皆さんこんにちわ!ロニサランガヤでございます。本ブログでは1936年に上梓され80年間、誰の目にも触れることなく眠っていた人類大救世主大塚寛一先生の秘蔵図書「暗夜の光明」を中心に発信しており、特定の団体にコピーライトのあるものは発信・公開を控えております。大塚寛一先生は、実は昭和38年(1963年)当時、半年間だけ、ラジオ番組にご登場され「今日も楽しく、大塚寛一先生真理教室」なる題目にて日本人に貴重なお話をされておられました。これは、その時の貴重な録音テープお越しでございます。一部、口頭表現にて、わかりにくい処は表記を変更しておりますが、すでに対外的に一般公開されたものということで、ロニのブログ読者の皆様にも公開させていただきます。「心の眼」で拝読願います。尚、本シリーズは全部で76回となります。(ちなみに「暗夜の光明」は、全48ページを23回に分けて皆様に発信しております。)
神軍リクルーター ロニサランガヤ
ラジオ放送『今日も楽しく』<大塚寛一真理先生教室> (昭和38年6月~11月30日)


(39)「万病が癒され、運命が好転する原理」


アナウンサー:先生、昨日もこの真理教室で、病気とか他の悩み事が解消する原因についてお伺いしたんですが、今朝もこういった病気とかあるいは悩み事が解消していく原因を、より具体的に例を挙げてお話ししていただきたいんですが。



総裁:ちょうど言えば、ガラスの上、ひと握りの鉄粉を投げると非常に乱雑になっておるが、中心にマグネットの強いのを持っていくと、後光がさしたように、ひとつ残らず整然として整ってくるのである。


だから「霊力」のそういう人に触れていくと、そのように細胞分子が秩序整然としてきて、そして「生命力」が最高に働き出していくところに、万病が癒(い)える原因をもっているのである。


それは一個人の肉体の上にもその原理が現れておるが、また一国を治め、一家を整えていく上にも、その原理がみな働いている。


だから、優れた良将が立ち上がると、末端の兵卒に至るまで命令が電気にかかったように通じていって、非常な強い力を発揮する。もしその中心になる人が統一を欠いていたなら、命令が下まで続かないのである。


だからちょうど、豊臣秀吉のいる間はあらゆる英雄豪傑が下におり、統率されていたが、(豊臣)秀頼になってくると、加藤清正までが離ればなれになってしまう。 


だから、日本人が明治時代には朝鮮から満州の奥まで行っても、一人で入って行っても、向こうが恐れをなして、力以上に発揮していたのである。


ところが一旦、敗戦を迎えてくると、三国人が汽車の中で、大勢の中で2、3人暴れても、手も出なくなるように、個人でも一家でも国家でも、みな精神力の統一のいかんによって興亡盛衰が分かれていくのであるのである。


だから、物質は有限にして働きの限度が決められておる。けれども「無形の精神力」は「無限の偉大な力」を発揮すること。そこに悪因縁が消滅して、万病が癒(いや)され、運命が好転する原理があるのです。


アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました‼️