし「OK」をクリックします。Windows 11でシステムクリーンアップを行う手順は下記の通りです。Windows 11でシステムクリーンアップを行う手順「スタートボタン」上で右クリックして「設定」をクリック「システム」内の「記憶域」をクリック「「ローカルディスク」内の「一時ファイル」をクリック「一時ファイル」内の中から一時Windowsインストールファイル、縮小表示、インターネット一時ファイル、Windows エラー報告とフィードバックの診断、配信の最適化ファイル、Windows アップグレードログファイルをチェックして削除ドライブのエラーを修正する長くパソコンを使用しているとデータの書き込みや削除に失敗してエラーになる箇所が出てきます。エラーが増えるとファイルが正しく開かなくなる、動作が遅くなる、起動しなくなるなどの不具合を起こします。ドライブのエラーチェックを行うとハードディスクにエラーがないかチェックして、自動で修復してくれます。1〜2年に1度程度ドライブのエラーチェックを行うとよいでしょう。Windows 10でドライブのエラーを修正する手順は下記の通りです。1.タスクバーから「エクスプローラー」をクリックします。2.左側のナビゲーションウィンドウから「PC」をクリックします。3.ディスクエラーのチェックを行うドライブを右クリックして、「プロパティ」をクリックします。4.「ツール」タブをクリックして「エラーチェック」の「チェック」をクリックします。Windows 11でドライブのエラーを修正する手順は下記の通りです。Windows 11でドライブのエラーを修正する手順Windowsキー + Xキーを同時押し後、一覧から「エクスプローラー」を選択「PC」を選択「ローカルディスク(C:)」上で右クリックしてメニューから「プロパティ」を選択「ツール」を選択して「チェック」をクリックPINコードもしくはパスワードを入力「ドライブのスキャン」を選択スキャン後、「閉じる」をクリックPCホスピタルにパソコンの動作を早くするサポートを依頼する場合はこちら。デフラグを実行するパソコンはデータを空いている領域に順次書き込んでいきます。長く使っていると一つのファイルデータが分かれた場所に書き込まれるようになります。システムとしては問題なく動きますが、データを読み出すのに徐々に時間がかかるようになります。この断片化したデータを整理することで動作が早くなります。断片化したデータを整理するソフトがデフラグと呼ばれています。数年に一度程度定期的にデフラグを行うことで起動や動作が早くなります。デフラグはエラーチェックと同様にドライブのツールから実行できます。Windows 10でデフラグする手順は下記の通りです。1.タスクバーから「エクスプローラー」をクリックします。2.左側のナビゲーションウィンドウから「PC」をクリックします。3.デフラグを行うドライブを右クリックして、「プロパティ」をクリックします。4.「ツール」タブをクリックして「ドライブの最適化とデフラグ」の「最適化」をクリックします。Windows 11でデフラグする手順は下記の通りです。Windows 11でデフラグする手順Windowsキー + Xキーを同時押し後、一覧から「エクスプローラー」を選択「PC」を選択「ローカルディスク(C:)」上で右クリックしてメニューから「プロパティ」を選択「ツール」を選択して「最適化」をクリック「状態」内のドライブを選択して「最適化」をクリック自動メンテナンスを確認Windowsの自動メンテナンスはソフトウェアの更新やセキュリティスキャン、システム診断などを行う機能です。Windowsの自動メンテナンスが作動すると動作が遅くなります。作動時間を夜間にするなど使用に合わせて調整しましょう。

■Windows 10の自動メンテナンス時間を変更する手順は下記の通りです。

1.スタートから「設定」を選択し「コントロールパネル」をクリックする。

2.「システムとメンテナンス」を選択し、「セキュリティとメンテナンス」をクリックする。

3.右側の「メンテナンス」項目の右側にある「V」をクリックし、展開する。

4.「自動メンテナンス」の下にある「メンテナンス設定の変更」をクリックする。

5.「自動メンテナンス」が開くので、「メンテナンスタスクの実行時刻」の時刻を都合のよい時間に変更する。