ウエサク祭り
有名な1975年からの大虐殺ですよね。当時カンボジアは人口 800万人、この小さな国で実に 300万人近くの人間が虐殺された事件は記憶に新しいです。
そこで何が失われたと思うかな。
調べますと、カンボジアでの知識人、文化人がターゲットになり虐殺されたのです。失われたのは文化、知識、技術がメインです。日本を例に揚げますと伝統の「能」それに関係するすべての人達、記録、楽譜、舞台、設計図が抹消されたとしますと、二度と「能」を再現できなくなるらしいです。歌舞伎でも同じことですが、伝統芸能、伝統技術というものを伝承するには体系による総合力が不可欠で、その体系がすべて抹消、抹殺されますと再現が不可能となるらしいです。
世界の地層研究から、過去に地球に大変動、大洪水があったことは知っているだろう。
1万 6千年前の青森文明は、その 2000年後から始まったヤンガードリアス期、その終焉により、海面が 40メートル上昇したことによって水没したのでしょうね。これはノアの方舟として聖書に残された記録のやつですよね。
そのヒントは、青森から出土する平成 21年に国宝となった土器、有名な遮光器土偶、シュメール像に在る。また、海底に沈んだ青森文明の王宮、龍宮城からは大型石を彫刻したカメが発見されているのを知っているかな、それもヒントの一つじゃ。
発見された像で共通するのは「大きな目」です。石で出来たカメが発見されたということは、最初に青森に飛来したエイリアン(龍族)は、いつしか青森からは去っていたってことですよね。人々は伝承をもとに亀の石像を作り、竜宮城のような建物を造ってエイリアンの再来を願っていたのかも知れません。この海中遺跡はナスカの地上絵、石の亀はモアイ像と同じ目的だったのでしょうか。青森文明後の海底遺跡が発見された場所ですが、遮光器土偶で有名な亀ヶ岡遺跡からわずか 15キロしか離れていない海岸沖です。青森県日本海側にある鯵ヶ沢沖 200メートルの海底でした。付近はアイヌ語の地名も多く、南には万座環状列石、野中堂環状列石、北には小樽市三笠山の忍路環状列石、大石神山など、多くのストーンサークルが残されています。その野中堂環状列石に近い黒又山は地元では「クロマンタ」と呼ばれていますが、この名前の由来はアイヌの言葉で「神々のオアシス」と言われています。黒又山は全山が階段ピラミッドに似た 7段から 10段のテラス状の人工構造物で、頂上部分では立石や 7列に並ぶ規則的に配列された円弧状の配石を持つピラミットで有名ですね。青森に降り立った龍族は、エネルギー補給装置を作っていたのでしょうか。まるでそれを証明するような遺跡群とピラミットと思えてなりません。
1万 6千年前に飛来した龍族は、現在の青森海岸沖、出雲海岸沖、和歌山海岸沖に次々と拠点を造っていった。龍族は人間の住む陸地を避けて、海上に造っていった。人間の居住地から離れた海岸沖を拠点にしたのじゃ。日本人の遺伝子の特徴を知っているかな。
遺伝子ですか、研究では南米のインディオ、ボルネオのドゥスン族が私達の一族だとは判明しています。
青森文明で日本原住民と異星人との遺伝子が交わったのじゃ。その交わった日本人の子孫は主にシュメール、チベット、モンゴル、その後、地中海や南米に広く分布することになる。日本人は今の中国、韓国人とは全く違う遺伝子を持っているのじゃ。
学がやっと証明してくれたのですね。南米のインディオに、なぜ郷愁を感じるのか、キルギス、チベット、ブータンの人達に、なぜ同じ魂を感じるのかがやっと分かりました。調べてみますと、この遺伝子の特徴は、助け合いが好き、意志が強い、先進的な技術開発を得意とする、和が好き、お人好し、他人の気持ちが解る、などらしいですね。
キルギス国を知っているかな。キルギスって旧ソ連邦構成国の一つですよね。中央アジア地域の北東部に位置する共和国で、北部国境をカザフスタン、南側をタジキスタン、西側をウズベキスタン、そして東側を中国に接しているシルクロートでの要(かなめ)、ハブ的な位置にある国とも言えますね。特に南東部は天山山脈に連なって国土の 80%を高地が占める山地のようです。国土は日本の約半分、国民は約 580万人、その 7割がクルグズ人ということです。
シルクロードの要、キルギスの古代からの伝承を調べることじゃ。キルギス人の伝説で「大昔、キルギス人と日本人が兄弟で、肉が好きな者はキルギス人となり、魚が好きな者は東に渡って日本人となった。」という古来からの伝承が、現在でも普通に話されているようです。またキルギス人と日本人は顔がそっくりです。
鞍馬山のウエサク祭、キルギス共和国との関係も調べてようかのぅ。
