(55)「『真理の極点』が人間と一体化し、最高の境地に入られる時代に」
アナウンサー: 大塚先生、今朝は一般の宗教と、それから、真理教室とはいったいどういうところが違うか、お話を伺ってまいりたいと思うんですが。
総裁: 一般の宗教は、今から見ると、数百年・数千年前に現れてきて、そうして、まだ時期が本当に円熟・到達していなかった。だから、はるか理想のかなたに見て、そしてそれを言葉の上に現して、そしてその方法によって人を善導しようとしていたのである。
ちょうど喩えで言うえば、遠方のほうに御馳走(ごちそう)を眺めて、そうして、それをいろいろに書いたり、言葉によって説明していたのである。
それは、確かに間違いはない。ないけれど、眺めていて知った範囲内は、五感から入った間は、血ともならず肉ともならず、現象が伴わないのであります。
けれども、「天の時」はもうすでにここまで来てしまって、人工衛星が飛び、宇宙船が出来るようになって、そうして、その釈尊やキリストが遠方に眺めていた「理想の極点」というものが地上に来て、人間と一体化してしまったのである。
ちょうど言えば、遠方にある「真理」のが、五感をもって知っただけでなくして、人間と対等・一体化して、そうして、それが現象となって働く時期に直面してしまったのである。
それだから、キリストやお釈迦さんが理想として憧れ、求めんとして得られなかったことが、今日は「宗教以上の科学」「実在の原理」によって、全部が満たされる時期になって、そうして、日々集まる多くの人が、想像を絶した大きな「奇蹟」の現象によって救われつつあるところに、わしの開いた「真理教室」と一般宗教とは大変な開きがあるのである。
だから、従来のは観念的、非科学的唯心の観念論に落ちてしまって、ちょうど哲学とあまり大差はないのであります。
けれども、本当の「真理の究極点」に入っていくと、現実と一致して、実証が現れそうして、最高の境地に入られるところに大きな開きがあるです。
アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました❗