大谷は通訳同伴で「僕も話しかったので嬉しく思っている。関係者の皆さんもファンの皆さんも厳しい一週間だったと思うが、皆さんも含めて我慢していただいてありがたいと思っている。僕自身も信頼していた方の過ちというのを、悲しくショックです」と切り出し、「現在進行中の調査もあるので、今日話せることに限りがあるのをご理解してほしく、ここにまとめたメモがあるので、何があったか説明したい」と伝えた。 続けて、「僕自身、何かに賭けたり、スポーツイベントに賭けたり、頼んだこともないですし、送金を依頼したこともありません」とし、「数日前まで、彼がそうしていたことも知りませんでした。結論から言うと、彼が口座からお金を盗んで、僕の周り、みんなにうそをついていた」と語った。 大谷は真実について、「先週末、僕の代理人に対して、メディアの方から、僕が違法なブックメーカー、博打に関与しているのではないかと連絡がありました。一平さんは僕にこういった取材があることを僕には話していなかった。代理人には一平さんには某友人の借金の肩代わりをした、支払ったと代理人にも話していた」と明かし、翌日に「尋問で『借金は自分のもの』一平さん自身が作ったものと説明しました。そこで僕が肩代わりしたと代理人に話した。そしてこれらはまったく、全てが嘘だった。取材依頼も(大谷に)伝えてなかったし、代理人の人たちも彼とコミュニケーションを取っていたと嘘もついていた」と明かした。 大谷自身が知った時期についても説明。「僕がこのギャンブルの問題を知ったのは韓国での開幕戦後のチームミーティングです。そのミーティングで彼は英語で話していて、通訳もいなく、完全に理解できていなく、何となくは理解できていたが、何となく違和感を感じていた」という。そして、「彼は僕に対して、ホテルで帰ってより詳しいことをふたりで話したいので、待ってくれと言われたので、ホテルまで待つことにした。ギャンブル依存症であることも借金があることも知らなかった。同意もしてませんし、送金を許可もしていない」と語った。