ヌーソロジーその1|angelspace @Jun_Onishi #note https://note.com/angelspace/n/n573726fe7188
■目次
ヌーソロジー
素粒子
実と虚
目の前の空間は私たち自身
本当の宇宙は心の方向にある
最後に
ヌーソロジーに出会って、僕がすごいと思ったのは、三次元とか四次元とか、空間についてのイメージが明確になったことでした。
空間認識を変えるということが、ヌーソロジーの目指すところなのですが、そもそもこの空間認識が間違っていることから、いろんな問題が生まれてるんだよということなんです。
■素粒子
素粒子についての研究は、今かなり進んできていて、素粒子自体がどうやら高次元内部空間を持っているらしいということは、アカデミックの世界でもわかってきています。
しかし、問題はその内部空間が虚数という数学的概念を使わなければ描写できないことから、イメージができないというところにあるのだと思います。
素粒子の内部空間は次元が異なります。それは人間の無意識構造を形作る高次の空間であるとヌーソロジーは考えていて、そのことを説明するために、物理学、哲学、宗教、占星術、心理学、スピリチュアルなど、さまざまな角度からの検証をしようと試みているわけです。
素粒子は現代の科学では、最もミクロですが、その運動を描写するために、波動関数が使われます。するとどうしても出てくるのが、虚数という数学的な概念なんですね。その数字を使わなければ描写できないのが素粒子とも言えます。
現実の世界においては、実数しかないので、いわゆる人間の空間認識は実数をもとにイメージするしかないわけですね。なので、虚数と言っても、現実世界の延長というような捉え方しか、できないできたのが、人間だということになります。
それが故に、中身についてはよくわからないけれど、利用できるから利用しようということで、発達してきたのが今の現代文明であるわけです。
電気を使うことで、人間はとてつもない発展を遂げてきたわけですが、それを支える電気の正体については、実は知らないままに利用だけしてきたということになります。
このあたりについては以前書きました。今日書いてる事とも重なるので、ここに貼っておきます。
■実と虚
素粒子の内部構造は、虚の世界ですが、この虚数で表されるものが、人間の無意識構造であり、高次元空間であるとしたら、それはそもそも物質世界の延長ではないということになりますね。
素粒子の世界は物質世界の裏側にある世界であるとヌーソロジーは定義しています。物質世界の裏側ということは、霊的空間と言えるわけです。それはシュタイナーが言っていた定義から言えば、エーテル空間ということになると思われます。
それらは、人間の無意識空間であり、そこに人間の精神があるとも言えるわけです。ですから、素粒子空間=霊であるとも言えそうです。
■目の前の空間は私たち自身
現代の科学的な認識では、素粒子は物質の最小単位であり、物質は空虚な、ただの物質であると捉えています。
しかし、ヌーソロジーの観点からは、素粒子は人間の無意識を形作るものであって、それは精神そのものであると言えるわけです。
物質というのは、無意識や精神が裏返ってこの世界に現れてきているものなので、それは空虚なものではないということです。
実数と虚数は裏返っています。実数の世界が物質世界で、虚数の世界が霊的世界で、それらはメビウスの輪のように反転してつながっているということになります。
無意識や精神が反転して出てきたものが物質であるということは、目の前の物質空間が私たち人間そのものであるということにもなるわけです。
物質と精神、空間と心というのは、本来つながっているというのが、本来の姿なのですが、それを忘れてしまったのが、今の人間の姿ではないかということをヌーソロジーは言っているわけです。
今、人間は分離してますよね。物質と精神が物理的につながっているとは、考えませんし、心は、空間の中にぽつんと孤独に存在していると感じている人が多いのではないでしょうか。
その結果、私たちの世界にはたくさんの問題が起こってきていると言えると思います。文明の行き止まりというような閉塞感の正体はそういうところにあるのかも知れないと思います。
ミクロの世界では遺伝子操作であるとか、核兵器の開発がありますし、また、あらゆる分野において、個としての尊厳が軽く扱われ、多くの魂はそのルーツを奪われ、存在意義を見失ってしまっているように思います。
こういう、いわゆる文明の危機と言われるような問題の根っこにあるのは、空間認識が間違っているからではないのか、だから、空間認識そのものを変えないといけないのではないのか、ということがヌーソロジーの言っていることですね。
■本当の宇宙は心の方向にある
今の社会は、外に外にと膨張して、発展してきたわけです。その流れで、地球から外に出ようというような意識で動きがちだと思います。足りなければ外に答えを求める訳です。原因を外に求めることでもあります。しかし、外に出ても何もないんですね。外に行けば行くほど、虚しくなっていきます。
そのベクトルを変えるべしということです。心の内側に本当の宇宙があるということは、私たちの無意識こそが、真の宇宙であり、そちらの方向に進むことが、外部宇宙に出るために必要なことなんだということです。
実際のところ、その方向に次元の上昇もあるんですね。空間認識を変えるということは、三次元から四次元に出るということでもあります。
そして、三次元から四次元に出るということが反転するということでもあります。ひふみ神示の中で書かれている、グレンということのいみは、きっとこのことだろうと僕は思っています。
そして岩戸開きの本当の意味もここにあるのでしょう。第三の目を開くということもそうですし、結局は空間の認識を変えるということだと思います。
■最後に
僕は今、占星術の勉強をしていますが、それは星を読むことが、魂を読むことと同義であると思ったからです。なぜ、こんなにホロスコープが機能するのか、ヌーソロジーの空間認識をベースにするならば、当然と言えると思います。
ホロスコープを読めるようになるということの本質は、たぶん空間認識と関係していると思います。空間認識をを変えるための練習としても、ホロスコープを読むという行為は、有用だろうと思います。
それは、ハウスの構造的な特徴として、あなたとわたしの双対構造があるということからも言えると思います。この構造を理解していくと実は空間構造を開く方向に、ベクトルは向かっていくみたいな感じでしょうか。