ウエサク祭とは、五月の満月の夜に鞍馬寺で毎年行われる奇祭ですね。キルギスにはウエサク渓谷という所がありました。ここでも、ウエサク祭が行われています。どうやら釈迦に関係したお祭りのようです。
もう少し詳しく調べてごらん。
鞍馬寺のパンフレットには、このように説明されていました。「五月の満月には天界と地上の間に通路が開け、ひときわ強いエネルギーが降り注がれると言う。この夕、満月に清水を捧げ心のともし灯を輝かせつつ、降り注がれる神秘的なお力を身に受けて、自分とすべてのものの『目覚め』のための熱い祈りを捧げるのが、光と水と聖音の祭典『五月満月祭(ウエサク祭)』である。ウエサク祭典は三部に分かれ、第一部は『きよめ』の祈りであり、祭典に集う人々は、まず自己と場の浄化のために魔王尊を讃仰する。月が天頂に近づくころ、一人一人が持つ純粋無垢な心の象徴の『心のともし灯』に灯が点される。祭場がともし灯に埋まると、銀碗に清水を満たし月に祈りを捧げる。次にともし灯を高く掲げて、真実に生き抜くための強い力を与え給えと『お力の宝棒』の加持を受け、月光の降り注がれた明水を分かち頂き、慈愛のみ恵みを心に満たす。そして第二部では、月光を受けながら大地に腰を下ろし静かに『はげみ』の瞑想を行い、夜明けの近い第三部には、智慧の光を輝かせ真実に生きることへの『目覚め』を象徴する聖火が天を衝いて上がる。最後に全員で『心の書』を唱え魂の夜明けを迎える」これって宇宙エネルギーを迎える祈祷のような祭りでしょうね。ウエサク祭を要約しますと「その宵は、天界と地上の間の通路が開けるので、この宵を期して魔王尊に祈りを捧げ、救世主の再現を願う」ということです。話はキルギスに戻るのですが、一つ、キルギスの伝説で奇妙なものがありました。
ほぅ、なんじゃな。
キルギス人の一部でしょうが「自らを赤犬の子孫と称した」とあるのです。その犬というのがエジプトの壁画に描かれているアヌビス神です。この神は、エジプトでも古い時期から崇拝されていた神で、犬またはジャッカルの頭部を持つ半獣半神、またはジャッカルそのものの姿で描かれた神のことです。さすがはシルクロードの要、キルギスですね。日本とエジプトの中継地点とも言えるでしょうね。
1万 6千年前、日本に降り立った龍族エイリアン達、彼らが最初に地球を訪問したのは 3万年ほど前じゃ。最初は、ボルネオ原住民と龍族とのハイブリッドを作ろうとしたが、原住民 DNA資質が適合せず不成功に終わった、ボルネオでは文明は育たなかったのじゃ。
どうして東南アジアのボルネオを地球で最初の基地にしたのでしょうか。宇宙船航行エネルギーが「キナバル山」から得られたのじゃ。そこはエイリアン達が発見した地球で最初の航行エネルギー供給地だった。しかし、自然の山では、供給されるエネルギー純度はとても低かった。そこで人工的な補給装置を地球に建設する必要ができた。その建設には人間に協力させる必要があったのじゃ。エリイアン達は地球全土で適切な遺伝子、優秀な遺伝子を持つ人類を探し求めていたのじゃ。
ボルネオの原住民でのハイブリッド化は不成功に終わったのでしたよね。
そこで注目したのが日本の青森で発見した海洋民族の集落という訳じゃ。漁をしていた浦の嶋子を海上で採取、捕獲した嶋子を、彼らの本国、本拠地に連れ帰った。そこで青森民族の改良見込み度、資質、遺伝子を調べ上げ、自分たちに協力しうる資質がある、と結論づけた。浦の嶋子は現在で言うアイヌ・沖縄系原住民じゃった。なるほど、徹底的に資質、適正を調べたのですか。そのため浦の嶋子がモルモットとなったのですね。そのテストの結果、地球上?あの人間で一番適していたのが青森の海洋民族だったということでしょうか。そうじゃ、まず精神性が他の地球人より格段に高かった、争いとは無縁の種族だったのじゃ。それと美的、芸術的センスが既に養われていた。船舶、文字をすでに使いこなし、日本だけでなく東南アジア、南米、ロシア、北欧まで進出する国際性と勇気、強い意志を持つ民族であると判断された。龍族にとっての一番の価値観は「尊厳」であるが、浦の嶋子の長い観察により、それさえも青森の海洋民族は兼ね備えていたのじゃ。青森の海洋民族が、地球の人間の中から厳選された人間、つまり龍族から選ばれた民だったのですね。
龍族は何千年もボルネオで遺伝子操作を繰り返したが、文明を築く人間には改良出来なかった。龍族達は、地球で優秀なハイブリッドを作り上げ、地球全体に、自分たちと話し合える人間を広げていこうと計画した。その計画により、文明と言われる高度な社会体系が、日本の青森から始まることになった。は浦の島子が出会った龍族がもたらした文明、高度な社会運営システムと知識がもたらされることになる