一、自己に靈あるを未だ見しものなきが如く、宇宙本体に大神靈あるも捉え見るを得ず、唯靈は靈によってのみ知る。自己に靈あるは、宇宙本体に神靈ある確証なり


一、神の敵は自己心中の悪魔のみ、神に組みして汝心中の悪魔と戦へ。


一、悪魔を征伏(せいふく)するは、神と、神に従ふ真人(しんじん)のみに得らる。人は神の子にして、神は人の味方なり。神は人を悪魔の手より救はんとして汝と戦はん。


一、一大神軍の許(もと)に団結せよ。この外(ほか)に勝利者たる途(みち)なし。此の一大神軍には敵中に味方現はれ、反する者は味方の中に敵現はる。神軍に敵はなし。神軍に反する者の銃口は己に向ふ。危ふし。危ふし。 


一、一大勇猛心を以て神軍に参加せんか、忽ち万人彼の味方となる。況や一国団結して精進なさんか。忽ち暗雲去って、光明無上の理想社会足下に展開せん。


一、神も亦怒りもし、笑いもし、泣きもす。去りながら、人と神とに区別あり。神の怒りは生かす為、人の怒りは身を殺す。神に従え、神の子となれ、不死の世界はそこにある。