(42)「『真の真理』と『三世救済』について」
アナウンサー:おはようございます。大塚寛一先生、今日は三世救済についてお伺いしたいんですが。
総裁:当教室は真理教室と言っておる。「真理」というものは現在はもちろん、未来にも、また過去にも全部に、両方通じているのである。
真理は一切のものに共通して、そして差し障りがないところで、そこにいたって、本当の真理ということになってくる。
だから、従来の真理は観念的なのであって「真の真理」には入りきっていなかった。それがために、現世を救おうとして、なかなか容易に救われないで、そうして死後救済に重きを置いておいたのである。
けれども、その死後救済もほとんど救済されていなかった。それは、観念論の上だけの「神」であり「真理」であったために、理想として立てたけれど、現実が伴わなかったのであります。
然しながら今では、それ自体が非常に進んできて、すでに「天の時」が来て、そうして観念でなくして「実在の原理」一切のものの「本源の法則」それに到達出来て、そこに立って働くときには過去にも、現在はもちろん、未来一切に共通して働くところに、三世が救われる原因があるのであります。
同時に、「真の真理」は観念でなくして、そして同時に現象が伴なってくる。それで、この真理教室に来られる人は、過去にさかのぼって、いろいろの悪因縁が消滅して「本然の姿」になるところに、そこに、その人の過去から与えられておる天分の最高度を発揮で出来て、そうして今までの災いが転じて、そして、奇蹟的幸福が連続して起こるところに、そこに「真の真理」である所以(ゆえん)と価値があるわけです。
アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました‼️