日本人の心に古来から吹き込まれている日本精神・神の道という道は、天地自然の法則に基づき、日本人はそれにより統一されてきたのである。
それは、日本人が結束する精神でもある。それゆえ、長い間日本民族の間に受け継がれて来た忠孝の道、親は子を大切にし、子は親に孝行を尽くす。そして親子一体、夫婦一体、国家と国民が一体の生き方、すなわち日本精神に従ってゆくことにより、共存共栄が得られる道なのである。
つまり日本民族の一貫した流れの中に、秩序整然とした理法がある。その長い間に出来上がった秩序、精神が、日本精神といえる。日本の家族制度というものは、人為的でなく、自然に発達した実にすぐれた合理的な組織である。
だから各家庭にあっては、親がいかに年を取り力を失い、また無学であり、子がいかに若くて勢力があり、学問をしていても、親は親としてどこまでも立ててゆく習慣が昔から残っていたのである。
開国の祖・国家の中心も、またそれと同様に立ててきて、そこに偉大なる団結力が生まれ、今日まで進んできたのである。
蜜蜂は昔も今も少しも変わりなく、女王蜂を中心に秩序整然と団結している。そして虎でもライオンでも倒してしまうほどの偉大な力を持っている。このことを見ても、精神的団結ということが如何に偉大な力を発揮するかということがわかる。
その肝心な精神的団結を、今日の日本人は失ってしまった。そして、大和心・日本魂という最も立派な自国の精神を忘れ、新しい外国の思想にとらわれている。
日本精神は世界精神でもある。だから真の日本精神に立脚してゆくと、世界のいずこの人とも円満に共存共栄してゆくことができるようになる。
一輪の花は、雌しべ、雄しべ、花弁、ガクにより成り立っているが、みな同じ目的に向かって働いているのであって、別々の目的を持っていない。中心の雌しべを全部のものが守り、その雌しべの中に秘められている永遠の生命を受け継ぎ発展させるところに目的があるのである。これは全人類にも同じことがいえるのである。
ところが、日本に長い間伝わっている日本精神、つまり国家民族の中心としての皇室、一家の中心としての親、そして年寄りを大切にし、尊敬してゆくという気風により、他国が模倣することのできない偉大な団結力があったということを、日本人自身が忘れてしまっている。そして、他国により押し付けられた民主主義・主権在民によって、皇室を無視し、多数決によって事を運ぼうとしているが為に、扇子の要が無くなったような状態に陥ってしまった。
それゆえ、日本人は根本をはっきり見出して、即刻日本本来の姿に立ち戻らなければならない。そこに他国が犯すことのできない偉大な力が生まれるのである。
この際、一億国民が真の日本精神に目覚め、一切の私利私欲を捨てて立ちあがり、欧米物質科学文化の欠陥を補ってゆけば、今の物質文化が、真に人類を益する文化となり、人類は神の道にかなった本来の正しい姿に立ち返るようになる。
そして、我々の祖先が、過去に営々と励んできた努力が有意義に実を結び、子孫が永遠に発展できる素晴らしい社会を築くことができるのである。
また共存共栄の大和(だいわ)の精神によって、世界の「廃藩置県」が断行され、世界が一つになって、人類が世の初めより求めて得られなかった「共存共栄の理想社会」を建設することができるのである。
(大塚寛一先生教え骨子)
(下記は、信者ではない友人マイケル様のブログから)
http://blog.livedoor.jp/mysticart/archives/1820026.html