(43)「『偉大な力(霊力)』に会うと『人間に内在する力』が働き、病が消滅する」
アナウンサー:先生、今朝は昨日もお伺いした「三世救済」をより詳しく説明していただきたいんですが。
総裁:世の中には、万有に共通した「一つの軌道」がある。その軌道に順応していくときには、そのものにとって平穏無事、最も幸せな境涯が得られるのである。
それが環境やいろいろの事情でその軌道から押し曲げられ、そして特に人間は知恵というものがあるために、過去の経験やいろいろなもののために錯覚を起こして、そして軌道から脱線して、脱線することがまた因縁となって、そして次々と正しい軌道から脱線していく。
そして、悩み苦しんでおる。人間ほど悩み苦しんでおるものは他の動物におそらく見当たらない。そういうふうに悩み苦しんでおる。
それが「真理の究極」に入って、「偉大な力」に会っていくと、その人自身が正しい状態に戻ってきて、そして「本然の姿」に帰る。そのときに事故・災難から病もみな消えるのである。
病が消えるというのは、その生理機能をいろいろの因縁によって妨げられておるのが、正しい姿に戻ると、そうすると偉大な力が働いて、そうしていかなる病でも消滅してしまう。
特にお産なんかのように苦しんでおるような人も、本然の正しい姿に戻ると、無痛安産で立派な子どもが生まれてくる。それなんかも「内在しておる非常に強い力」が働き出してくるのは、本然の姿に戻れるところに、そこに原因がある。
だから、人為(じんい)を加えないでも自然のうちに戻れば、みな好転してくるのであります。
アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました❗