(37)「『真理教室』から見た『理想の医学』」
アナウンサー:今朝は大塚先生にお伺いしてまいりますが、先生、今朝は現代の医学、これについて真理教室ではどうご覧になっているかお伺いしたいんですが。
総裁:現在はご承知のように、物質科学文化といって、有形的物質を微に入り細に入り末端へと研究して発達してきている文化である。しかし、人間は有形の肉体と無形の生命・精神と両方相まって生存ができ、健康が維持できているのである。
それを完全な医学として万病を癒(いや)そうとするのには、精神と有形の肉体、両面から入って初めて完全な治療法ができると思うのである。
だから、一般の人は病、現れてきておる病の根本原因を差し置いて、現象だけを物質による薬物、また治療によって治そうとしておるところに、そこにまだ未完成の域を脱していないのである。
本当は、進んできた医学は、部分的に切除するのではなくして、完全な「本然の姿」に引き戻していくところに、そこに「医学の最高の究極の理想」がある。
みな薬にしても「応病与薬(おうびょうよやく)」ということがあって、その人に適した薬物を適量に用いて治るときだけが薬であって、いかな良薬でも分量を誤れば毒薬に変わる。それぞれの身体の受け入れ態勢によって、大変な違いがある。飯を食べても酒を飲んでも、みなそれぞれ受け入れている分量が違っているのである。
それを脈を診(み)て、その人の病状と受け入れ態勢とがはっきりわかって、それに適合した薬が調合できて、初めて完全な治療法が生まれる。それは、よほどの名医にして初めて出来る。もしそれを誤ったなら、治さんがために逆効果を生じる、非常に恐れるべき結果が起きておるように思うのであります。
アナウンサー:大塚寛一先生、今日も貴重なお話、誠にありがとうございました‼️








